第一印象の表現
「大きすぎる目に、つんとした鼻、そして、ぷっくりした唇。」
私を表現する場合、殆どの人が上記のように顔について話すのですが、自分で鏡を見て、そうかなぁ?と少々疑問を持っていました。
初対面の時に、人は意識せずにその人の特徴をとらえているようです。
顔の場合もありますが、身体的な雰囲気であったり、髪型の場合も、声やしぐさや、いろいろあります。
スラッと背が高い人、手がきれいな人、声が素敵な人、足の組み方が美しい人。顔ですと、口のそばにホクロがあった、横を向いた時に、男性にもかかわらず、耳朶がピンク色でぞくっとしたなど、私は、細部を見ているので、大きすぎる目や、つんとした鼻、ぷっくり唇などは、余りにざっくりで、特徴でもないなぁと、自分への他者から見た印象表現をきいてみると、なんと私は特徴の薄い人間なのだろうと思っていたのですが。
昨日、物書きの友人と電話で話していて、彼女は小説を書く、詩を書くなどではなく専門分野についてのみを書くことが仕事でして、一応は物書きですから、第一印象についての表現について話していると、なんと、彼女の旦那様は、私の第一印象を「涼しい人」と表現されたらしく、友人は、それについて、ケラケラと笑いながら話すのです。何を笑うことがあるのかと、訊ねますと、
「第一印象って大事だと思う、こちら側からして、顔が印象深い場合、声や話した内容、その時々ですけど、
実はね、、私があなたに一番最初に会った時も、主人と同じ印象だったの、、。それでね、ちょっと可笑しいというのかしら、、私達夫婦の感性は似てると思って、、可笑しかったのね、悪い意味じゃないのよ。」
⛵⛵
友人の話を聞いていて、ふと感じたのは、第一印象というのは、表現する側の問題なのだなと、表現する側の語彙力もありますし、感性や好み次第なのだと。
初対面の人を頭に記憶させる時、その人なりの分類に従って瞬間的に表現しているのに違いないのだと。
⛵⛵⛵
ご近所の小さな子供達は、
「めんめのおねえちゃん!」
と、走りよって来てくれたり、手を振ってくれたりします。
やっぱり、眼? 目が強いのかも・・
人物を的確に表現できる能力をみがきたいものです。