工業英検

工業英検を受けてきた話

 どうもこんにちは!えなりんです。久々の投稿でございます・・・。さて、タイトル通り先日工業英検を受けてきました!受けてみての感想であったり、そもそも工業英検って?といったところに触れていこうと思います。

1.工業英検とは?

 1981年から公益社団法人日本工業英語協会が実施する「科学技術文書を読む能力 ・書く能力を客観的に正しく評価する」国内唯一の資格検定です。
1992年より文部科学省認定試験となり、現在では、研究者、技術者をはじめ、 理学・工学系学生・大学院生、技術・工業系高校生等、科学技術の分野で活躍・目指す多くの方がチャレンジしています。

日常英語・ビジネス英語のスキルでは補えない、技術的な内容(製品取扱い説明書、仕様書、契約書、特許文書等)に 対応できるスキルが習得でき、かつ現場で役立つテクニカル・ライティングの基本から応用まで学ぶことができる内容となっています。

                       (工業英検HPより抜粋)

 工業の知識がある人とない人では、同じ文章でも訳し方が違ってきます。その際にネイティブの方に伝わらない、間違った情報を伝えてしまうことを防ぐことにもつながります。


2.勉強期間

 私は1ヶ月ほど勉強しました。大学生、ということで3級を受験しました。工業英検は実用英語能力検定(いわゆる普通の英検)と違って、参考書が充実していません。なので3級の過去問集を購入し、何度も解き直しました。その際意識したのは、間違えた問題だけではなく正解した問題も、わからないワードがあればチェックして、ひたすら反復することです。ここ数年、出題スタイルは変わっていませんので、傾向をつかむこともしました。

 勉強を始めた頃は合格ラインの6割にギリギリ届かないレベルでしたが、前日には7~8割を取れるようにはなっていました。現時点での私のスペックは英検2級、TOEIC645点で最低ラインはさらってるけど、決して高くはないです。


3.受験後の感想

 受験者数は非常に少なかったように感じます。私が受験した会場は3人しかいませんでした。私が友達に「工業英検受験するよ」というと「何それ?」という返答がほとんどでしたので、認知度の低さも関係しているのかなと思いました。実際受験勉強してみて、英検やTOEICでは使わない言い回しであったり、習わない単語を学習でき、非常によい機会でした。ただ、工業の知識がないと厳しい問題も多いので、理工系に在学中の学生さんや社会人さんには、自分のステップアップとしてオススメです。


 今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。