絵な子の頭の中 第5回「スイス・アーミー・マンの話(ネタバレなし)とボツネーム」
絵な子です。15日更新の漫画をペン入れ作業中ですので、今日は軽めの記事です。よろしくお願いします。
軽めの記事になると言ってもやはり映画の話が話しやすいので、それにします。私はすごく好きなんですが、レビューはあんまり良くない「スイス・アーミー・マン」の話をします。
スイス・アーミー・マンの話(ネタバレなし)
雑あらすじ
無人島で取り残された男ハンク・トンプソン(ポール・ダノ)、あまりの孤独で自殺するつもりだったが、岸に流れ着いた死体(ダニエル・ラドクリフ)に助けられて島を脱出して故郷を目指す話。です。
スイス・アーミー・マンすごく好きなんですよ…。私が好きな映画の話は「男同士の静かな友情を感じる」「話が面白い」に加えて「音楽が良い」というのがあります。(それだけではもちろんありませんけどね!)。スイス・アーミー・マンは絵な子映画性壁をクリアしてるんですよ…。この映画、音楽が良いんですよ…。多分アカペラでやってると思うんですが、その音楽が幻想的で、死体と一緒に行動している男にぴったり合うんですよ。アンビエントとも違う気がしますが…なんというジャンルだろう…。音楽と脚本と演技の相性が自分的にはすごくハマって、とても好きな映画なんです。なんでこんなに評価が低いのか自分ではわかりません…星4.5はあげたい…。星5を上げない理由→突っつかれたら困るから。
主役のポール・ダノは「リトル・ミス・サンシャイン(2006)」くらいしか知りませんでしたが、隠の者の役がすごく合っていて、スイス・アーミー・マンのハンクも隠の者の感じがしてよかったです。死体役はハリポタのハリー役でお馴染みのダニエル・ラドクリフですが、良いんですよ…(良いしか言っていない)。
内容に触れましょう。
ハンクはあまりの孤独で死ぬ予定だったんですが、死体に会ってから正気を取り戻します。死体のおかげで無人島から有人島へ戻ってこられたハンクは、死体に恩があるので、死体を連れて人がいるところまで戻ろうと決心します。死体は途中置いていこうとするんですが、死体が突然生き返ります。死体は自分のことをメニーと名乗り、自分の身体から水を出したり、コンパスの代わりになったり、ナイフの代わりになったり拳銃の代わりになったりします。これがタイトルの、スイス・アーミー・マンの由来になります。スイス・アーミー・ナイフ、つまり万能ナイフのオマージュタイトルです。万能な(死体)男ということです。死体が生き返ったのはハンクの幻想だったのか、それについてはこの映画ではなされていません。はい。好き・・・ですね。そこは別に言及しなくて良い部分です。
初めに書いたのですが、私は「男同士の静かな友情を感じる」映画が好きなのですが、この映画は友情がたしかに存在しているんです。死体相手に相談したり、協力したり、喧嘩したりして、支え合うんです。あんまり書くと面白い部分がなくなるので特に言及しませんが…いや〜…ねえ…いいんですよ。
ポール・ダノの「隠の者」の立場の演技、音楽、死体との友情、それがこの映画にはあります。派手な見せ場とかは多分ないんですが、ずっと観れる映画です。
オススメです。
軽めの映画紹介だとこんなもんですかね…。好きなんですよね〜。
この話おわり。
ボツネーム
7月後半にかけて書いていたボツネームを載せようと思います。多分同じような流れで、新たにネームを切って、7月31日に載せられたらなあと思いますが…。それのボツバージョンということです。タイトルは「海辺のメアリー」のままでいくとは思います。うさぎくんシリーズもシーズン3に進もうと思っていて、間みたいな話です。
ちなみに15日は魔女のジョマの4話を載せます。あと3日ほどお待ちください。(間に合うのか!?)
では、ボツネームをお楽しみください…。私はペン入れでなんとかするタイプなので、イメージで読んでください…。いよっ!有料マガジンっぽくなってきたぞ!購読ありがとうございます!
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