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「カイカブリ」のカプセルトイを額装する
カプセルトイのブランド「パンダの穴」のセンスが好きで新作が出るのをたのしみにしています。毎回方向性というかコンセプトが想像の斜め上をいくように変わっているので、もちろんそこには嗜好的な当たり外れがあるのだけれど、気に入ってしまうと中毒のように集めたくなるところがあり、狙い所がうまいのだろうなあと思っています。
で、少し前にすごく感覚的にピタッとあったのが「カイカブリ」というガチャのシリーズでした。貝を被った女の子たちのミニフィギュアで「貝をかぶる」と「買いかぶる」で言葉遊びをしているとこが気に入って、なにより貝が妙にリアルでキモかわいい感じが個人的なツボでした。
それでがんばっていろんなガチャガチャのコーナーで集めて回ってみたのはいいのですが、これだけではなんだか飾るのもさびしい感じがして、ほかの人たちはどうしているのかとネットで画像を検索すると砂の上に置いたり、うまく配置したりしていてよい雰囲気を出している姿が見つかって、でも真似っこはカッコ悪いよねと思い、最終的に同じタカラトミーのガチャマシンのカプセルトイ(少々ややこしい)をセットにしたらいい感じになるんじゃないかと思いました。これならだれの真似にもならないし。
ミニチュアのガチャマシンのディスプレイ部分の紙を小さいサイズでプリントして、ミニチュアの「カイカブリ」ガチャマシンをつくるところからスタート。
「カイカブリ」の少女たちが白いワンピースを着ていたので、全部をホワイトのカラーで合わせて、額装の技法のひとつスーヴェール・ア・オングレのテクニックをアレンジして額縁をつけない額装を施してみました。少女たちの足元には彼女たちが出てきたカプセルのミニチュアを入れて。
作ってみて、こんな風にテーマに関連するグッズを組み合わせると作品のコンセプトに一体感が生まれてわりとうまくいくんじゃないかなと思いました。