『普通』

毎日のように言い聞かせる。

生きててえらい、仕事できて偉い、ご飯食べてえらい。
起きれない、ご飯食べるの忘れる、生き方迷子、これはいつもの事で、僕の普通。

全ての行動ひとつひとつを褒めて、生きてるようなふりをして生きてるんだけど、
きっと「普通」の人からしたら、そんなことをいちいち褒めてるのか、食べ物を胃に送ることくらいやれよって思うよね。
いつも思うんだ、わかってるよ、「普通」に普通のことが出来るのが、「普通」なんだよな。

普通のことが普通に出来ない僕は、精神異常者で、出来損ないの問題児。
ろくでもないな、ほんと。

でも、また思うんだ、僕が「普通」だと思ってる、普通の人たちも、僕が「普通」って決めつけてるだけで、普通じゃないかもしれない。
結局何が普通かなんて分からないし、決まってないんだなっていう話。

人間が生きた時間、環境、全ての組み合わせで「普通」っていう概念が、何となく形づくられて、多数派になれない「普通」は、異常者なんだ。

ろくでもない頭で、ままごとみたいに文章を作るのだけれど、意味ないよ。
この文章に、たぶん意味は無いよ。
精神異常者が、見つからないであろう居場所を、諦めながら、探してみっかなくらいの気持ち。

ないよ、俺の居場所なんて。

精神異常者α

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