生意気ながら、貸金庫を借りています。
貸金庫使用料の分、節約するのが身の丈に合ったことかと思いますが、生意気ながら貸金庫を借りています。
資産家でもないけど、火災や盗難が心配で。。いつか長期に旅行できる身になりたいので、その間何も心配しなくて良いように。
銀行は、大した預金もしていない私に貸したくなかったみたいだけど、夫の住宅ローンの付き合いがあるから渋々了承した雰囲気。
私だけじゃなく夫も登録しろとか言ってました。そんな事をしたら、意味がないです。。なぜかというと以下略。
なんとか貸してもらい、その後少しだけ定期預金したら、窓口のお姉さんが、とても愛想よくなったのは、ほんと(文字通り)現金なものです。
しかし、その貸金庫、銀行のロビーからガラス張りで半分くらい見えてるし、開錠を依頼すると、大声で「〇〇様~どうぞ~」とか呼び掛けられるから、「あら、あの方、あんなミスボラシイのに、貸金庫なんか入っていくわ」と注目されて、いつ知り合いに見とがめられるか冷や冷や。
その上、最近住宅ローンが終わり、その繰り上げ返済に、定期預金を解約してしまったので、多分私は貸金庫を借りられる銀行内ルールを満たさなくなってしまったらしく、窓口のお姉さんが「今度(定期預金)よろしくお願いします」の笑顔の後ろで、苦々しい表情の男性銀行員の視線が痛い。。
貸金庫行くのが気が重くなり、自分の最上級に貴重な物があるのに、近寄りたくなくなってしまい、不便で仕方ない。
自宅に中身を引き取ろうかと自宅の耐火金庫の鍵を探したけど、2つあったはずなのに、大きさが似ている庭の柵の鍵と間違えて捨てたのか、1つしかない。(庭の柵の鍵は、使ってないのに、家族の人数以上に無駄にきちんと保管してある)
もし、この1つの鍵を見失ったら、、と思うと怖い。(合鍵作りに行ったら、輸入の金庫とか鍵専門店じゃないと無理かも、と言われ玉砕。ホームセンターでセールのを買っただけで、合鍵作る可能性なんて考えてなかった)
そこで、他行の貸金庫に引っ越すことに。(少しでも預金入れてある所に。)
定期預金の残高確認したら、笑顔で、ご利用ありがとうございます!審査とか要らないです、登録もお一人でいいです、貸金庫用の部屋に入るのは自動で開くドアのキーと、金庫の鍵でご自分でドーゾ。と、とっても印象がいい。よし、こっちにしよ!と決めてしまった。
利用料金は、高くなるけど、気分が良い方が、、、とこれは、おもてなしの良い旅館を好んだり、丁寧な接客の百貨店を贔屓にするのと同じ心理ですね。
今の私の経済状態で、そんな贅沢な気持ちを楽しんでいいのだろうか。
自宅の布団の間に通帳や土地の権利書を差し込んで、上に寝て自分で守る方が、私にふさわしいのかもしれない。
で、でも、自宅のセキュリティ対策を強化したり、高い金庫を買い直して床に固定する工事とかするよりも、年間2万円弱のお金払うだけで、地震、洪水、火災、盗難、紛失とかで失う心配が無くなるなら、安いんじゃないかな。(そうだそうだ)
使用料を継続して支払うサービスは、だいたい嫌いだけど、貸金庫は、心配性にとっては一度使いだすと、やめられないサービスかもしれません。(その通り!)
欠点といえば、貸金庫から自宅の道中が、とっても不安。明らかに金目の物持ってるって思われそうで。実際は、家族写真のデータとか、実家のお墓があるお寺の連絡先のメモとかだったりしても。
規則違反だから入れられないけど愛犬のお骨も本当は入れたいなあ。
入れる箱の大きさも限りがあるので、私にとって無くなったら死にたくなる物、という基準で、上手に使っていこうと思います。新しい貸金庫への引っ越し、かなり楽しみ。。。
#貸金庫 #身の丈 #エッセイ #貴重品 #セキュリティ #火災