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#enamu解体新書 Vol.1-ものづくりについて
こんばんは。enamuのデザイナーenです。
10月半ば。
虫の声と澄んだ空気が心地良い秋の夜長に皆さんは何をなさってるのでしょうか?
数日前にプレス担当に、enamuのものづくりについて
noteに残していって欲しいと言われたので、これから覚え書きも含めて私の頭の中をここに残していこうとおもいます。
皆さんにとって、“いい服”って何でしょうか?
値段がちょうど“いい服”。
デザインが“いい服”。
見栄えが“いい服”。
着心地が“いい服”。
使い勝手が“いい服”。
いろいろな“いい服”が生活にあるとおもいます。
その自分にとっての“いい服”は、それぞれライフスタイルや価値観、年齢と共にうつり変わっている方が多いとおまいます。
実際にデザイナーと言う職業をしている私自身。服に対しての価値観の変化を感じています。
今の私にとっての“いい服”は、
自分の日々日常を伴に彩ってくれる…伴走者のような存在。
その服と一緒に暮らしをしていて“心地のいい服”。
そして、それを身に纏うとなんだか“ご機嫌になれる。”そんな服たちです。
伴に働くプレス担当には今回この記事を書くにあたって少しお話ししたんですが、
私のクローゼットの中には20年くらい愛用しているシャツがあって、今でも春夏に欠かせない名プレイヤーとしてラインナップをされています。
特段ブランドものでも、デザインがかっこいい訳でもない。
“ただの綿の白シャツ”
だけど私にとっては、すごく着やすいサイズとシルエット。
だからこそ20年たっても、わたしのコトを昔から知ってくれてる伴走者として横にいる存在なのだとおもう。
そしてその伴走者も、経年劣化には耐えられなく。来年にはきっとお迎えが来てしまいそうでとても淋しさを感じています。
皆さんにもそんなお洋服があるでしょうか?
enamuのものづくりは、まさに“そんな一着”になっていってほしい。そう想いながら行っています。
店頭でのお客様の声に耳を傾けながらものづくりをしていくことで、お客様に心地のいい一着となるように。
アイテムに合わせたサイズ展開。シルエットやディテールのカットラインも身体の部位を少しでも美しく魅せるように。
トレンドの左右されなくても、自分を素敵に魅せてくれるシンプルな一枚を届けていけるようにものづくりを。
アイテムごとのお話はまた今度。