呪縛

この街を出ていく、そう先週決めた。

今日は昼から区内の美術館に歩いて行った。その間に、父に連絡した。反対された。
医療費や奨学金の支払いなど、金銭的に私にはもうとうてい無理なのに。縛り付けられて、管理下に置かれて。反発しても、家の契約を親がしているからどうにもならない。
怒り悲しみ悔しさみじめさをアスファルトにぶつけた。アスファルトの方が強くて、私は負けそうだった。

でも、歩いて帰ってこれた。

戦いはまだ続く。人生をかけた戦い。

男尊女卑の話vol.2はまだ書けていません。

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