火災保険の支払い金額は誰が決めるの?
私たちは、火災保険料を保険会社へ支払っています。それにも関わらず、災害後に保険会社に保険金受け取りの申請を行った結果、
「申請の結果、断られてしまった!」
「思っていた金額を受け取れなかった!」
というケースがあります。
それは、住宅や建物の被害状況や、ご自身が加入している火災保険内容によって、受け取ることができる保険金が決まるからです。
● 「経年劣化」で保険金を受け取ることができないケースが1番多い
ご自身が加入している火災保険内容によって、保険金の受け取りが左右されることについては、百歩譲って納得がいくと思います。
しかし、最も厄介な保険金を受け取れない理由は、住宅や建物の「経年劣化」です。
経年劣化とは、その名の通り、住宅や建物が長年修理や検査を受けておらず、建物自体が劣化している状態のことを指します。
保険会社に火災保険適応の申請を行ったとしても、経年劣化を理由に、保険金の支払いを断られてしまったり、少ない金額しか受け取ることが出来なかったりというケースが非常に多いのです。
保険会社としては、できる限り被保険者に支払う金額を少なく抑えたいので、
「今回ご相談いただいた建物の損害部分は、今回の災害によるものではなく、建物自体が古くて傷んでいるからです。」
と話をするわけです。
壁や窓、屋根や雨樋など、素人では「建物の健康状態」を判断できない部分を指摘されることが多いので非常に厄介なのです。
● 保険会社と鑑定会社はどんな関係にあるの?
みなさんは「鑑定会社」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
鑑定会社とは、被保険者が保険会社に火災保険を申請した際に、申請内容の正当性を判断するために、損害にあった住宅や建物を調査する会社のことです。
その後鑑定会社は、調査結果を保険会社に提出し、そのデータを基に保険会社が被保険者に支払う保険金額を決定する流れとなります。
ここで注意したい点は、この鑑定会社は第3者の機関ではないかもしれないということです。
実は、鑑定会社は保険会社の子会社であるケースが多く、裏でつながっており、被保険者に支払う保険金をできるだけ少なくするために指示を受けている場合もあるのです。
実情を知ってしまうと、火災保険の申請が少し怖くなってきますよね。
それでも火災保険の内容と保険会社の実情を知っているだけで、保険金を受け取る際に、納得のいく金額を受け取ることができたり、損をしにくかったりとメリットがあるのです。
● 火災保険の支払い率はどのくらい?
火災保険は、自動車保険や生命保険などのその他の保険に比べて、活用されることが非常に少ないのが現状です。
その理由は「認知度の低さ」です。
自動車保険や生命保険は、身近な損害に適応されることに加え、自分自身や他人の生命にかかわる保険であるため、より当事者意識が高い保険として認知されやすいのではないのではないかと考えられます。
自動車保険や生命保険の支払い率は80%~100%と高い水準ですが、火災保険の支払い率は60%程度が続いています。とりわけ、火災保険で補償がされる水災に絞った支払い率は5%にも満たないと言われています。
火災保険は『住まいの総合保険』と呼ばれるほど、あらゆる災害や被害から住宅や建物を守ってくれる心強い保険です。
その一方、補償内容が多岐に渡るため「どのような場合に火災保険が適応されるのか」が分かりづらいとも言えます。
● 火災保険のご相談は弊社にお任せ!
火災保険に加入している以上、火災保険で補償を受けることは正しい権利です。
全国で火災保険認定士による建物の無料診断や、お困りごとや不明点があればLINE@にてアドバイスを行っています。火災保険を活用する際は、ぜひ弊社にご相談ください。
○ 認定をもらうために
個人で保険申請する場合、ハードルが高く認定を受けるのが大変難しいです。
地震・火災保険は加入を国から保険会社に委託されています。しかし、保険会社は自社の利益を守るため、災害認定を出来る限り出したくない。
当然、認定は保険会社が指定した鑑定会社が行うため、保険会社の都合良く鑑定が行われてしまいます。
この様なことがないよう、弊社に調査をご依頼頂ければ、見落としなくしっかりと申請いたします。現地調査や申請は無料です。
保険金が下りても、保険料が上がったり税金がかかるなどは御座いません。
○ ビジネス概要
○ 調査依頼
LINE@にて「物件申請フォーム」を送ってください!後はこちらで現地調査、難しい申請のお手伝いなど全て行います。
認定されましたら、物件所有者に入金されます保険金総額から、弊社へ認定額の35%(税別)を業務報酬としてお振込みいただきます。
(例)100万円下りた場合
物件所有者61.5万円、業務報酬38.5万円(税込)となります。
※完全成功報酬制なので、認定されなかった場合の代金は「一切受取りません」ご安心ください。