デジカEX07「デジモンリベレイター」全カード事前評価~NSp・リリスモンX抗体編~
・どんな記事?
新弾のカード評価でワイワイしたい感じの記事です。
全カード評価したいな~と思ったまま発売週を迎えてしまったものの、今弾は8カテゴリで4日あるから1日2カテゴリで行けるな!の皮算用にて走りだし、発売日当日には突入したもののなんとかゴールできた記事になります。
まだ触っていないので印象に基づく評価にはなりますが、参考になったなってところだけでも持って帰って貰えたら幸いです。
・オタマモン
○NSpの貴重なレベル3
多色&特徴参照で特殊進化していくデザインの為、順当に進化しこうとするにはNSpを持つことは重要。
母数が増えても有力な候補ではありそうだが、現状2種類しかいない今は一層外せない必須カードと言って過言ではないだろう。
○水棲始め、青(+緑)の登場メタにも
項目にも上げた通り、水棲をはじめ関係する色における登場メタ枠として採用できる。NSpもそれに当たる横並び戦略ではデクスモンメタにもなる点は心強い。
直近の登場カードでデジクロスのデジモンが活躍しそうな流れも感じる為、その点もマッチしているのは嬉しい所。
個人的な話にはなるが水棲で遊んでた頃にこのサイクルが青にも欲しいなと思っていたのでそういう点でも嬉しい。
直近の環境ではACEやウッコモンなどのおかげで横並び戦略の戦い方が広がってきているのもあって、今一度触りたさをくすぐられる。
とはいえ立ち位置が良くなった分、紅炎やルインモードなどで環境全体のガードも上がっているので、不意のデクスモンで壊滅しにくくなっただけで対面によっては展開の仕方に気を付けたいのは引き続き念頭に置きたいところ。
・ゲコモン
○登場/進化1ドロー双方ありがたい
進化時ルール&効果で2ドローできるのは手札補強に乏しいところのあるNSpには動きやすさを上げてくれるありがたさがある。
また、前述の通り現状はレベル3にも乏しい点、NSpが横並び系の戦略である点から、手札からの登場も組み込む必要があるかもしれないため、登場でも手札を減らさずに済むのは助けになりそうだ。
○進化元は汎用的にもナイス
上も下も汎用効果の組合せの為、NSp以外にも採用が見込める。
進化元登場の得意な色の為、進化時→進化元登場からの登場時でドローなんて流れで手札増強に貢献する可能性もあるか。
前述の手札からの登場の抵抗が少ない面から、レベル5ACEとの組み合わせも一考か。
ジャミング側はレベル6のDP不安解消、進化時アクティブ効果やジョグレスなどの前にアタックを挟んで打点補助などの役に立つケースが期待できる。
これら両方を満たしたり、そもそもデザイナーズの母数が足りてない時に癖が少ないカードで補強したい時など、そうそうあるものでもないかもしれないが、青絡みで困った時に思い出せると役に立つかもしれない。
・トノサマゲコモン
○NSpの強み足りえる全体強化
アタック対象を変更されない効果は現状BT13マッハガオガモンのアタック時以外にはいなかったはずというくらい貴重な効果。
ブロックされないに加えて、アタック誘導効果でも止まらないのは攻撃の信頼性が高く、それを広範囲に付与できるのはNSpの強み足りえる。
セキュリティ効果に加えACEなどの応手も存在するが、必要打点+トノサマゲコモンを揃えてアタックというのはかなり通りが良いと感じる。これがNSpの目指す勝ちパターンも一つになりそうだ。
※登場ルートについて深堀
ゲコモンの部分でも前述の通り、手出しを検討する必要があるのはレベル5でも同様と考えられる。
レベル4に加えて一度に使用するコストが大きいので、リスクの大きいシーンも多々見られ、避けられるなら避けたいところだが、
・レベル5登場(7)
・レベル4登場→レベル5進化(4+3)
・レベル3登場→モノクロモン進化→レベル5進化(3+1+3)
※登場するほど3が溢れるのが希少だとか、これだけ揃ってるなら育成側になるだろうはあるが、3手出しで前を伸ばしていくケースは他のデッキなどで現状見られることもあるケースなため添えておく
と、使うコスト自体は同じでルートに使うカードの種類は多い。
そう思うと、カード1枚&短いターンでレベル5に辿り着けるのは検討に値するのではないかと考えられる。
リスクが高いのは前述の通りなので、手札のレベルが繋がってないとか、レベル6を合わせて持っている、劣勢が予想される相手に急戦を仕掛けて強引に優位を狙う等、リスクに見合うかは自分の中で納得のいく線引きをもって飛び込みたい。
○登場の後押しにもなる登場時効果
順当も狙うデッキでのレベル5登場の積極的検討はあまり見られないアクション、かつ自分でもまだ実戦機会に乏しく本当か?と思うため登場案の深堀で脱線したが、その選択の後押しになる登場時効果は助かるところ。
本来は効果登場向けかもしれないが、手出しに置いても相手の大型の動きを止めて巻き返す形が狙えるのは心強い。
