これまでの活動の軌跡が詰まったライブ~ときのそらTheatrical Cover Live『Role:Play』~
2022年1月22日東京、大阪そしてSPWNの3会場昼夜2回公演でときのそら Theatrical Cover Live『Role:Play』が開催された。
『Role:Play』は現在リリース中の3rdアルバム『Re:Play』を引っさげてのときのそら初となるカバーライブとなっている。
今回はそんなライブを視聴しての感想を書いていこうと思う。
まず最初に今回のセットリストの紹介から始めていく。
昼公演 夜公演
①太陽系デスコ ①エイリアンエイリアン
②HOT LIMIT ②HOT LIMIT
③まっさらブルージーンズ ③まっさらブルージーンズ
④ロマンスの神様 ④ロマンスの神様
⑤グッバイ宣言 ⑤怪物
⑥ファンサ ⑥Butterfly
⑦冴えない自分にラブソングを ⑦冴えない自分にラブソングを
⑧シル・ヴ・プレジデント ⑧アンドロイドガール
⑨この世界で ⑨嘘
⑩God Knows... ⑩KING
⑪花時の空 ⑪花時の空
⑫赤いスイートピー ⑫赤いスイートピー
⑬ガーネット ⑬ガーネット
⑭ひまわりの約束 ⑭ひまわりの約束
⑮ヒロイックヒロイン ⑮ヒロイックヒロイン
⑯KumoHurray! ⑯KumoHurray!
1.開演
ライブ開演とともに昼公演では過去2回のワンマンライブ『Dream!』そして『パラレルタイム』の映像が映画フィルム風に映し出されその中心に今回のライブのキービュアルが映し出された。その映像を見た瞬間胸が熱くなった。
映像が終わり、そらちゃんが舞台袖からステージに向かって一歩一歩歩いている映像が映し出された。
まず1曲目、昼公演では「太陽系デスコ」そして夜公演では「エイリアンエイリアン」が披露された。
どちらの曲も歌ってみたが投稿されており、今回のライブではこの歌ってみたのMVが背景に流れていた。「過去のそらちゃん」と「現在のそらちゃん」が踊っている姿は心に響いた。どちらの曲もあの時よりも更にパワーアップした高音、ダンスに開幕からテンションが最高潮になっていた。
続けて「HOT LIMIT」を披露。
両脇にあんきもを迎え3人でとても可愛いダンスを披露してくれた。
昼公演では間奏でヴァヴァヴァヴァとあんきもの鳴き真似、夜公演ではぬんぬんぬんぬーんと鳴き声も可愛かった。
背景の海を連想させる映像そしてステージ上から火柱がのぼる演出にも目が惹かれた。
目出度いことにライブ当日に以前投稿された「HOT LIMIT」のMV(Short ver.)が70万再生を突破したという嬉しい知らせもあった。
次に披露されたのは「まっさらブルージーンズ」。
引き続きあんきもと一緒に可愛いダンスを披露。
そらちゃんの元気いっぱいな歌声そしてノリノリなダンスにこちらも思わずノリノリになっていた。
4曲目「ロマンスの神様」では伸びのある歌声そして綺麗な高音に聞き惚れていた。特に最後の忘れたくないの歌声はたまらなかった。
歌声はもちろんのこと2番の始まる前にステージに座って歌っているそらちゃんはまさに恋する乙女そのもので思わず見とれていた。
背景やステージ上の雪の演出も綺麗でそらちゃんの可愛さを際立たせていた。
4曲歌い終わり、MCパートへ。
会場が3つある時はやりたくなることがあるでしょうということで東京と大阪の方はペンライトや拍手、SPWNの方はいええええええええい!や👏👏👏👏などで会場のみんなと交流を図り、それぞれの会場の一体感が増したように感じられた。そして、これからね終わるまで全力でわたしパフォーマンスしていくのでぜひぜひみなさん最後まで楽しんでっていってくださいと宣言し次の曲へ。
2.かわいさ全開の昼公演
まず最初に昼公演ではここから「グッバイ宣言」、「ファンサ」、「冴えない自分にラブソングを」そして「シル・ヴ・プレジデント」 の4曲を続けて披露。
「グッバイ宣言」は今回のライブで初披露された曲だ。
力強い歌声そして今では自分の強みとなっている高音を遺憾なく発揮、ダンスは対照的には可愛さ全開で最高でした。
