初対面の人と楽しく会話したい(TBSラジオ生活は踊る「相談は踊る」)
晩ご飯を作る間、いつもradikoかPodcastで、TBSラジオ「生活は踊る」を聞いている。特に「相談は踊る」のコーナーが好きで、毎回欠かさず聞いていると言っても過言ではない。(ちなみに相談を読まれたこともある。)
今日も「相談は踊る」を聞きながら台所に立っていたら、なんと相談内容が私の現在の状況にかなり近かった。
ひとと話すことが苦手
初対面の人と挨拶や普通の会話しかできない
自分の会話の下手くそさにその場を楽しめない、会話が長続きしない
結婚を期に地元を離れて友人がいないので話せる友人が欲しい
共感ポイントしかない。「そうそうそう!」と、心のいいねボタンを即押ししていた。
スーさんや小倉さんはどう返答するのだろう。何か解決策があれば私が知りたい。相談者さんに感謝しながら続きを聞いた。
スーさんの回答は、苦手なら無理に話すことはない、という一聴すればありきたりとも思えるものだった。
挨拶や普通の会話ができるなら大丈夫。初対面の人と会話が緊張するのは当たり前。友人が欲しいなら小さなコミュニティから始めてみては。
あたりまえじゃん、と思えるかもしれない。
ぜひ、相談内容、回答とも全部まるごと聞いてほしい。
社交性がないことが友人づくりの弊害になっているのでは、と私も自分自身に対して思っていた。コミュニティの中でうまく立ち回れないから、いつまで経っても気の合う人を見つけられないのではと。だって、どちらも〈人間関係〉だから。
苦手なくせに頑張ろうとして、苦手意識があるから、会話が盛り上がらなかったことを自身の言葉選びのせいにするなんていう、無駄な〈ひとり反省会〉をしてしまう。
でも、初対面の誰かとうまく話せないと感じるのはふつうのことだし、友人を作ることと大勢のひとと会話を弾ませることとは違う。私の場合、最初から好印象を持たれようと肩肘張ったり意気込んだりするから疲れるのだ。最初から親友になろうなんて無理、とスーさんと小倉さんが一刀両断してくれて、すっきりした。
スーさんはいつも、絡まった糸をほぐして選り分けるみたいに、悩みを細分化してから答えてくれる。
要約してみれば誰にでも言えるような回答かもしれない。でも、丁寧に細分化してくれてはじめて、それは腑に落ちる解決方法になる。何となく感じていた違和感が、言葉という輪郭を持って現れる。
当たり前のようで見落としがちな事実を、わかりやすく伝えてくれるから、「相談は踊る」が好きなのだ。