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散弾銃の所持許可更新とハーフライフルの取得をした

猟銃の所持許可は3年なので今年初めて更新をしました。更新に合わせてハーフライフル取得申請をしたので、今後同じタイミングで更新手続きができます。銃ごとに許可を取るので1年ずれると更新もずれて面倒なので…

更新にはまたこの時↓と同じ書類を準備する必要があります。

そうです。またメンタルクリニックで診断書をもらう必要があるのと、近所への聞き込み、友人知人への身辺調査があります😩

メンタルクリニックは今回は銃砲店が勧めてくれた病院に行きました。内科、アレルギー科、皮膚科だけど精神疾患がないかの診断書も出してくれるとのことで、また医師と「麻薬やったことありますか?」「ありません」的なやりとりを1分半くらいしました。待ち時間の方が20倍長いのと、むしろ先生が病んでそうなのが気になりましたが、診察が終わり、帰りに受付で支払いをする際におもむろに「美容皮膚科もやってるのでこちらよろしければ」と脱毛やしみ取りのパンフレットを渡されました。手広くやってるな…

1番面倒な診断書を取得したので警察署に電話をしアポを取りました。しかし、アポ前日に書類の確認をしていてふと「身分証明書」がないことに気づき青ざめ警察署に電話して平謝りしてリスケをお願いするハメに。猟銃所持許可申請に必要な身分証明書というのは免許証とかそういうものではなく、その人が民事処分(破産宣告など)の通知を受けていないことを証明する書類で、本籍地の市区町村に請求しないと取得できないものなので、(ワンチャン書類取得するためだけに新幹線で往復することも頭をよぎりましたが)郵送請求しないといけなくてとても翌日には間に合わず…
速達で送って取り寄せ3日後に再度警察署に電話してアポを取る電話をし、今度こそ大丈夫です!と言いながらふと目に入った狩猟免状の住所変更をしていなかったことに気づき、再度のリスケはさすがにまずい!と思い都庁の環境局に電話して、今から行ったらすぐ変更できるか?と確認しそのまま都庁へ。そんなこんなでバタバタしてしまいましたが、更新する銃を持って出頭し、なんとか更新と取得の申請をし、警察官が自宅に来る日程を決めて帰宅しました。ガサ入れじゃないですよ。家庭訪問です。

今回ガンロッカーと装弾ロッカーを自宅に設置したのでそのチェックもあるのですが、ガンロッカーを固定するために壁に穴を開けるのは嫌だったので、その場合は持ち出されないように17kg以上の重さにする必要があります。警察官にはダンベルとかだと重さが表示されていて分かりやすいからよい、と言われたので20キロの鉄アレイを購入しようと思ったのですが、20キロだと左右の重り部分がかなりデカいのでそもそもこれロッカーに入らなくね?でも10キロ×2個だと鉄アレイが幅きかせすぎで銃2丁入らなくね?となり悩んだ結果20キロのケトルベルにしました。届いたケトルベルをロッカーに運ぶまでに腰がやられるのではないかと心配でしたが無事設置完了。

20kgのケトルベル

そして家庭訪問当日、警察から「事案(=事件)があったので少し遅れそう」と電話があったもののほぼ時間通りにいらっしゃいました。2名で来て、1名は初対面の警察官だったので玄関で警察手帳を見せられました。
「本当に見せるんですね。ドラマでしか見ないので新鮮です」とコメントしたら「もちろんです。ちなみに本物はホログラムが入っているのでここで見分けができます」と再度見せてくれて、「ちなみに落としてなくさないように紐がついてます。」という豆知識も教えてもらいました。しかし警察手帳見せられるのは一瞬なのでホログラムが入ってるかどうかまで見分けるのは難しそうですが。

ガンロッカーと装弾ロッカーは基本違う部屋かつ人目に触れないところに設置しないといけないので、まずはガンロッカーを見てもらい20kgと書かれているケトルベルをどや!とアピールし、その後部屋を移動して装弾ロッカーのチェックです。うちには電子ドラムが置いてあるのですが、事前の面接で趣味は何ですか?と聞かれた時に麻雀とは言えないし度々海外に行ってるのも捉えようによっては怪しいので旅行も微妙だし、被災地に救援物資を送れるようにドローンの免許取りました、も私が言うと胡散臭いというかむしろ銃と合わせて変な勘違いされそうだしと思って無難にドラムとパン作り、と答えていたので、警察官がドラムを見て「あ、ドラムですね」と言われはからずしも趣味ドラムが嘘ではないことも証明できました。

ちなみにアレルギーの人もいるので、事前に猫がいることは伝えていたのですが「猫いると聞いてもっと毛が落ちていたりするかと思ってました。」と言われ、「直前にめっちゃ掃除機かけて掃除しました!少し残ってますけど・・」とアピールしたところ「いやきれいですよ。犯人の家って汚いんですよね」と言われました。
ん?今、犯人の家って言った?
この文脈でどういう意味!?私は犯人ではないですよ!

そして、ではこの後ご近所の方に聞き込みにいきますがいいですよね?、と言って去っていきました。まあ選択の余地はないのでダメとは言えませんけど、近所の人、突然警察官が2人で現れて、XXXX号室の人について聞きたいんですけど、なんて言われたらやべーやつが住んでるのか?って思いますかね。思いますよね。
どうか不在でありますように・・と心から祈りました。ちなみにこの聞き込み調査が嫌で銃を持つことを諦める人たちもいるらしいが私はそんなことでは諦めませんよ。

申請したら後はもう待つしかないのですが北海道の猟期が10月から始まるので、猟友会に入り、狩猟者登録(狩猟をする都道府県ごとに毎年必要)を済ませ、保険に入ったり(銃なだけにガン保険、ではないですよ、ハンター保険です)しながら着々と一狩り行こうぜ準備を進めました。

そして申請から1カ月が過ぎた頃、身元調査対応を依頼していた方々から、警察から電話あったよと連絡がありました。
前回お願いした方々に再度お願いしたのと、今回新規でお願いした方々がいて、それぞれ事前に嘘はつかなくて良いけどくれぐれも余計なことは言わないで欲しいと根回し済です。
「酔っ払って暴れるとかないですか?」
「はい(笑ってしまった)」
→何故笑った?

とか
「(ギャンブルのところで)麻雀は一緒にしたことあります」
「それはギャンブルではないですね」
→!!!!麻雀はOKなのか!やはりそうですよね!

「今後◯◯さんが猟銃持てない精神状態になったら連絡してくださいね。認知症とか。ひいては彼女のためになるので!」
→猟銃持てない精神状態って鬱とかじゃなくて認知症かい!

弟は「お姉様は社会不適合者とかではないですか?って聞かれたw」
→うん、社会に適合できている自信はない。

などなど今回も色々とツッコミどころはありましたが対応していただいた方々には大感謝です。

そんなこんなで色々ありましたが、無事ハーフライフルの許可がおりました!!
ちなみに銃は狩猟用でハーフライフルが欲しいとだけ銃砲店に伝えていてたのですが、ある日突然請求書が送られてきたので実物見てもいないし比較検討もしてないけどまあこれがおすすめということなんだろうと思ってそれにしました。しかしマンションに続きハーフライフルも比較検討せずに買う私は社会不適合者かもしれない…

許可下りたのでそういえば私の銃ってと思って早速見に行ってきました。銃身ピンクとかやばいのだったらどうしようと今更心配しましたが、普通で安心しました笑

これです。サベージ

猟友会に入ったので構成員証ももらいました。構成員ってなんか反社っぽい響きだな…😅

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