能力高い人ほど、外部のサポート受けることを躊躇しない。
「ねぇねぇ江奈ちゃん、
上司に何か報告しなきゃならないときに、
私上手に言えないんだけど、
どうすればいい?」
という質問を、ときどき友達から受けることがあって、
「あらかじめメモ作っておいて、メモ見ながら報告すれば?」
というと、
「あ、それいいね。やってみる」
とすぐ言う友達と、
「えー。
メモ見ながら報告したら、
こいつ、メモ見ないと報告もできない無能って思われない?」
と言う友達がいて、
その差って何なんだろなぁ?
と、色々考えておりました。
抽象的なことがらを、
脳内だけで処理するの、
実はけっこう難易度高いです。
たしかに、
何も見ずにスラスラ言えたらかっこいいけど、
「かっこよさ」よりも、
「間違いなく、分かりやすく伝わること」の方が仕事上は多分大事。
メモ書きしたら、
そこは、ある意味、拡張した脳内であって、
脳の外部メモリできるようなもん。
便利なものは、使えばいいのに。
で、最近なんとなく感じるのが、
「能力高い友達ほど、
メモを取り入れるのに躊躇しない」
ということ。
(「メモ」じゃなくて、まぁ要は、外部メモリ全般)
自分の脳内だけでどうにかしようとしていない。
「メモを利用したこと」によって、
「自分の能力が低いと思われる」とそもそも思ってない。
さらには、
外部メモリ使うことで、
脳の負担その分減っているから、
その分、脳を本来のタスクに集中させることができて、
その分、仕事のパフォーマンス上がる。
→より評価が上がる。
あれですね。
「富んでいるものは、より与えられ、
貧しいものは、持っているものまで奪われる」
的なやつ。
賢い人ってこうやって、
より賢くなっていくんだよなぁ。
メモの利用だけじゃなくて、
能力高い人ほど、
「できなーい。
助けてー!」
って、周りの人の助けを借りるのが、
本当に上手だなぁ、と思います。
(そして、周りの助けを上手に借りられるものだから、
解決できる問題の質と量、どんどん向上していく)
本当の意味で自分に自信あると、
「外の助けを借りたら、私、無能と思われる」
ていうプライドを捨てられる。
あるいは、万が一メモ使うことで無能と周りから思われたとしても、
それによって、自分の核が傷つかない強さを持っている。
「自分の弱さ」をさらけ出せる人が一番強い。
「弱いところをさらして攻撃されたとしても、その攻撃をどうにかできる」
と確信しているわけで。
かっこよき。
私も、
できないことは上手に外の助けを求められる
本当の意味での強さを身に着けたいな、と思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?