【デジカ】EX08をザックリ触れてみる【ジャスティモン編】
・はじめに
本日も布団、来ず(とほほ
しかし、まさかの定時帰宅ではあり一息ついてからPCに向かってます。
複数のデッキを渡り歩いたこの記事群もあと2つ、書き続けていけば何とかなるもんだと感慨深さも感じつつ、今日も新たなデッキに唸っていきます。
・本記事の流れ
EX-08弾ではSR・SECが10のグループに、具体的には「ダイナモン」「スカーディモン」「ピラミディモン」「NSp」「DS」「NSo」「デュークモン」「サクヤモン」「ジャスティモン」「バルバモン」に分けて考えられそうです。
そこで、1記事に1デッキ、サンプルレシピとこのデッキに対する印象をつらつら書いてみる記事のジャスティモン編となっております。
早速本題にうつっていきます。
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【ジャスティモン】
新たな力は手にした力の全てを統べる最終形態。
今までの歩みを拳に乗せて、放て勝利への必殺技!!!
![](https://assets.st-note.com/img/1733922393-cNaFkM4W6hIiZD1gJeUfjSbu.jpg?width=1200)
・いい感じなところ
①芯となる進化ラインは攻防バランスヨシ。
②登場による急襲も適正あり。
③デヴァイスや登場戦略など変わり種も兼ね備える。
・気になるところ
①構築の着地点が難しい。
②デヴァイスをどれだけとるか。
○①芯となる進化ラインは攻防バランスヨシ。
「ジャスティモンACE」はブロッカーと耐性付与、さらにディレイ破棄効果による相手のスローダウンによって防御的な運用に優れます。
「ジャスティモンX抗体」は「SA+」「速攻」「疑似進撃」によるテンポのいい攻めを貫通によって通りが良い形になっています。
そして、これらが重なることで進化時コピー効果によって、アクティブで攻撃的に行くもヨシ、耐性付与で堅実に行くもヨシ、とさらにバリューの高い攻撃を仕掛けることができます。
ジャスティモンには色々な組み合わせのバリエーションが考えられるものの、この2種による攻勢がジャスティモンデッキの軸であり、基本パターンの一つでもありそうです。
○②登場による急襲も適正あり。
「ジャスティモンACE」の究極体にしては控えめな登場コストと、出した返しに除去されにくい耐性付与。
そして「ジャスティX」と2枚で出せるバリューが高い点から、ジャスティACE登場→次ターンジャスティX進化というパターンも、一般的な順当進化デッキの登場含みのルート以上に検討の価値が高そうです。
例えば先行1ターン目にジャスティACE登場とした場合、相手からすると何の準備もないところからのスタートで除去のパターンが少なくなりやすく、次手以降の反撃にもディレイオプションの使用に制限がかかるのは多くのデッキに取ってプレッシャーの大きいアクションになりうると考えられます。
やむを得ずディレイオプションを1枚置いた場合でも、ジャスティXへの進化で2×2点を放り込まれる可能性があり、2枚置く場合や相手にディレイオプションも合わせて使えるコストを渡した場合、ジャスティACE1点+アクティブも挟まれて先2で5点入る可能性があります。
仮にディレイオプションを置かれずとも、デジモン耐性付与2点という選択はとることができるため、イニシアチブを握り続けられそうな期待感もあります。
あるいはお互いに育成をじっくり育てる展開で、手札内で高レベルが重なったパターンの時にジャスティACE登場で様子を見て、生き残るならジャスティXへというパターンも催促と仕掛けを兼ね備えられそうで展開バリエーションとしてはありがたいものになりそうです。
以上の動きが、6+1=7コスト(育成から順当進化+ジャスティXまで伸ばした場合、0+2+3+3+1=9コスト見込)と総コストだけで見ると軽い点や、2手で仕掛ける関係で、相手にターン経過によるドロー回数を与えずに流れを掴めうる点は、もしかするとジャスティモンデッキの真骨頂にもなりうるかもしれません。
ただし、コストはしっかり与えているので相手が進化ラインを握っている、テイマーを用いる、順当進化でない→急戦に強いなどのパターンでしっかり対応されうる点。
耐性持ちとはいえACEを送り出していることによるオーバーフローのリスクを抱えた行為である点などから、自分の他の手札状況が厳しそうなときなど、リスクを取る価値があるタイミングを見極めて運用したいところです。
