マトモな人はまともに生きていない
マトモな人生ってどんなんだろうって考えたらやっぱり偏差値55くらいの大学に指定校推薦で入ってちょっとお洒落なバイトとサークルに勤しんで就活は周りと足並み揃えてみんしゅうに書いてあることべらべら喋ってメガバンとか商社で一般職に就いて9時5時ホットヨガな生活して出会いがないとか言いながらちゃっかり学生時代の友人と再開から交際が始まって26歳くらいで結婚と妊娠を経験して周りにいる似たような境遇のママ友と愚痴を言い合って二人目も授かって気が付いたら子どもはみんな成人してて自分は50歳で、みたいな生き方だった。
それはそれでずっと「フツウ」でいられそうだし「世間」から大きく外れたり批難されたりっていうのもあまりなさそうだし、安全な感じはするけれども。
それって楽しいのかなあって。私にとってはね。
別にわざわざリスクを冒すのを推奨するつもりはないけれど、どうせ生きるなら自分が満足いく生き方したいし、となると私はたぶん妻とか母親としてだけ生きるっていうのは息が詰まると思うし、できないなあって思う。
ただみんなと同じでいる安心感がものすごく強い人とか、そもそも家庭に入るっていうのがめちゃくちゃ合ってる人もいるんだろうし、私の生きていきたい生き方がぜったいにみんなに共通していい生き方だなんて言えない。
それでも私は模索して「私」として生きていきたい。
まともに「私」でいたい。
私の中に「世間」の「マトモさ」はあまりないけれど、私らしさは「まともに」備わっている(と思う)。
だから私は「マトモ」に生きられないし生きたくもないけれど、「私」をまともにまっとうしたい。
今日も小1女子とうんていをしました。
この前2個とばしの補助をしてあげた子が今日ひとりで2個とばしできてなんだかハッピーでした。
そういえばその子はスキップのできない人にスキップを教えるのが上手らしいです。私は残念ながらスキップできるんですけど、教え方を知りたいなって思ったので今度聞いてきます!