しずかな野望〜オフィス・プロレス(仮)〜
(先に断っておきますが、わたしにタイトルなどのセンスはありません)
さて、皆さん!!
突然ですが、職場でめちゃくちゃに暴れまわりたいと思ったことはありませんか?
わたしはありま〜〜〜〜〜〜〜す!!!!!!
もし自分に、暴れまわるにふさわしいガタイと腕力があったら…
手刀の一撃でオフィスの机を粉砕できたら…
デコピンひとつで嫌なやつを吹き飛ばせたら…
平均程度の身長かつ体重、至って普通の成人女性のこのわたし…むしろ体育の授業以来運動という運動をしていないので、体力としては平均以下のこのわたし…
わたしが暴れまわったところでたかが知れています。あっと言う間に制圧されて終わりでしょう。
そこで、わたしが思いついたのが「オフィス・プロレス(仮)」です!
ガタイと腕力を兼ね備えたプロに、嫌な人間に見立てたヒール役ともどもバトルを代行していただけないかなと思ったわけです。
色んな衣装もあるし、オフィスで着るような衣装で…
舞台装置にもオフィスの什器のようなものを配置して…
ヒール役の煽り文句にもあえてハラスメント感のあるものを取り入れて…
観客もフィクションとわかった上で節度を持って楽しむ娯楽としては、なかなか感情移入して見られるのではないかと思います。
『頭、大丈夫か?』
『お前の代わりなんかいくらでもいるんだよ!』
『この給料泥棒!』
『知的労働向いてないから辞めちまえ!』
『カラダ使う仕事のがいいんじゃねえの?』
(わたしの元上司からのプレゼントの言葉です!)
奴等は反撃されないと思うから、自分の優位を信じているからこそ、こんな暴言が吐けるのでしょう。
ですが?言われた側が一瞬で胸ぐらをつかみ、すかさずオフィスの机に向かって投げ飛ばせるとしたら?
形勢は逆転します。でも、周りはしっかり暴言を聞いているわけで、こっちが一方的に悪い感じになることもありません!
想像するだに気持ちがいい、というかそれくらい考えないとやっていられませんよね!
ですが、このオフィスプロレス(仮)、少し考えただけでも問題が2点あります(集客・採算を除く)
①什器が危険
②異性間のバトルが実質不可能(肉体上の性別です)
①は、そのまま、什器を置いてしまうと危険すぎるということです。机どころか段ボールでもぶつかると痛いのに、叩きつけるなどはいくらプロでも危険であることは言うまでもありません。
②も非常に深刻です。セクハラ親父vs若手女子や、お局ババアvs若手男子などの、相当数が見たいカードが対戦不可となってしまいます。
こうなると普通のプロレスになってしまう…どうしたものかと考えたのですが、
①に関しては「プロジェクションマッピングやCGを駆使する」しか思いつきませんでした(ドラえもんやPerfumeと共に育ったアラサーという感じがしてかわいいですね)
もうこうなったら生のバトルは諦めるから映像作品として作ってもらえないかなと思ったわけです。金と技術が全てを解決する。
②に関しては、もうメイクや衣装で何とかヒール側に頑張ってもらうしかないかなと…
こちらも金と技術と演技力に頼っていますね。
でもいいんです!妄想だから!!!!
自分の頭の中なんて、口に出したり、こうしてnoteにしたためたりしなければバレることもありません。(わたしはこの文章が会社にバレたら非常に居づらくなります)
どうせ妄想するなら、自分が身長2メートル体重200キロにでもなった気分で、相手をブチのめす妄想でもいいんですけどね。
アンガーマネジメントの基本は、“怒りのピークは6秒”ですよね。
ですから6秒以内に初手を繰り出さないといけません。
オフィス・プロレスだけでなく、「オフィスの物で自分の膂力で使えそうな武器は何か」もよく妄想しています。
最近考えている戦法は“消毒用アルコールを顔にかけて動きを封じてから、テープカッターを鼻っ柱に叩き込む”です。
テープカッターの重さはおよそ1.2キロだそう。相手の戦意を喪失するには十分なはずです。
いかがでしょう、少しはスッキリしてきましたでしょうか?
我々はあくまで社会的ルールの中で生きていかなければいけないので、実際にやることはできなくても、妄想の中で、誰かか(仮想の)自分が戦ってくれたら少しは気が晴れるのではないでしょうか。
本当に暴言吐かれてて辛い方は、暴言を吐かれ始めたと思ったら『すみません、どういうことでしょうか』と言いながらボイスメモを起動して下さい。
相手が更に調子に乗って喋ってくれたら証拠がもりもり集まり、「暴言1回でおよそ5万円」とも言われる慰謝料への材料にしましょう。(でも戦わずに逃げても全然OK〜!!!)
心が元気になればなんでもいい〜!!!!!
そんなわけで、オフィス・プロレス(仮)を誰かが実現してくれる日を私は待ち望んでいます。
テレ東あたりがやってくれないかな…
今日はこのへんで。
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