注意したいのは進化時では使えない点。進化元効果を持たないため、登場用に温存して気にならないケースも多そうだが、トラロックの登場効果には色指定もあるので、被りを避けるためにこちらに進化した際なんかは気を付けたい。
・スターモン
○こちらも登場ルートの助けになるか
レベル4手出しについてはゲコモンにて前述したが、スターモンは概ねレベル3を除去できるDPマイナスを投げられる。
レベル4相応とは言え除去としては頼りないが、BT9ポームモンなどの効果登場メタサイクルを除去できるのはありがたい。
また、相手がレベル3を手出ししてきた返しにこちらも手出しできれば、自分プラス1点相手マイナス1点の差し引き2打点分を自分4相手3コストの差し引き1コストで行うことができ、相手の手出ししたレベル3に進化する線も止めることができ、イニシアチブを引き寄せられる可能性が上がる。
と、言うのは詭弁も大いに含まれているなと自分でも感じるが、レベル7ジョグレス(≒要求値が高い)なのに足回りがおぼつかなかったり、ジョグレス成立=即勝利とまではいかないなど、勝利までに堅実さが重要になりそうなデッキなので、こういう序盤の小競り合いでも色々考えていきたいところ。
○防壁&ブロッカーの狙える進化元
後述のジャガモンでブロッカーがNSp全体に付与できるので、進化元の防壁+ブロッカーが狙えるのは相手のSA+の大きく乗った攻撃をしのぐ助けになりそうだ。
また、同弾のゼファーガモンなどバトルを得意とする相手に強気に出やすくなったりもするので、対面によっては進化を伸ばすラインに含められるよう狙っていきたいところ。
・ピッコロモン
○保険付き登場ルートとして有力
レベル5登場ルートはトノサマゲコモンで掘り下げたが、ピッコロモンは干渉や防御を兼ねない代わりに、消滅ならレベル4が残せる点でリスク軽減が期待できる。
レベル4がなくともケースによっては効果のおかげで見逃されることもありうるため、登場しなきゃと悩んだらこちらを投げると生き延びる確率がいくらかは高いかもしれない。
○攻防で縁の下の力持ちにも
上が揃うのが期待しにくそうな時は、消滅時効果を保険に果敢にセキュリティにアタックしたり、ジャガモンと合わせてブロック→効果登場→ブロックで2面分止めたり、点のやり取りを攻防両面において伸ばす助けになりうる。スターモンでも触れた通り、トラロック最大値の動き以外も貪欲に優位を引き寄せたい。
・サーベルレオモンACE
○NSp登場ルートと色々マッチ
レベル5登場積極検討案には逐一触れてきたが、このカードがNSpに存在することも見逃せない。
これ1枚をコンセプトとして勝利の軸に据えるにはNSpのシナジーでは流石に重荷を背負わせすぎに感じるが、出力は中程度ながら面と点をバランスよく狙え、ブラスト進化と相まって序盤の流れを引き寄せたまま、実質これ1枚で勝ってしまうようなゲームは存在しうるだけのパワーはあると感じる。
DPマイナスでレベル5くらいまでなら取れるため、相手が育成1枚目を前出し→レベル4進化時でテイマー踏み倒しを狙ってくるケースなんかでは、手出しでグッとイニシアチブを引き寄せられるパターンもそれなりには遭遇できそうだ。とかく柔軟に戦いたい。
○「レオモン」のACEでもある
レオモン名称でもあるため、そちらでの活躍も期待できる。
レベル5に不屈持ちがいる為、狙いたい立ち回りとACEがマッチする点や、進化元効果で単体バリューを底上げできるため、このカード単体の出力のアップする点でもNSpとは違った頼もしさ。
・モノクロモン
○久々の1進化&進化元持ち
項目の通り、久々の進化元効果持ちの1進化。単純に小回りが利くのでいつでも便利そう。
例えば先1BT16ウッコ進化(1渡し)→トレーニング、2コス進化などで1返しという流れの後、ウッコ前出しから育成0→1→3でレベル5まで繋がるケースは遭遇度・助かる度共にそれなりにありそうで、机上時点で既に活躍に期待がかかる。
●プールに恵まれなさが悔やまれる
当たり前の話だが、進化コスト1は進化してこそなため、レベル3が乏しい現状だと強みを活かせないケースもみられるだろう。
今後の追加で将来的には解消の可能性も十分期待できるが、直近に置いては捨てがたいものの削る選択も念頭に置いておきたい。
・トリケラモン
○登場ルート&進化時&進化元
ここまで順に読んでくださった方にとっては言わずもがなだが、登場ルートにおいてレスト&アクティブ封じは心強い(わからない方はトノサマゲコモンの部分を参照していただきたい)
また、進化時にも同効果を発揮できるほか、進化元まで持ち合わせている。今時のレベル5に置いては特段珍しい話ではないのだが、NSpではテキストの調整に慎重なのか、各カードの運用をテキストデザインで導線をつくってくれているのか、ともあれこれらがあったりなかったりする。
進化元にも登場させるにも融通が利くので、厚めに取っておくとジレンマ軽減の助けになってくれるケースがありそうだ。
○恐竜、竜路線もあるいは?
