効率化したかったらスマホを捨てなさい
こんにちは。福地勇誠です。
時間の使い方編(その2)ということで、僕が好きな考え方が書かれた本を紹介します。
※前提となる考え方は前回の記事に書いてみましたので参考にしてくれると嬉しいです。
今回は
時間術大全--人生が本当に変わる「87の時間ワザ」 ジェイク・ナップ,ジョン・ゼラツキー
を紹介したいと思います。
■生活が便利になり人々は豊かになったのか?
著者はまさかのGoogleとYouTubeの出身。
「我々は人々の注意力を引くことに時間と労力を費やしてきた。」
とのこと。
注意を引くことを極めた結果、通知に追われる人々。
「スマホで本当に人々は豊かになったのだろうか?」と疑問に思ったそうです。
生活が便利になって、時間が短縮。
どこにいても電話できるのが当たり前。
全自動洗濯機に、ルンバに、ウーバーイーツまで。
人々の生活を豊かにするべく、技術は進歩し、新たなサービスが出てきています。
そして、本当にいま、生活は豊かになってのでしょうか??
タイトルにも書きましたが、
「効率化したかったらスマホを捨てる」こと。
もちろん本当にゴミ箱に捨ててしまうのではありません。笑
■どんな状況の人でも時間を生み出せる4つの方法
著者が言うには、多くの時間はデフォルトの設定で奪われているとのこと。
仕事のメール、友人からのLINE、インスタでの「いいね」、YouTuberの投稿通知。
通知は便利ですが、目の前のことに「反応しているだけ」で、どんどん頭のリソースを使い、いつの間にか疲れている経験はありませんか?
本書ではそういう方にもシンプルに4つのステップを行うだけで自分の時間を作れるとのことなので、紹介します。
■1.ハイライト
毎日「最重要事項」を選ぶ
一言で言うと、「今日1日は何を達成するのか?」という疑問です。
反応ばかりの1日を主体的に過ごすコツはここに全てあります!
ぜひ以下の問いかけをしてみてください。
・今日やらなくてはならない、最も急を要することは何か?
・何をハイライトに選べば、1日の終わりに最大の満足が得られるだろう?
・今日という日を振り返った時、いちばん喜びを感じられるのは何をしたときだろう?
この基準で、「今日は絶対にこれをやる!」というのを決めてしまいます。
■2.レーザー
「気を散らすもの」を撃退する。
ハイライトが決まったら次はレーザーです。一言で言うと、集中時間をつくるということ。
スマホの通知はオフ、もしくは機内モードにしておく。
本当に大事なハイライトをこなす時間を作ることが大事です。
テレビも電源ケーブルを抜いておく、集中ルームを作ることやお気に入りのカフェで作業するというのも効果的とのことです。
ポイントは「意思の力は弱い」とちゃんと認識することです。
僕も仕組み(環境づくり)でカバーするようにしています。
■3.チャージ
体をつかって「脳を充電」する
ここは最高のパフォーマンスをつくることです。
食事、睡眠、運動。
この3大要素はもちろん、仮眠やカフェインを摂るタイミングまで細かく書かれています。
これだけで本になるくらいなので、僕のこだわりは別のnoteに書いてみようと思います。
■4.チューニング
システムを調整、改善する
ここが最も大事で、ポイントは「寝る前にメモをとる」。これだけだそうです。
成功のコツは「選ぶ、試す、繰り返す」とのこと。
その日を振り返り、よかったこと、改善点をその日のうちに書き出す。
そうやって毎日繰り返す中でよりより時間の使い方になるそうです。
ギターの「チューニング」のように使われますね。
自分の考え方もうまくいく考え方に「チューニング」するのが大事ですね。
■まとめ
本当に時間の使い方を変えるには「習慣を変えること」が大事なのは言うまでもありません。
たった4つのステップで時間の使い方が変わるならぜひやってみる価値はあるのではないでしょうか。
速度を上げるだけでは人生は豊かにならない
マハトマ・ガンジー
ついつい全部試してちゃんとやろうと思いがちですが、「完璧を目指さない」ことも重要です。
一歩ずつよりよい時間の使い方を一緒に目指していけたら嬉しいです。
僕も日々アップデートしていきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。