気になった言葉
久々に目にした「はしたない」という言葉。
品が悪い、慎みがない、などの意味の言葉ですが、普段周囲では余り使わないように思います。
少なくとも、私は耳にしたことがありません。
母や祖母の世代では、「はしたないことは止しなさい!」「はしたない人ね!」のように、
よく使われたそうです。
常識ないわ!のような意味合いでしょう!
恥ずかしいことですよ!のような、多少軽いノリで使うのかなとも思いましたが。
三浦瑠璃さんがTwitterである事ついて、
「はしたない!」と断言していました。
この一言に、はあーん!珍しい言葉!と、私は内容より、「はしたない」の一言ばかりが衝撃的でした。
三浦さんは、
言葉をよく知っている、沢山読書をした人で、強気の発言で知られています。
はしたない→考えてみて!→常識的に考えてみたら?!、、、のような感じでしょうか。
言葉の面白さは、流行り廃りがあること。
今は、短縮した言葉が横行していますから、しばらく考えなければ解らない場合もあって、
了解をリョーカイ、それすら、面倒で、
「リ」だけ。
池上彰さんの番組で取り上げていました。
若者言葉。短縮言葉。
時代らしいですが、どうして、そこまで短縮しなければならないのかが、疑問です。
これから、日本語はどのように進むのか、
しばし心配でもあります。
友達同士でLINEなどで、「リ」とやり取り癖がついていて、職場でつい、上司の指示メールに「リ」と返信したとして、、、
これは、実際に私が経験したことですが。
指示出しのLINEに、
「リ」
「何?どういう意味?」
それに対しての返信は、
ひたすら、謝罪でした、、
ついつい、癖になっていて、、、申し訳ございません、云々、、
まあ、私だから、何事もありませんでしたが。
ムッとする以前に、短縮はここまできたのかと、別の意味で、驚いてしまいました。
最低限、私用と社用では、言葉を切り替える意識は必要でしょうね。
親類に幼稚園児から小学生、中学生、高校生、大学生、大学院生と、沢山の子供、若者がいます。
彼らが話している言葉を注意して聞いていると、私にはえっ?えっ?とすぐすぐ理解出来ない言葉が沢山あります。
造語とはまた違う過程で出来上がった言葉のようで、最近は余り頓着しなくなってきました。
これからまだまだ、新語が出てきそうですから。楽しむことにしました。
クイズみたいな感じで。
解けたら、やったー!と1人喜ぶことにしようかと考えています。