・トラロックモン
○コンセプトを後押しする展開力
全体に効果付与だったり、自身も自陣デジモン数を参照したり、デザイナーズ内にACEを持っていたりと、横並びを狙いたいデザインに対して、ジョグレス進化で減った頭数を補うどころか増やすのはありがたい。出てくるのもレベル5やACEでバリューが高く、揃っていなければレベル4以下も問題なく出せる。
この動きでトノサマゲコモン&ジャガモンを出せると全体の攻防におけるバリューが上がる為、目指したい形の1つになるだろう。
○継続した除去によるイニシアチブ
出してすぐ勝つのは難しい分、進化/アタックで継続したDPマイナスの圧は大きくかけられる。その数字は他では早々見られないもので、現在では過剰なケースも多そうだが、今後DP増加が激化するケースがあってもどっしり構えられるだろう。
●デザイン通りの動きの要求値が高い
NSpを使いたいと思って楽しみに見に来てくれている人にはこんな語り口が多くて大変申し訳ない。
が、自分の感覚だと立ち位置の芳しくなさが予測されるので、現状の分析を深めることがデッキの理解、ひいては勝利に繋がる可能性を上げるものとして、1プレイヤーの視点がその参考になればと思い続けていく。
現状は度々述べている通り、ジョグレスの成立までの難易度が高めであり、仮にその成立を前提としても手札の質を要求された後、そこからターンを跨いでからの攻勢となり、コンセプトとしては頼りない面が気になる。
全体に渡って展開してる登場積極案のほか、このカードもジョグレスはあくまでエルドラディルートの更に上振れと考え、レベル6から直接トラロックモンに進化を積極的に検討する考え方も提案したい。
使用コストは6と大きく、DPマイナスの出力も落ちるが、盤面の増減はジョグレス時の+1体と同様である。
例えばサーベルレオモンACEで2点→トラロック進化サーベルレオモンACE登場とできると次ターンに合わせて3点の計5点。育成などで1点足せばダイレクトには届く。
コストの使い方が大きい事に加えACEを含むアタックのため、各所リスクが大きく、ACEは2枚使いと要求も軽くはないが、遂行ターンそのものは短く、道中の干渉力と殴るDPは高いため、一切目のない案ではないと思いたい。
登場積極案共々、有用性があるのか、有用だとしても勝ちに至るのか、自分自身不安も多々あるが、今弾からNSpを使いたい人の考え方になにかいい影響を与えられたら幸いである。
・ゴツモン
○NSp貴重なレベル3(その2)
多色&特徴参照で特殊進化していくデザインの為、順当に進化しこうとするにはNSpを持つことは重要。
母数が増えても有力な候補ではありそうだが、現状2種類しかいない今は一層外せない必須カードと言って過言ではないだろう(オタマモンに同じ)
○シナジーを支える進化元
こちらはオタマモンと違い進化元効果を持ち、再起動は後述のジャガモンのブロッカー付与とも噛み合う。
また、トータモンも同様の進化元を持つが、こちらはゴツモン→ゲコモンのルートで再起動ジャミングを両立することも狙えるのは細かい打点稼ぎの助けになるためありがたい。
・トータモン
○横並びの時嬉しいテキスト
効果登場の際、信頼度が増したブロッカーとして添えられるのがありがたいのに加え、最も○○の低いデジモンを消滅させる効果に対して、ストッパーになってこれより○○の高いデジモンに疑似的に耐性が与えられる点も横並びデッキとしてはありがたい。
