【デッキ紹介】レイヴモン、縦横無尽【対戦動画連動記事】
・あいさつ
今回も参加させて頂いた対戦動画で使ったデッキを紹介する記事となります。
こちらがその動画になります。
良ければ記事とあわせてこちらもご覧いただけると嬉しいです。
・デッキリスト
こちらが今回使用したリストになります。
まずはこのリストに至った経緯を説明します。
・起点、レイヴモンバーストモード
新弾直後、かつ目玉でもあるバースト進化。
(以降バーストモードをBM、レイヴモンBMの様に省略します)
今回自分が使ったレイヴモンも獲得しており、個人的には自引きでパラレルを迎えられた嬉しさもあり、まずはこれをきっかけに構築を始めました。
そしてメインに据えようと考えていくと、いくつか課題が見つかりました。その解消を目指して構築を進める事にしました。
・見つかった課題
・スムーズな運用に3/4/5/6/7+盤面にイクトの6枚必要
⇒お膳立てにメモリも枚数もかかる
BM共通の課題として、運用までに枚数が沢山必要です。
その分到達できれば非常にパワフルで、デザイナーズシナジーを持つカードはその運用をサポートできるので、好調な時はこの苦労を感じさせないほど早く展開できることもあります。
しかし、そうでないゲームも当然存在するのでそれらにも向き合わねばならず、レイヴモンは現状ファルコモンライン以外のシナジーが薄めなこともあり、デッキを埋めるカードにも工夫が必要です。
・レイヴモンの効果再登場から進化したい
⇒ターンがかかる
他のBMはレベル6に進化したターンにそのままBMを目指すデザインになっています。
しかし、レイヴモンはそれを狙うといまいち効果の噛み合いが悪く、一旦レイヴモンの効果で消滅→相手エンドに登場という手順を経てBMに繋ぐデザインになっています。
独特のスタイリッシュな動きでカッコよくて好きではあるのですが、一度相手にターンを渡すので備えられたり、場合によってはポームモン等を出されて登場できなかったり、レイヴモンが出てくる前に負けてしまうことだってありえそうです。
すべてが何とかできる訳ではありませんが、意識はしたいポイントになりそうです。
・1度ではダイレクトアタックまで繋がらない
⇒勝つための+αが必要
流れが綺麗に決まっても、
・レイヴモンアタック
・レイヴモン消滅時効果
・レイヴモンBM進化時効果
・レイヴモンBMアタック
で、4打点になります。
つまり、相手による増減がない場合2打点必要になります。
この場合レイヴモンが残るので次の打点も残りやすく、必ずしもBM即フィニッシュの必要はありませんが、BMまでが大変なのに決まって終わりでないのは後れを取る危険性があるのは気を付けたいところです。
・解決の為には
・自分のリソース重視
まずは、相手への干渉より自分のリソース確保を意識して、
レベル3では9枚目以降の枠としてガブモン。
レベル4ではペックモンよりセーバードラモン。
レベル5は新ヤタガラモンを、
レベル6でも新レイヴモンを重視しました。
それに加えてアナログの少年で、イクトを厚めに取ったことで各レベルの母数が薄いのをごまかしつつ、トラッシュ利用、レイヴモンとのシナジーも狙いました。
これによって、レイヴモン→レイヴモンBMの間を利用して、レイヴモンBMを確保しやすくなるほか、後述するロングゲーム狙いにおいて、やりたい動きを達成しやすくなります。
・相手の要求値を上げる
ゲームを伸ばすためのものとして、ハンデス+ブロッカー(+除去)を採用しました。と言っても、これらは元々ファルコモンラインに内包されているもので、人によっては薄い新イクトを4枚取っているのが少し厚めかな?という程度です。
やや頼りないので、できれば追加の策を講じたいところで、除去オプションやルインモード(ポームモンサイクルの対策やサブプランにもなる)なども検討しました。
しかし、それらの採用は同時に自分の事故リスクとの戦いにもなります。