「ファンサ」は1stワンマンライブ『Dream!』で歌われたそらともにとって思い出深い曲だ。あの時自分のことをアイドルっぽいと言っていたそらちゃん。私の中ではそらちゃんは変わらず最高のアイドルだが、ステージ全体を使ってのパフォーマンスそして楽しそうに「もっと!」とみんなを煽ったりとあの時より更にアイドルとして成長しているそらちゃんに見惚れていた。
「ファンサ」を歌い終わり、ここでステージが変化があった。
背景がTOKINO SORAと刻まれているステージで最初に披露されたのは彼女のオリジナル曲である「冴えない自分にラブソングを」。
この曲は「らぶらぶらぶらぶあいうぉんちゅー!」や👏👏👏👏などコールする箇所が多くファンサに引き続きライブで盛り上がる曲となっており、一段とボルテージが高まった。
次に披露されたのは「シル・ヴ・プレジデント」、この曲もライブで初披露された曲だ。歌声とダンス共に可愛さ全開で好きな男性に嫉妬している女の子の気持ちを表現した曲を歌いあげた。
3.カッコよさ全開の夜公演
ここからは夜公演で披露された「怪物」、「Butterfly」、「冴えない自分にラブソングを」そして「アンドロイドガール」について書いていく。昼公演とは打って変わりカッコいい曲が多めになっている。
「怪物」は全体的に感情を押さえつけるような歌い方でありながら、「本当の僕は何者なんだ 教えてくれよ 教えてくれよ」で押さえつけていた感情を吐露するような力強くカッコいい歌声が心に響きました。
「Butterfly」は全体的に力強い歌声でありながらその中に妖艶さも兼ね備えた歌声そして羽ばたく蝶を表現したダンスに魅了された。
「冴えない自分にラブソングを」では昼公演同様ステージに変化があった。
歌い終わり次に披露された「アンドロイドガール」。ボーカロイド疑惑が生まれる程の圧倒的なハイトーンボイスそして力強く熱のこもった歌声たまらなかったです。
昼公演、夜公演共に4曲を続けて歌い終わり、MCパートを挟み次の曲へ。
9曲目昼公演では「この世界で」、夜公演では「嘘」を披露。
まず最初に「この世界で」について書いていく。
そらちゃんのしっとりとした綺麗な高音と雄大な音楽が相まって一気に世界観に引き込まれた。
夜公演では昼公演のバラード曲と打って変わって力強くもどこか切ない歌声で「嘘」を歌い上げた。
続けて10曲目。昼公演では「God Knows... 」、夜公演では「KING」を披露。「God Knows... 」は力強い歌声はもちろんのことカッコいいパフォーマンスに痺れた。
「KING」もカッコいいパフォーマンスそして時に妖艶、時にカッコいい歌声たまらなかった。
歌い終わり昼公演、夜公演ともに画面が暗転した。
4.ときのそらの軌跡
暗転があけ今まで身に着けていたDream!衣装から2021年3月3日にお披露目された私服衣装に着替え、次の曲を披露。
11曲目は路地裏ロジックさんが作詞作曲を手がけた「花時の空」。こちらも路地裏ロジックさんが作詞作曲を手がけた「木の芽時の空」のアンサーソングとなっている。「アイドルに憧れていた普通の女の子だった過去のときのそら」を背景に、「アイドルとして夢に向かって進んでいる現在のときのそら」がステージに立ち、始まりの曲であるこの曲を「アイドルとしてのときのそら」でなく「ときのそら」としてパフォーマンスしているように感じられた。色々と込み上げるものがあり終始涙腺が崩壊していた。
次に披露されたのは「赤いスイートピー」。しっとりとしたバラードとそらちゃんの優しく包みこむような歌声がとてもマッチしており心が洗われました。途中で赤い花びらが舞っていたのも印象的だった。
歌い終わってのMCパートではみなさんへの自分の中でありがとうという気持ちが一番伝わる曲だと思って「花時の空」を選んだこと、そらちゃんの「わたしの気持ち伝わったかな?」という言葉に対して会場では拍手やコメントで気持ちが伝わったことを届けていた。
