ホットプレートが故障したため修理を試みたがスキル・道具不足で諦めた
背景
我が家ではお好み焼き、鍋、焼き肉などをする際にBRUNOのBOE053というホットプレートを使っています。
これは友人から結婚祝いでいただいたもので、大きすぎず、鍋も含めて幅広く使えてかなり重宝していました。
しかし、設定温度を最高にしても温度が低いままだったり、逆に温度を下げようとしても下がらなかったり、OFFにしてもヒーターが切れなかったりと、故障してしまいました。
ワンチャン簡単に直せないかと、分解して原因を探ってみました。
分解・原因調査
分解開始
そもそも分解できるのか不安でしたが、プラスドライバーと、6mmの六角ソケットのみで簡単に分解できました。
電機接続もかなり簡単で、こんな単純な構造でできているのだと驚きました。
原因調査
最初は下図赤丸箇所の温度調整用ボリュームのかみ合わせの問題ではないかと思っていました。
このギヤが滑ってうまくOFFにならなかったり、温度が高い設定にならなかったりしていたのかと。
しかし、色々テストしてみましたが、ギヤのかみ合わせは問題なく、また直接手で回してもOFFにすることができなかったため、原因は他にありました。
他の箇所を見ていると、温度ヒューズの下図緑丸箇所がぐらぐらし、赤丸箇所から何か金属か炭っぽいものがぽろっと落ちました。
温度ヒューズの構造を調べてみるとどうやら赤丸箇所が温度に依って触れたり離れることで、温度調整をしているようです。
つまりぽろっと落ちたものが絶妙な高さにロウ付けか溶接で調整されていた金属片で、これが取れかけていたため、うまく温度調整ができなかったようでした。
対策
このぽろっと取れたものをロウ付けなどで丁度良い高さにつけることはかなり、骨が折れそうです。
はんだ付けでできればまだ手間は少なそうですが、温度ヒューズの設定が240度と記載があり、この箇所が240度までなるはずなので、はんだでは溶けてしまいます。
ということで、同じ温度ヒューズを買って取り替えられないかと考えました。
温度ヒューズの型番が"KST205"と書かれていたため、調べてみるとAlibabaで取り扱いがありました。
こちらを買って取り替えられれば良かったですが、ホットプレートではKST205にブラケット類や配線をスポット溶接?して取り付けられていました。
スポット溶接機が手持ちではなく、また今までスポット溶接したこともなくてうまくいく自信もなかったため、今回は修理をあきらめて、そっと元の状態に戻しました。。
終わりに
今回はホットプレートが故障したため修理を試みましたが、手持ちのスポット溶接機がない点、あったとしてもうまくできる自信がない点により修理を諦めました。
簡単なスポット溶接程度でもできるようになると修理の幅も広がりそうですが、知識や経験がないままやって、感電や火傷などしてしまうのは避けたいですしね。。