3.11 自分の愚かさを知った日
今年で13年、もう13年も経ってしまったってのが正直な感覚。あの日の事はこの13年間1度も忘れた事は無い。
あの日、俺は当時働いていたお店は夜のみの居酒屋のような店だった、13時から出勤でフロアの掃除をしていた。
14時46分、入口近くの席の座敷の席を雑巾で拭いていた時に地震が起き、同僚2人は神戸大震災を経験しているので大パニック。パニックを起こす人間を見ると冷静になり、静かにガスの元栓を締め、揺れが収まるのを待った。
幸いな事?に都内で地下のお店だったので揺れは激しいが何かが落ちたりは無かったが外に出ると近隣の会社の人達で人だかり、電線があんなに揺れてるのを目の当たりにして震えた。
余震が続く中、予約のキャンセルが相次ぐ、働いていた店は完全予約制のお店、最後まで残っていた予約もキャンセルになり営業中止。相談の結果動いていない電車組である俺とオーナー、バイトの女子2人はお店にお泊まり、バイクなどで来てる人間は帰宅。
オーナーが買ったばかりのiPod shuffleでラジオをスピーカーから流す。どの放送局にしても地震関連のニュースばかり。
気が滅入って発狂寸前だった、当時俺には福島に遠距離恋愛してる恋人がいた。
地震が起こる2ヶ月前辺り頃、交際から2年が経ち、関係が落ち着いていた中でなんとなく口喧嘩も増えるようになっていた。互いにそろそろ終わりなのかな?と思っていた中で起きた地震、改めて相手を想う気持ちが強かった事を再認識し、連絡が取れたらちゃんと謝ろう。そう思い、連絡を待った。
この話しには続きがあるが、それはまたどこかのタイミングで。
能登で起きた地震も含めて日本は地震大国、これ以上大きな地震は起きないで欲しい。心からそう思う。
東日本大震災で亡くなられた方々、御冥福をお祈りします。
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