#3 林揚羽 as千津【WHITE】
こんばんは!エナメルプロデュースです。
8月末公演・プロデュース第1幕『フローズン・ビーチ』 チケット発売に向けて、4月から隔週で3ヶ月に渡り《出演者のnote企画》をお届けしております。
第3回目の本日は林揚羽さんです。林さんは昨年末までしあわせ学級崩壊という劇団で女優・制作をやられていました。現在はフリーで、個性的なお声を生かして声のお仕事もされております。
「フローズン・ビーチ」という戯曲を読んで思ったこと
わたしは糸がピンと張った緊張感のある舞台が好きなのですが、脚本からもそんな緊張感を感じるシーンがたくさんありました。
基本的に物語の主軸はかなりサスペンスで、人の思惑や後ろめたさ、過失で構成されている作品だと思いますが、シリアス・コメディというジャンルだけあり、テンションのふり幅がすごいです。(いや、シリアス・コメディってなんなんだ)
嘘を嘘で重ねた先には自分を追い詰める未来が待ってると思う作品です。
「千津」という役(自分の演じる役)について思うこと
臆病な人だと思います。
でも、多分人情深いというか、人を助けたいみたいな、ある種誰かに自分を捧げることで自己肯定感を保っているような側面があって、なので人間関係を自ら断ち切れないような人に感じました。
ところで幼馴染と高校からの同級生って、存在として大きな溝がある気がします。
自分より長く付き合っていて深い人間関係を乗り越えられない、そんな人間関係の僻みみたいなものが、千津・市子・愛にはあります。
海や夏の思い出、旅行のエピソードなど。
もともと埼玉県育ちなので、海には果てしない憧れがあります。
昨年度は2回も沖縄にいきました。
一つは大学の同級生とシーカヤック、もう一つは甥っ子家族と親との家族旅行です。
すっかり南国の雰囲気に魅了されてしまいました!
海の思い出深いエピソード
高校卒業時、1つ年上で大学生なった先輩と、春休みに鎌倉に遊びに行きました。
日暮れ時、海岸線をはだしで延々と歩いたのを覚えています。
当時通っていた女子校はプロテスタントでかなり質実剛健だったのですが、
一方その先輩は高校生のころから自由奔放な方でした。
その海岸線を歩いてる時、すごく印象的だった言葉が↓です。
「セックスなんて1回目だけだよ。あとは何回やっても全部同じだよ。」※
説得力あるな・・・と当時のわたしは初体験を大事にしよう・・・と励みにながら海岸線を果てなく歩いていたのを思えています。
※未経験だった自分にかけた先輩なりの「初体験を大事にしろ」という励みの言葉であり、初体験が印象的/大切にな経験かどうかは人によって違うと思うと思います。
最近のエピソード(食べたものや買った物など)
最近のエピソードといえば、現在5月に出演するハトノス『始発まで』という公演の稽古をしています。
こちらは2019年に上演した作品の再演なのですが、わたしは広島弁を喋る女学生の役をやります。
広島弁のイントネーションを勉強しているので、日常生活もどんどん訛っていってます。
5月20日(土)・21日(日)です、よかったら観に来てください。
Yotube
https://www.youtube.com/watch?v=k8wAyptfjnQ&feature=youtu.be
本題の、最近飲んだものはこれ。
新宿の、サントリーラウンジイーグルのカクテルです。最高だね!
今回の公演について自分の語りたいことなんでも
上演時間2時間以上で、4人芝居は人生初です・・・・・・・・
また、別チームで同じ千津役を演じるのは「あるいはエナメルの目をもつ乙女」主宰の石澤希代子さんです。
石澤さんと共演したくてオーディションに応募した背景もあるため、
正直、かなりプレッシャーを感じています。
でも、共演者である村上弦さん、万葉さん、髙橋紗綾さんが素敵な女優さんなので、
頼りつつ足を引っ張らないようにがんばりたいです・・・!
キャストが女性だけの作品に出演するのも初めてで、それもワクワクしています。
お客様へメッセージ
石澤さんは可愛くキラキラした世界観が好きで、いままでわたしがチャレンジしてなかったキャラクターや世界観へ導いてくださるかもしれない…とビジュアル撮影やプロデュースいまからワクワクしております。
ぜひぜひ、応援おねがいします!
【林さんの次回出演】
ハトノス・リーディング公演#1
『始発まで』
5/20(土) 13:00~/18:00~
5/21(日) 13:00~/18:00~
上演時間80分
現代座会館 地下ホール
一般:2,000円/学生:1,500円
中本修司、林揚羽、笠原大輝、遠藤瑞季、木の下敬志
https://ticket.corich.jp/apply/222911/003