「フルーツゾンビ」のカプセルトイを額装する
ガチャマシンを回すのはたのしいですが、同じものばかりがかぶるとうんざりしてしまうことがあります。狙っていたのが一度で出たり(そういうときもあります)、欲しいのだけがばらけて出てくれると助かるのだけど、そう強く願うほど運命はあざ笑うかのように、欲しくないのや同じものが何度も繰り返し出てきます。
何の愚痴かというと、「カイカブリ」の作品を作りたいなと思って白いミニチュアのガチャマシンを出そうとガチャガチャを回したとき、そんな気持ちに反するみたいに、回すたびにでてきたのは黄色や緑のカラーばかりでした。最初なんて3回連続で黄色が出てきて、うーん、誰かにオフホワイトのカラーが欲しいのを読まれているのかなと疑いたくなったくらい。
結局意地になって回した結果当初の想定以上のガチャマシンが集まってしまって、まあこういうこともあるし仕方ないなと思いつつ、これを何かに利用できないかなとポジティブに考えることにしました。せっかくこれだけたくさんのミニチュアガチャマシンが集まったのだから、本物のカプセルトイのコーナーみたいに並べてみたらさぞ壮観だろうと思いました。そう、それがいい、と。(というかもうそれしかない、と)
それで「カイカブリ」の作品を作ったあと、同じ「パンダの穴」が出している「フルーツゾンビ」シリーズのミニチュアを同じようにガチャマシンと一緒に額装することにしたのです。それも今回はひとつやふたつじゃなくて、2段重ねのガチャマシンを横にいくつも並べるかたちで。
もともと「フルーツソンビ」シリーズも集めていたのですが、何かいい飾り方がないかな?と思っていたところだったので、ちょうど渡りに船という感じでもありました。使った技法は同じスーヴェール・ア・オングレのテクニックのアレンジですが、今回はたくさんのガチャマシンを並べたのでずいぶんと大きな迫力のあるサイズになりました。まるで本当のカプセルトイのコーナーみたいに。
問題は出来上がった作品を見てると無性にガチャガチャコーナーに行きたくなる、ということ。ということで作品も完成したことだし、次の材料を求めて今日もまた新しいカプセルトイを探しに行きたいと思います。