提出物のチェック
提出物のチェックどうしてますか?
という質問があったので、自分なりに書いてみます。
私はどちらかというと、細かくチェックする派です。
1.提出物チェック用の名簿
このような名簿をたくさん刷っておきます。
すぐに取り出せるところにおいておき、出した子からチェックしていきます。子どもにはチェックさせませんが、子どもも使っていいようにしておきます。この表は黒板に貼り出しません。出してないことは、その子だけに伝わればいいので。
2.朝の宿題チェック
朝の宿題チェックは、子どもにはさせません。基本的に提出物チェックは教師の仕事だと考えています。やりようによっては、もちろん防ぐことができますが、序列化が進む原因になるからです。
私は、特別な事情がない限り、毎日、すべての提出物が出ているかどうかをチェックします。上のチェック表に、出した子は〇をつけて、忘れたことを言いに来た子は「わ」と書いて、休みの子には「や」と書きます。
朝、登校した子は、「音読カード」「宿題」「明日の予定を書いた連絡帳」の3点を出します。一人一人の挨拶しながら、3点をチェックしていきます。登校時間や支度時間に時間差があるので、生まれた時間で宿題のチェックもします。丸付けしてある場合は、正しく丸付けできているかどうか、丸付けしていない場合は、丸付けをします。
8:30までにはすべてのチェックを終えます。
3.忘れた子は叱らず、声をかける
忘れてしまった子は叱りません。残念がりはします。
忘れたことを言いに来た子には、
「どうして忘れてしまった?」「どうする?」と聞きます。
宿題や音読は、やったかどうかを確認して、やっていない場合は、今やる意志があるか確認します。
忘れが続く子には、忘れてしまう原因について話します。その対策方法を一緒に考えて、その方法で気を付けてみようかと伝えます。
忘れたことを言いに来ない子には、「〇〇がまだ出ていないよ」と声をかけます。「忘れることはしょうがないけど、忘れたことは言いに来てね」とピリッと言います。
課題を出した以上は、しっかりチェックをすべきだと考えています。
どのくらい忘れ物があるかは、チェックを種類別にためておいて、個別面談などで、伝えます。
以上、エンチャントでした。