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#1 石澤希代子as千津【BLUE】

こんばんは!エナメルプロデュースです。
8月末公演プロデュース第1幕『フローズン・ビーチ』 に向けて本日4/1(土)から隔週で3ヶ月に渡り、《出演者のnote企画》をお届けいたします。第1回目の本日は団体主宰でもあります、石澤希代子です。

「フローズン・ビーチ」という戯曲を読んで思ったこと

私が高校生の時に初めて読んで思ったことは以前記事に書いたのですが、現在改めて読んで思ったのは「何故ケラさんは男性なのに女性の気持ちがこんなに描けるのだろう」ということです。むしろ女性作家が書いたら役への感情移入などで女性の正当性が誇張されたりしがちだと思うのですが、そういうことはなく、淡々と5人の女性の滑稽さが描かれていて、改めて素晴らしい戯曲だと感じました。

「千津」という役(自分の演じる役)について思うこと

今改めて思うのは千津のキャラクターによってこの作品がシリアスにもコメディにも変わるということです。特に第1場では千津視点で物語が進んでいきますし、ずっと千津がいわゆるツッコミのポジションなんです。
初演や再演で峯村リエさんが演じられていて、見事なツッコミで完全にコメディだったのですが、千津の演じ方によって作風が大きく左右されると感じました。
今回は平井隆也さんがどのような演出をしてくださるかとても楽しみです。

海や夏の思い出、旅行のエピソードなど

「海」
逗子生まれ逗子育ちなので海はずっと近かったのですが、ヤンキーのたまり場という感じで小さい頃はあまり近づかなかったです。
大学生の時?に柿喰う客さんが逗子海岸でフローズン・ビーチを上演された時も日傘をさして海に観に行ったらかなり浮いてました(笑)
高校が県立湘南高等学校という学校で「湘南」とついているのでクロールと平泳ぎと背泳ぎそれぞれ25m泳げないと卒業させてもらえず、高校3年生の夏休みに毎日補習に通っていた思い出があります。
引っ越してからは横須賀の長閑な海に癒されており、海が大好きにりなりました。

「夏」
高1までは夏といえばずっとバレエの発表会で、高2からは演劇の資金を貯める為にアルバイトに明け暮れてました。あと、高校の行事で巨大な絵を描いたり、夏期講習は凄く思い出があります。昨年は資格試験の勉強に明け暮れていましたし、6月〜8月の夏の3ヶ月の思い出は強烈ですよね。

「旅行」
バカンスみたいな旅行には縁がないのでこれから思い出を作っていきたいです。

横須賀の長閑な海

最近のエピソード(食べたものや買った物など)

3月はシナモンくんのお誕生日だったので、ピューロランドでバースデー限定のライブキャラクターのグッズがたくさん出ていたのでお迎えしました。実写グッズはありそうでなかったのでとても嬉しかったです。

今年のシナモンバースデーグッズinピューロランド


コメダ珈琲のクリームオーレにハマっています。

コメダ珈琲店のクリームオーレ


今回の公演について自分の語りたいことなんでも

フローズン・ビーチでは20歳、28歳、36歳の女性たちが描かれます。この時期の16年間はその後の人生を左右する激動な時期だと思います。
私は今年35歳になります。登場人物達と同じ時間軸を経験し、今だからこそ再びこの戯曲をやる意義があると思いました。

お客様へメッセージ

この素晴らしい戯曲や演出家平井さんの力もあり、今作素晴らしい役者さんが集まってくださっております。きっと今までにない「フローズン・ビーチ」になると確信しております。
ぜひ夏を心待ちにしていただけましたら嬉しいです!4/12(水)にフライヤーを含めた全情報の公開も予定しております。どうぞ宜しくお願いいたします!

大好きなシナモンくんと


あるいはエナメルの目をもつ乙女
プロデュース第 1 幕
『フローズン・ビーチ』
作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
       ✖️
演出:平井隆也(吉祥寺GORILLA)

第43回岸田國士戯曲賞受賞のサスペンスコメディーの傑作をダブルキャストで上演。

Cast
【BLUE】
石澤希代子(あるいはエナメルの目をもつ乙女)
小林桃香(露と枕)
渡辺実希(オフィス・ルード)
日下麻彩(常民一座ビッキンダーズ/吉祥寺GORILLA)
                             
【WHITE】
林揚羽
村上弦(猿博打)
万葉
髙橋紗綾

Schedule
2023.8/30Wed.-9/5Tue.

Access
APOCシアター
〒156-0054東京都世田谷区桜丘5-47-4
【劇場TEL】03-6321-7690
《地図》
小田急線「千歳船橋駅」より徒歩約3分

About
あるいはエナメルの目をもつ乙女プロデュース

2022年APOCひとり芝居フェスティバルでオーディエンス賞をとったことをきっかけに役者の石澤希代子が立ち上げたプロデュースユニット。石澤の好きな戯曲をゲスト演出家に演出してもらい、自身も出演する。

お問い合わせ
MAIL enamelproduce@gmail.com
公演最新情報
HP https://enamel.amebaownd.com/
Twitter @ENAMELproduce

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