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エンカレッジで得たこと、学んだこと、伝えたいことー ② 卒業生のメッセージを読んで

こんにちは、エンカレッジ広報担当のシロです。
今回は、前回掲載の卒業生から後輩へのメッセージを読んだスタッフからの感想を紹介いたします。
感想を伺ったのは、彼女がエンカレッジに入ってすぐから関わってきた社会福祉士、そして高校生教室で彼女と関わったスタッフです。
ぜひご覧ください。


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<初期から関わる社会福祉士2名から>

※2人と話したことをまとめています

めちゃくちゃ泣きそうになりました。
まずエンカレッジに入るまでの過程を振り返ることはあまりないんじゃないかな。
彼女が放課後、学校から高校生教室まで通う道がわかるから、「直行する」様子を思い浮かべました。
グッとくるものがありましたね。

彼女は学校でエンカレッジの情報を得ることができたけど、学校にチラシが貼られてたのは一瞬だったんですよ。
エンカレッジの教室は対象が限定されちゃうので、子どもや世帯への周知の方法については色々意見があって。今は貼られていないと思います。
けどこの一瞬で彼女が繋がったので、貼る必要はあるんじゃないかなと思います。

コミュニケーションに少し苦手意識のある子でした。
話を聞いてほしい、かまってほしい。
他の子やスタッフと話していても、お構いなしで話しかけてきます。
スタッフも、仕事に手が付かないこともしょっちゅうでした。
一般の塾だと難しかったんじゃないかと思います。

だからこそ中学3年生から高校3年生までの間、色々な大人がいた環境が良かったのかなと。
先生たちも対等に関わってくれました。対等に喧嘩もするし(笑)。
理想の大人を見ることも、そして嫌いと感じた大人と折り合う経験もできました。
周りの同学年の子とも、色々あったりもしたけど、協力してイベントを企画したり。
イベントについては、「〜したい」って要望を言える環境、そして実現に至るまでの過程、すべてが良かったと思います。

エンカレッジがなかったらどうなったんだろう、と考えます。
高校中退の可能性もあったと思います。
落ちるところまで落ちたかもしれない。

この作文で、本人がエンカレッジのような居場所の必要性について考え、発信しているのはすごい説得力だと思います。
県知事と内閣府に送りたいですね。


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<高校進学後に関わったスタッフから>

自分の評価をすごいする、自己肯定感が低い子でした。
3年前と比べると自己肯定力が上がったんだなと思いました。

エンカレッジの職員になってすぐ、高校生教室の担当として彼女と過ごしました。
彼女が通いはじめてから、一度強く叱ったことがあるんです。
そこから、シャッターをスン、と閉められました。

それまでは教育の現場にちゃんと入ったことがなかったんです。
だから、叱らないといけないと思っていた。
けど、それでは通じない子がいる。場当たり的なものではなく、色々なコミュニケーションの先に自分が伝えたいことを伝える、対話でやっていかないといけないと気づかされました。
職員1年目で彼女と関われたことは、僕にとってすごいプラスだと思っています。

高校生の時も、一度エンカレッジ講師のアルバイトを案内したこともあったんです。
その時はあまり興味を持っているようには見えませんでした。
けど今、エンカレッジの教室で講師として働き、こうして後輩に伝えたいとなったこと、エンカレッジで過ごす中で色々と募ってきたんだと思いました。

これから先、色々と間違えたり、思い悩んだりして立ち止まったりするだろうと思います。
考えすぎたり、やる気や自信を失ったりするタイミングが出てくることもあるでしょう。
けど今までのプロセスの中でいろいろなことを経てきた。
「高校卒業できるか?」まで言ってたこともあったけど、ちゃんと卒業して専門学校への進学も叶えた。
すごいスピードで成長していくのを見ています。その過程を自信にしてほしい。
どんなことがあっても、自信を持って前に進んでほしいです。




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