該当する除去を持つデッキと当たった際は、レベル5以上が出せる時も敢えてこちらを出すというのが有効になりうるのは念頭に置きたい。
○シナジーを支える進化元(その2)
ゴツモンでも触れた通り、再起動は後述のジャガモンのブロッカー付与とも噛み合う。
レベルの関係であちらの様にジャミングと両立はできないが、これが進化元にある≒レベル5以上ならDPもそれなりにあるため、素の数字で押していく助けにはなりうるか。
その流れでサーベルレオモンACEにブラスト進化したケースでは、殴り返しのリスクが下げられるのでアタックできる機会を増やす助けにもなりうる。
・ジャガモン
○NSpの強み足りえる全体強化(その2)
トノサマゲコモン同様、NSp全体の強化ができ、こちらはブロッカーを付与できる。
受動的な動きの為、BT6シスタモンブランでも見られたジャガモンを除去されると厳しいという懸念はチラつきつつ、そちらに比べてサイズが大きく、出方によっては進化元がなく退化も効かないため、相手の要求は高めてくれそうな期待感もある。
○手出しの助けになる登場時
これも本来は効果登場向けかもしれないが、手出しに置いても退化&ブロッカーで相手にブレーキを掛けながら巻き返しが狙えるのは心強い。
こちらもトノサマゲコモン同様、進化時では使えない点は注意したい。
進化元効果を持たないため、登場用に温存して気にならないケースも多そうだが、トラロックの登場効果には色指定もあるので、被りを避けるためにこちらに進化した際なんかは気を付けたい。(トノサマゲコモンに同じ)
・エルドラディモン
○NSpの全てはエルドラディに集約される?
と、思って書いていったけど、ジョグレスにせよ横並びにせよとりあえずこれ!って考えるのは依存度高くなりすぎるから危険だよな。と思いながらあれこれ唸っていたら、実りあるかはわからねどNSp内でも色々模索はできなくはないのかもしれない。
4枚オープンなので、全外しは余程ないであろうものの、トップ4枚にNSpの強ムーブの全てを担ってもらうほどのアベレージを期待するのは重荷にも感じるので、頼りにはしつつも奮わない時、そもそも引けない時になんとかできないかは備えていきたいところ。
○直接の登場も視野
積極的登場論を提案する身としても、これにまで適用するのは流石に憚られるが、窮地の際は登場→サーベルレオモンACE登場からのジョグレスの他、レベル5登場ならエルドラディがブロッカー+レベル5登場時+ブラスト進化で点数をごまかせるパターンはありうる。その場合はトラロックジョグレスでの巻き返しもあるいは?
・ツカイモン
○コンセプトの厚みを出しつつ安定感増
前弾の2種、今弾のツカイモン、ブラックテイルモンで計4種同様の進化元効果が出揃った。これにより、この効果を持つデジモンへの再現性がグッと上がったり、重ねやすくなったりした。
「~ことで、○○」効果なので消滅が必要なはずなので、その頭数の確保は必要だが、相手の打点捻出力次第では封殺までありえるのは魅力的。
また、進化元の厚みを出す要員という目線で見ると、登場時がオープンサーチ系であるのはありがたい。
3枚、かつ手札に加える方は対象が少なめな効果ではあるので、困った時に出してみるくらいの期待感には感じるが、困った時に繋がる可能性があるのは助かる。
○地味に汎用の線もあるかも?
