Capsule toys and choco egg ミニオンズのカプセルトイとチョコエッグの額装
“ミニオンズ”というキャラクターに全然興味を持てなかった。興味がないどころか、映画館で開演前の注意広告のキャラクターとして繰り返し登場したとき(上映中は携帯電話を使わないでくださいとかのあれ)、正直いってイラッとしたくらいだった。当時は原作の映画も見たことなかったし、黄色くてちょっと気持ち悪いし(一つ目のミニオンはさしずめギリシア神話の一つ目の巨人サイクロプスのパロディかなにかと思ってた)、上映中のマナーを注意するやつらが一番マナー悪いんじゃないの?と心のなかでツッコミを入れていたくらいだった。
でも慣れとはおそろしいもので、そうこうしているうちに街中のいたるところに”ミニオン”たちが溢れ出すようになると、気にしないわけにはいかなくなった。何しろ街が占拠されたみたいにミニオン一色になったのだから。USJのポップコーン容器の大きなミニオン人形を肩から提げる観光客たち、巨大な広告、雑貨屋のグッズ売り場、etc...そしてあのファレル・ウィリアムスが”Happy”という曲とともにサントラに参加してわたしの心は大きく揺らいだ。
愛と憎しみは表裏一体というけれど、一度気になってしまうと好意の階段を転げ落ちていくのにさほど時間はかからなかった。薄気味悪さが愛らしさに脳内で自動変換され、一体一体の性格のちがいまで気にするようになった。気づいたときにはわたしは彼らの魅力の虜になってしまっていた。
大きなフィギュアは部屋に置いておけないから、替わりにガチャガチャやらチョコエッグのミニフィギュアを集めて回った。小さくてもたくさんいるのがかわいらしい。そしてある程度集まると、ちゃんと飾れるようにしたいなと思って作ったのが今回の額装。ミニオンカラー(なのかはわからないけど、黄色とデニムのブルー)でモザイクの技法を使って作った作品は世界でただひとつのもの。でもしばらくわたしのミニオン愛はとどまりそうにないかもなと思いました。
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ミニオンズのカプセルトイとチョコエッグの景品を並べて作品のだいたいの大きさを決める
モザイクという技法を使うため、色紙を選ぶ。今回選んだのはミニオンカラーともいうべき薄いブルーと黄色
2枚の色紙を重ねてカットし、台紙になる紙に貼っていく
貼り終えるとこんな感じに
台座部分を下につける
フィギュアを固定する。今回は裏側からネジとボンドでとめた
ボンドを乾かすあいだに裏板をつくる
ボックスの側面部分もモザイクの技法で
仕上げの一歩手前。側面を補強するために1mm厚の厚紙を貼っていく
スーヴェール・ア・オングレの技法のアレンジで4辺をつけたら完成!