メカジョの日常④
こんにちは, えなりんです.
今回の記事では学校の授業について触れいこうかと思います.
改めて紹介申し上げますと, 私えなりんは地方国立大で機械工学を学ぶ大学生です. 研究室はまだ配属されておりません.
高校生のときどんな大学があるのかな~と同時に, 自分の希望する学科を調べると思います. ですが実際, 大学のホームページを訪れてみてもよくわからないですよね, 言葉が難しくて. それで「あぁこういうことを学べるのね!」と理解できるのなら, それは素晴らしい才能ですし, このnoteは必要ありません. 本記事は機械工学系に進みたい高校生, 特に女子高生へ向けて発信します.
1. 機械工学系で学べること
低学年次は高校の数学や物理に毛がはえた程度の難度です. 数学は微分積分の概念がわかっていれば, つまずくことは少ないかと思います. 機械工学という分野では4つの力学が主たる学習分野です. 俗に4力と言われる力学は, 材料力学・機械力学・熱力学・流体力学です. 大学によっては入学時(学科の分類)から材料に特化していることもあるみたいなので, そこはきちんと確認しておくことをオススメします.
各力学をざっくり説明します. 材料力学は物がどれぐらいで破断するのか, 転じて安全に設計するために欠かせません. これは大学から始まる分野です. 機械力学は大きく大別すると静力学と動力学に分類することができます. 静力学は高校物理の力学分野を工業へ発展させたようなイメージです. 動力学では振動を主に扱っています. 高校で振動というと, 減衰がない理想的な状態ですが, 大学では減衰があったり, ばねが連なっていたり, より現実味が増します. 熱力学はエネルギーを高変換するために必要なことを学びます. 流体力学は水や空気などの流体にかかる力であったり, 圧力や摩擦損失を学んでいます.
私が述べたことはあくまでも参考程度に留めてくださいね. 兎にも角にも, このようなことを機械工学系では学びます.
2. しんどい授業について
けして脅すつもりはありませんし, これは大学によるのでこんな人もいるんだ~ぐらいで受け止めてください笑 しんどいのは間違いなく設計です!! 私の大学では在学中に2回設計する機会があります. 1回目は1年次に歯車減速機についての設計です. このしんどいポイントは図面が手書きである必要があったことぐらいですかね. 2回目、3年次のエンジン設計です. これがもう、、、つらい. AutoCADというパソコンで図面を描けるソフトを使用することはできますが, 1で述べた4力の知識を総動員させる必要がありますし, 設計書を書く必要があります. 学生でもガソリンエンジンの設計が出来てしまうのは非常に興味深いですし, しんどいけど面白いと思っています.
かつての記事でも述べていますが, 男性が非常に多いです. インターンシップへ参加した感じでも男性が多いという事実は変えられそうにありません. 自分自身も悩んでいる部分ではありますが, 女性エンジニアとしてのキャリアは慎重に考える必要があります.
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