ペットも恋愛も、手間がかかって悩むのが楽しい

ペット大好きだけど、今はメダカと金魚とミナミヌマエビしか飼っていない。どれも、とても頑丈で、飼いやすい。

ミナミヌマエビは増えて困るので、最初は一生懸命増やしたけど、今は金魚に食べさせたりしている。

メダカも盛んに産卵しているけど、親メダカとミナミヌマエビと同居しているので、全然育つことができない。卵時代にも食べられているだろうし、稚魚も孵化した日に多分食べられている。

それではいけない、のかもしれないけど、増やすのは楽しいけど、増えすぎて容器を増やしていっても、キリがない。

どこまで世話できるのか、悩むところだ。

水中の生き物は、水質や水温が合わなくなると、一気に病気になったり全滅する。そうなるのが分かっているのに放置するのは辛い。病気になっても薬を投与したりして、なるべく長生きさせたくなる。

今いる金魚が、繁殖させて後悔した例で、子供が幼いころに祭りですくってきた金魚の孫なのだけど、1匹だけ生き残り、大きく育って、口に入る全てを食べてしまうから、何とも同居できず、容器に合わせて大きくなるので窮屈そうに、何が楽しいのか分からない生活をしている。

だからと言って、殺すこともできない。

だからといって、広々とした池とか作るわけにもいかない。

寿命は１０年以上生きることもあるらしいし、既に１０年生きてるかも。

メダカは寿命が短いけど、永遠に増やし続けることはできないから、どこかで繁殖をやめなきゃいけないけど、稚魚が育つ姿も見たい。

親メダカから隔離すれば簡単に育つのが分かっているので、毎日抵抗していたけど、今日はついに、その誘惑に負けて、隔離してしまった。。

寿命２年くらいだから、あと２年はメダカの世話をする覚悟。

ミナミヌマエビに至っては、自然に増えていくから、もし金魚が先に死んだら我が家では、環境悪化で全滅するのを待つしかないし、ボウフラを食べたりしないので、結局ボウフラ対策に何か魚を入れなくちゃいけなくなるかもしれない。

金魚に先立たれたら困る。。金魚がいれば全部食べてくれるから。

金魚もメダカもミナミヌマエビも、水草も、貝も、水槽内の全ての生き物は、近所の川に流したらいけないのも、分かっている。

何か飼い始めるときには、長生きしたり繁殖したら、最後どうなるのか、ちゃんと想像しておかなくちゃいけない。

今日、眺めて癒されている気持ちと、この子たちの将来を想像して悩む気持ちと両方がある。

ペットを飼うと、ペットが気持ちよさそうに過ごすのを見て癒される気持ち、中々うまくいかなくて観察しながら悩む気持ちのどちらも味わうことになるけど、うまく世話できなくて、どうしたらいいのか調べたり、悩んで試したりした子ほど、愛着も湧く。

気になって仕方ないとか、心配で目が離せないと、大事にするようになるし、大事に扱えば、「これは愛情が深いのだ」と誤解が生じて、ますます大きな存在になる。

このあたりは、恋愛にも相通ずるものがあるのかもしれない。

あまりにも悩みが大きくて、負担になりすぎると、お別れしたくなったりするのも、恋人と似ているかも。

実際に好きな人ができたら、メダカの存在すら忘れて世話が疎かになって、全滅させかねないけれど、コロナ禍の中癒してくれた恩を忘れずに、ちゃんと最後まで世話していきたい。

世の中の、コロナで飼い始められた全てのペットが、末永く可愛がられて幸せでありますように。

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