初見では最近多いオープンサーチ→加えたら手札破棄かと思っていたが、(誤読していなければ)オープンした3枚の内を破棄できる効果である。
トラッシュに送る目的でも基本的にはアナログの少年や、ルーティング系の効果などで十分な気はするが、レベル3を効果登場しやすいデッキでは進化元効果が噛み合いやすいこともあって、選択枠くらいには検討してもいいのかもしれない。
・ブラックテイルモン
○こちらもコンセプトの厚み増
ツカイモンで述べた通り、前弾の2種、今弾のツカイモン、ブラックテイルモンで計4種同様の進化元効果が出揃った。これにより、この効果を持つデジモンへの再現性がグッと上がったり、重ねやすくなったりした。
特にこちらはEX6ウィッチモンと合わせて採用することで、配分によっては確実に、レベル4を厚めに取っても8枚採用でかなり高い確率で進化ラインに含めることができる。
○攻防の引き出し増も侮れない
類似の効果は散見されるものの、進化時に自身に付与→アタックorブロックで道連れ&消滅時に横に付与で、最大2体分の有利交換が狙える点は珍しい。
その分手札の消費が激しかったり、アタックでやりたいなら殴れる横が必要だったり、自身が先&消滅の必要があったり、条件もそこそこにあるがレベル4にしては大きな動きになりうる点や、見えるだけで抑止力になりうる点は魅力的に感じる。
・レディーデビモンX抗体
○さらにコンセプトの厚み増
こちらはEX6ウィッチモンの登場/進化時効果の類似+αを持ち、進化元はEX6バステモンと同じで、このカードでもデッキ全体の狙いに厚みが出せるようになっている。
これほど同じ効果をベースにデザインされているデッキは、順当系では珍しい印象な為、一度ガッツリ固めて組んでみるのも一興か。
○名称・特徴が強め
項目の通り、名称も特徴もシナジーに恵まれているので、リリスデッキ以外でもそちらに注目したアプローチも面白いかもしれない。
例えばマスティデッキなんかは、エンジェウーモン、レディーデビモン共にX抗体が揃ったことになるので、デッキ枠や動きの流れ的に組み込む余地はあるのか?という気になりはありつつ、ジョグレスギミックに各X抗体を盛り込んで出力のバリエーションを出す狙いもあるいは?と感じる。
●シナジーの取捨選択は求められる
前述のリリスデッキだとバステと合わせるならX進化はできず、レディーデビモンデッキだとリリスデッキ側のギミックが浮きがちになりそうで、テキストのどこを狙いたいのかは割切る必要がありそうだ。
配分を散らしての採用で全てを欲張る事もできなくはないが、ムラが出やすくなるであろう点と天秤にかけて考えたい。
・リリスモンX抗体
○強固な耐性とシナジー内での相互補完
最近見かけることも増えてきた、自分の効果によるものまで対応した耐性効果ではなれる時でかなり信頼性が高い。
その上、ツカイモンなどの進化元効果で対応してないバトルによる対処も対応できるため、かなりの場持ちが期待できる。
○ドルグレ路線も
自身の効果で消滅を行うため、BT16ドルグレモンは誘発しやすく、自分側の消滅要員を確保できる点でも相性がいい。
また、BT17デクスドルグレモンもテキストの仕組みから、進化元効果とリリスX効果で2体除去ができる(はず)
既存のドルゴラモンデッキを押しのけてこのアプローチが新しい定番となりうるのか?という疑問もありつつ、レベル6だけリリス主体の型、あるいはX抗体を絡めて併用する型も生まれたりするのか?などと素人目には期待をしてしまう程度にはポテンシャルを感じる。
○七大魔王路線も
七大魔王の感覚に乏しいため、有識者の見解はわからねど、これこそがリリスXの本命と言われても納得できるアプローチでもあり、採用先の受けが広い。
順当系に比べてリリス入りのリリスXが複数並ぶ可能性が濃いアプローチに感じられ、1体でも頭を抱えそうなのに2体並んだらどうなるか。カード評価でヘトヘトの頭で考えるのは一旦やめようと思う。
●受動部分のバランス・想定には注意
評価時点の感覚ではかなり厄介に感じているものの、基本のコンセプトが面の強度でジワジワイニシアチブを取って勝つ形になりそうなため、
・退化、DPマイナス、複数回の除去など応手のある相手には厳しい
・相手が早ければ成立前の敗北や、成立後も横を抜けられる可能性もある
・類似したデッキと膠着しあっている間に時間切れ両敗
など、使う側の懸念もあるので、使う時はそれぞれ気を付けつつ、使われる時も過度に不安がらないよう気を付けたい。
・セブンス・ファシネイト
○七大魔王オプションらしいパワフルさ
実質相手デジモンを半分くらいにするテキストで、条件を満たせばノーコストで付いてくるのは流石の七大魔王オプションと感じる。
処理適応時はめちゃくちゃワチャワチャすると思うので、使ったり使われたりした際は相互に丁寧な確認の元進行したい。
・おわりに
勢いで走りだしたけど、な~んとか完走は出来ました。
NSpとか自分自身使いたいけど、挑戦的な状態で収録されたのもあり、どうしたものかという唸りもあって、思考拗らせすぎてないか?変な熱が入り過ぎでは?という気持ちもありつつ、自分の思考が誰かの一助にという点で言えば情報として実態に対する精度の良し悪しはともかく、考えるきっかけにはなると思うのでこのまま世に出していきます。
明日(というか今日)は完走の余韻にひたりつつ、発売日に浮かれ、ダラダラして英気を養うことにいたします。
元気が出たら新弾のデッキをどう組むか考えたり、実際に回して確認したりして、頑張れそうならそれらの発信もしていきたいな~と思います。
では今回の記事はこれにて。
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