晴耕雨読を楽しむ旅

この1ヶ月間本当に忙しく、気分転換が必要で、緊急事態宣言も開けたので山形へ奥の細道の旅に出ました。五月雨を集める季節でもなく岩にしみいる蝉の声も聞こえませんが、建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞した世界的建築家がデザインした田んぼに浮かぶホテルでのんびりしております。

このホテル、晴耕雨読の時を過ごすというコンセプトで2000冊の本があるんです。最高です。

田園ビューを楽しみながらのんびり読書。

日本酒も温泉もあります。

温泉に入りながら周りが田園なのでとても静かで、蛙が古池に飛び込む音が聞こえてきそうだ、と思っていたところポチャと何かが落ちる音がし、まさか蛙！と思ったらこんな季節にクワガタでした。恐怖のあまり絶叫してしまい静寂を切り裂いていくつも声が生まれましたが、心を落ち着かせるために今の気持ちをラップにしてみました。

来たぜ山形
温泉で何故かクワガタ
一瞬Gと見紛うそのすがた
恐怖で小さな石鹸カタカタ鳴った
窓の下には最上川, Yeah!

気分良く韻を踏んでみましたが気がついたら途中から神田川になりました。もう令和だと言うのになかなか昭和気分が抜けません。不思議です。
しかし旅は人を詩人にさせますね。芭蕉のような俳人になりたいと芭蕉リスペクトで山形に来たのに日本酒飲み過ぎで廃人になりそうです。