○③デヴァイスや登場戦略など変わり種も兼ね備える。
直近の強化群でデヴァイスによるオプション戦略や、それと絡めてサイバードラモン登場を行う戦略。
ジャスティモンの各形態を重ねることでレベル6が進化元に溜まることを活かす戦略など、前述のジャスティモンACE登場案に限らず、順当進化一辺倒に収まらない戦略の幅を持ち合わせています。
デヴァイスは、基本的に使用時・破棄時に同様の効果を発揮し、1枚で2回強化や干渉を行うことができます。
この仕組みでオプション破棄戦略を広げるほか、セキュリティ効果は相手の攻めを食い止めやすい効果を持つものが多くあります。
使用時は能動的なカードでありながら、セキュリティの防御的バリューを高められるのはオプションを戦略に組み込むデッキのジレンマ(能動性かセキュリティの受けが乏しくなりやすい)に陥りにくいデザインに感じられて好印象です。
「BT19秋山遼」でサイバードラモンを直接登場させる戦略は、
・デヴァイスを厚めに取る必要がある。
・準備に時間がかかりやすい。
と、デッキ単位での大掛かりなギミックになりますが、
・0コストでレベル5から始動できる。
・デヴァイスの重ね掛けで複数のアクション。
・速攻持ちを出せるため、仕掛けるタイミングを選びやすい。
など、手間をかけるだけのことはあるリターンを期待できます。
順当進化との併用は難易度が高そうな点は気になるものの、その検討も含めて考え甲斐のある戦略と言えます。
ジャスティモン各形態は1コストでスライド進化できる幅が広く、「オメガモン Alter‐B」や「アポカリモン」、青を取り込んでの「カイザーネイル」等の進化元登場戦略など、ビッグアクションを取り込むことも検討できます。
もっとも、コストや安定感(シナジー外を取り込むことに加え、重ねたい枚数によってはレベル6以上が膨れる点)などの事を思えば、これらを主戦略に据えるには大道芸的側面が強そうな点はありますが、1枚で大きな影響を及ぼすことも期待できることから隠し玉としてこういうこともできる、ということは頭に入れておいて損はないのではないかと思います。
×①構築の着地点が難しい。
「ジャスティACE」&「ジャスティX」、「デヴァイス」&「サイバードラモン」と強力なパッケージは存在するものの、高レベルの層の厚さに対してデヴァイスが最近の新機軸なこともあってか、デザイナーズでのレベル4以下が少し頼りない印象があります。
サイバードラモンの直接登場が狙えるため、割り切って低レベルを薄くする、あるいは高レベルのみに絞って構成する尖った構築を受け入れられるデザインになってはいるものの、
・オプションがカラフルな点
→狙ったオプションの確保が難しくなりそう。
・順序の求められる部分が見られる。
→「遼」を速やかに置けるか、通常→Xの流れができるか。
など、様々なムラが懸念されそうでもあり、構築・プレイ両面で高いレベルが求められそうです。
×②デヴァイスをどれだけとるか。
前述の低レベルの層の薄さを受け入れて順当進化を含める場合も、デヴァイスの分量が頭を悩ませてきます。
・サイバードラモン登場を見据えるのか。
→順当と登場の両取りで厚く取るのか、あくまで破棄の補助とするのか。
・黒とそれ以外の配分をどうするか。
→トレで拾えるルークを厚く見るか、散らすことによる対応範囲を見るか。
など、配分次第では対面や試合展開などの状況に合わせた方針を繰り出せる期待感がある一方で、どっちつかずになりチグハグな手札を抱えやすくなるだけという懸念もチラつきます。
この辺りは自分自身どういった配分がベターなのか測りかねているので、実際に回した際にこの波にのまれて行こうと思います。
・おわりに
今回も今までの例にもれず難しいよ~、わからないよ~を重ねつつ今日も今日とて進んでまいりました。
残るは1記事、明日でしっかり締めくくり……といきたいところなのですが、週末の用事に向けた準備がまるでできていないので、明日はそちらに充てることになりそうです。
遠征の絡みで移動時間は多くあるため、なんとか移動時間に仕上げて金曜には上げられたらとは思っているのですが、グッタリしてコンディション&モチベーションが及ばずという可能性も正直あり得そうだと思っているので、日曜までに来るかもの心持ちでお待ちいただければ幸いです。
木曜がバルバモン記事だ!と期待してくださっていた方、いらしたらお待たせしてしまい申し訳ないですが、ご了承よろしくお願いします。
それではまた次の記事にて~。