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久しぶりに働きに出てみた。

近所の大きな歯医者さんに。事務員だけど。

私の上司になるお局様は、怖いのは知っていたけど、実際働き出して一か月間はかなり怒られた。早く仕事を覚えて彼女を追いだしたいとか、もう続けられないんじゃないか、とか悩んで体重が4キロ減った。

一か月観察した結果、彼女は

・彼女にやり方を確認せずに、自己流や他の人の指示で何かやると怒る。

・彼女が何かやっている最中に話しかけると怒る。

・その瞬間の、優先順位を間違えると怒る。(電話が先か、待っている患者が先か、とか)

・失敗は、早く謝罪すれば案外怒らないし、質問は、彼女の手の空いた時に控えめに話しかければ大丈夫。雑談は、私の失敗談なら大丈夫。いっぱしに仕事分かってるような発言をするとダメ。(今日は平和ですね、はNG。なぜなら私が暇でも、彼女には難しい仕事が山ほどある、という事に毎日なっているから)

・彼女は、常に忙しいし、難しいことをやらされてるし、体は疲れている、という前提で、何事も下から、すごいです、私にはとてもできません、の気持ちで接する。

つまりは、、同僚とか、対等な人間ぽくではなく、女王様にお仕えする召使とか、秘書になったつもりで、控えめにするのが良いと分かった。

それからは、彼女に息を合わせて質問していいタイミングや、声の大きさを考え、少しでも分からない事は、お伺いを立てて、更に正しくできているかチェックを受けることにした。

他の人からの評価は捨てて、彼女のサポートに全力を尽くして、電話で話す内容を聞いたら、先回りして資料を出したりした。彼女に全て華を持たせるつもりで。(上司に仕えるって、基本はそうゆう事だろうと思うし)

その甲斐あって、お局に怒られることが激減し、逆に気に入られたんじゃないか?と思うくらいに、笑顔を見ることが多くなって、居心地がよくなった。思えば、やたらと怒って怖いけど、ある意味素直な人ではあるんだろう。

他の人々は、彼女とうまくやれる、彼女の機嫌を損ねない、というだけで私を評価してくれるかもしれない。(自分に都合よく解釈すれば、だけど)

それだけ彼女は怖くて、今まで下で居ついた部下がいないし、みんな困っていたんじゃないか、と推測している。

上司のご機嫌伺いばかりする人になりたくはないけど、彼女の下で働くにはそうするしか生き延びられないと悟ったので、今はこの路線で、仕事を覚えきるまでと過ごそうと思う。

仕事を覚え終わったら、、、

今のように友好ムードが続いていくなら、難しい仕事を引き受けてくれる彼女の影で楽に過ごすのも良いかもしれないし、他に味方を増やして対抗する道もあり得るかもしれない。。それはその時に考える。

敵に回すと恐ろしい人は、、味方に付けると心強い。。

明日も頑張ろう。。

#事務 #お局 #上司 #お仕えする #パート #エッセイ  

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江浪キリ
疲れる毎日を誰かの文章で癒されたい。そして、私も誰かを癒したいです。いつかできたらいいな。