トップクラスのデッキでさえ全ての課題が解決できるわけでなく、時には割切りも必要と考え、今回は元々備えている要素で戦うことにしました。
(余談)
動画的下心&前向きに考えれば、これらで粘れる場合はレイヴモンらしく戦え、なおかつレイヴモンBMのピーピングハンデスが活躍したから勝利に繋がる展開になりやすいのでは?という期待もありました。
・長期戦を見据えた構築
BMまで伸ばすだけで勝てない問題は、前述の2サイクル目以降を意識したリソース確保+要求値アップによるグダらせでやり取りを重ねる中で、最終的に届けばヨシと考えました。
そのため、セーバードラモン+新ヤタガラモン+(新)レイヴモンで、
・4+5は相互に面or手札に確保
(効果発揮前にトラッシュから離れると使えないので、実際はどちらかが2枚必要)
・レイヴモンへはトラッシュから進化
の流れで継続してレイヴモン効果を狙ったり、
テイマーをイクト8+アナ少3の計11枚取ることで、ターンを重ねた際のリソースの伸びを重視したりしています。
・旧イクトは3にする、1ドロー&メモリ+1
・新イクトは条件付き1ドロー&メモリ+1、メモリ+1
と、どちらもデジカに置いて強力な1ドロー&メモリ+1を持ちながら、もう一つの効果もメモリ確保に貢献するもので、これらをシナジーを持つカードとして扱えるのをレイヴモンデッキの魅力として考えたというのもあります。
・動画の振り返り(ネタバレ含む)
序盤は3はトップドローに救われつつも、元々の母数の薄さもあってアナ少に頼る展開となり、速度を挽回する4コスイクト⇒ヤタガラ進化→レイヴ進化の強いムーブとはいかず、悩ましい立ち上がり。
一方のまつさん側はエテモン+スカモンチューモンによる消滅してヨシ、しなくても攻撃が続くアグレッシブな展開。
レイヴモンでエテモンを取った時にメタルエテモンでも捲れようものなら、懸念通りのレイヴモン待機中に負けすら見えるものでした。
しかし、
・致命的になりうる捲り(主にエテモン)は対象なし
・まつさん側に4がない手札が続いた
⇒手札にチューモン、キングエテ、メタルエテが寄った(3と6に偏った)のはこちらの干渉は特になく起きているので、純粋にラッキー。
・天之尾羽張を引けた
⇒噛み合った時に強ければラッキーくらいのピン投に留めたので、引き込めたのはドローを重ねて狙い通りな面もあるとはいえ、ここぞのタイミングに間に合ったのはラッキー。
など、こちらにありがたい展開が積み重なったこともあり、無事狙い通りのグダグダした展開で粘りつつ最終的に逆転までたどり着くことができました。
序盤のアグレッシブな展開に加え、中盤以降の手札のレベル不和もエテモン達の登場時を使ってタダでは転ばないなど、最後まで気の抜けない接戦で、あと少し幸運がまつさん側に傾いていたら結果は変わっていたと思います。
図らずも、今回もお互いのデッキの魅力が現れる接戦だったことも含めて、色々幸運な回でした。いずれか、あるいは両方のデッキの動きの参考になれば幸いです。
・まとめ
以上が今回のデッキができるまでになります。
前回負けてしまった事と、レイヴモンBMを主軸にしたかった事もあり、デザイナーズ厚めの堅い構築を目指しましたが、
・進化コストの踏み倒し
⇒キメラモン、アリス
・自主的な消滅
⇒リターンマッチだ!、ルインモード
・「鳥」シナジー
⇒アキホ、ラウディロッカー
など、着眼点によって意欲的なアプローチも豊富なので、まだまだ模索のし甲斐がありそうです。
マリガン・ACEなどの新要素記事や、以前の机上記事のような、動画では取り扱っていないデッキなど、書きたいはあれこれありつつ、気持ちが上手くついてきてなくてもどかしい所ではありますが、上手く行けばそれらも適宜書けたらなと思ってはおります。
過度の期待はしないでほしいものの、期待して欲しくもある複雑な気持ちになりつつ本記事はこの辺で。それでは次の記事で~。
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