待てるか待てないかではなく?
たまに兄から電話がくると、わぁ!お兄ちゃんだ!!と気持ちは嬉しさいっぱいだった・・・のに、
開口一番、
「おい!!聞いたぞ!!
待てる人間になるんだ!!」
「えっ?! お兄ちゃん、、どうしたの?」
9歳上となると、私が小学生のときは、すでに兄は自分の世界を持っているので、一緒に遊ぶ、ケンカする、勉強するなどはなく、
歳が近寄っている兄と妹のような感覚はない。
私にすると頼れる兄、兄にすると、どこまでも幼い可愛がってやらなければならない妹だったのではと思う。
「1人でどんどん進むだろ!
待つんだよ!
少し、待ってみろ!
欠点だ!
なーの欠点だ!」
待つことと、待てることは違う。
短気だからとかとは違う。
優しいから待つとも違う。
人を思い、人を生かす、育てようと考えるなら、
待つんだ!
しばし、待ってみろ!
自分を無にして待つ!
社内がゴタついてることを、兄はどこからか耳にしたらしい。地獄耳!
忠告?
誰かに頼まれた?
兄は海外にいる。
ふーん、、待つ?
待ってるつもりだったけれど、
相手の立場になってみたら、
私は、1人走ってるのかも。
待てる人間に。待とうとするのではなく、待てる人間に。
兄の親友が私の夫。
親友どころか竹馬の友。
夫は待てる人間だと思う。
ゆったり、極々自然に待つ。
父かな?父が兄に?
じゃないな、父は私と同じだ、
まあ!いいやと思う。
待ってみよう!
相手を思えば、待てるはずとは、
チクンと刺さった‼️