「こんなに素敵な人に囲まれて、こんなに素敵なスタッフさんに支えてもらって何よりもこうやってねずっと応援してくださってるみなさんほんとにもう感謝してもしきれない気持ちでいっぱいです。これからもどうぞ応援よろしくお願いします。」というそらちゃんの言葉にこちらこそいつもありがとう。これから先もずっと応援してますという思いでいっぱいになっていた。
ここからはそらちゃんから三つのお知らせがあった。
一つ目はときのそらオフィシャルファンクラブのリニューアルが決定したこと、会員証など更に楽しんでいただける会員特典を色々準備していること。
二つ目は2021年にリリースした誕生日CD『くもはれ』に収録されている「KumoHurray! 」と「花時の空」が配信リリースが決定したこと。
三つ目は本ライブときのそらTheatrical Cover Live『Role:Play』が2022年4月20日にライブBlu-rayとして両公演全曲収録してリリースすることが決定したこと。
お知らせが終わり、次の2曲で最後になるという残念なお知らせがあった。
「最後の2曲はしっとりと終わっていけたらいいなと思っているので、しっとり聴いていただけると嬉しいなって思います。」と話し「ガーネット」と
「ひまわりの約束」を披露。そらちゃんの綺麗でしっとりとした歌声に聴き惚れた。
「ありがとうございました!」と締めの言葉を言い、一旦ライブは幕を閉じた。
5.アンコール~これからも止まらない夢への物語~
そらともの皆さんから贈られたフラスタが流れるなか、東京と大阪の会場では大きな拍手、SPWNの会場では「いっかないで!いっかないで!」「(๑╹ᆺ╹)ぬーんぬん!(๑╹ᆺ╹)ぬーんぬん!」「アンコール!アンコール!」とアンコールを求めだしました。
みんなのアンコールに応える形で再びステージに登場したそらちゃん。
私服衣装から再びDream!衣装に着替え披露するはメジャーデビューアルバム「Dreaming!」に収録されている「ヒロイック・ヒロイン」。この曲は1stワンマンライブ「Dream!」で最初に披露された曲だ。「Dream!」はワンマンライブをするという夢を叶え、横浜アリーナでワンマンライブをするという夢に向かって大きな一歩を踏み出したライブだ。
沢山の色に光り輝く「夢色の星」を背景に、あの時よりも歌唱力、ダンスどちらも更に成長し、夢に向かってゆっくり走っているそらちゃんがこの曲を披露している姿は込み上げるものがあった。
歌い終わり、ライブが終わることを惜しみながら最後の曲「KumoHurray! 」を披露。そらちゃんが作詞を手掛け、これまでの活動の中で生まれたそらちゃんの語録が歌詞に詰まっているそらちゃんの自己紹介曲となっている。
ステージで輝くそらちゃんに魅了され最後の最後まで大いに盛り上がった。
最後に「今日は本当にありがとうございました」とみんなに感謝の気持ちを伝え本ライブは幕を閉じた。
6.まとめ
2ndワンマンライブ『パラレルタイム』以来、約1年ぶりのワンマンライブ開催となった本ライブ。更に歌唱力そしてダンスのキレもパワーアップしており、終始ステージで輝くそらちゃんに魅了されました。
そして本ライブ『Role:Play』というタイトルに相応しいパフォーマンスそして『Dream!』や『パラレルタイム』など今までのそらちゃんの活動の軌跡が詰まった素敵なライブでした。
本ライブを通じて改めてそらちゃんに出会えて、そらちゃんそしてそらともの皆さんと一緒に歩くことが出来て良かった。これからも夢に向かって歩いていくそらちゃんを応援していくという気持ちが益々強くなりました。
最後に会場で一緒に盛り上ってくれたそらともの皆さん、ライブ開催に尽力してくださったスタッフの皆さんそして素敵なパフォーマンスを披露してくれたそらちゃん。今回のライブに関わったすべての方に感謝の気持ちを伝えたい。本当にありがとうございました!!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
本ライブはSPWNにてアーカイブチケットが2022/2/22(火)21:00まで販売されていますので、是非是非そらちゃんが全力を尽くしたライブを視聴してみて欲しい。