OWVがすきだよ〜
わたし、「OWV(オウブ)」っていう4人組ダンスボーカルグループが好きなんですね。OWVとってもいいんだ~。派手で見応えのあるダンスパフォーマンスと、ジャンルの幅広い持ち曲が何よりの見どころ。吉本興業所属のため芸人さんと関わる機会が多く、その影響もあってか笑いにも真剣に向き合っている愉快な人たち。各々の持ち味を活かした個人仕事にも励んでいます。
詳しいことを話す前にメンバーや活動について説明しようかなと思ったんですけど、ここは本題ではないので以前作ったプレゼン資料を一部抜粋して代用します。気になる方は以下のスライドをご参照ください。
素敵なところがたくさんあるし、最初に述べた魅力や各メンバーについて深堀りしてもいいんですが、わたしが今話したいのは少し違うところ。
スライドにもちょっと書いたことなんですが、彼らはみんな「PRODUCE 101 JAPAN」というオーディション番組に参加してて、そこで出会った人たちです。(2023/12/27現在、Leminoで全話無料視聴可能!)
番組参加以前から親交があった人たちもいるんだけど、この番組で同じ練習生だったことはグループ結成に大きく影響しているはず。結果的に、彼らにとってオーディション番組は夢を掴むゴールではなく通過点になり、その先で再び交わった彼らはOWVになった。今、そういう世界線を生きている。
そんな彼らのグループ名「OWV」は「Our only Way to get Victory」の略。「勝利を掴む僕たちだけの道」て意味。さまざまな出来事を経た後にオーディション番組で出会い、それを通過点とする彼らが今歩んでいる、彼らだけの道。
わたしは彼らがこれをグループ名に掲げていることが本当に好きなんです。他の誰よりも彼ら自身がこの道のこと、それを選んだことを大切に思っているのかも、と思うから。遠くの誰かを応援する時って、今その姿で舞台に立つその人、その選択を肯定してからがスタートじゃないですか。(もちろんさまざまな葛藤とともに推すこともあると思いますが)
彼らがデビューから3か月後に出した1st写真集に「This is a Fictinal Story.」「彼らのもう一つの物語」と題されたif設定のコンテンツがあったことをとても凄いことだと思っていて。
オーディション番組に参加していないどころか、パフォーマーを目指してすらなかったかもしれない世界線の彼らを描いてくれるのって、グループ名に「Our only Way to get Victory」を冠し「道」という言葉に一定の拘りを持つ人たちとしてかなり一貫性のあることじゃないですか? 違ったかもしれない世界線が数え切れないほどある中で、オーディション番組で交わった先でOWVという道を選んだ今と、(パラレルワールドのどこかにはあるかもしれない)もう一つの物語……。
こういった彼らの姿勢みたいなものはかなり一貫していて、それは歌詞にも表れている。彼らの「のし上がってやる」という強い意志は多くの曲に散りばめられているし、
のように、直接的に「道」という単語を出してる曲もある。
そしてそのマインドを忘れないだけじゃなくて、結成から3年弱経ったタイミングで
と歌ったこと、本当に嬉しいし凄いことだと思う。この歌詞凄くない?!??!わたしは初めて聞いた時、本当に本当に嬉しかった。
写真集を買った時、わたしは彼らが「もう一つの物語」を描いたことにめちゃくちゃ感動したし、その数年後にHere & nowのあの景色を見せてくれたこと、こんなにブレずにいること、その筋の通し方がとにかく大好きです。わたしは一貫性が大好きだから。(個人的な趣味)
「夢を行く道こそが夢」という歌詞を聞いた時、わたしはとある曲の「理想に向かって疾(はし)るこの瞬間こそが夢」という歌詞を思い出した。わたしはこの歌詞の、夢を点ではなく線で捉えてるところが大好きなんです。
「夢を行く道こそが夢」も、まさに夢を継続するものとして歌ってるところが本当にいいな〜〜って思うんですよね。彼らの道もそうあってほしいと思っている。達成する/しないという瞬間的な出来事ではなく、何かを追い求め続けてもがく今こそが夢だと。
ここからは完全に個人的な価値観の話なんですが、わたしは「まず前提としてOWVが彼ららしくあり続け、その先でもっと大きくなれたなら何重にも嬉しいな〜」と捉えている。
もちろん、当然、売れるに越したことはないんだけど、その売れ具合(大きな数字とか)みたいなものよりも、まずOWVがOWVとして歩み続ける今が少しでも長く続けばいいな~って思ってます。そしてその道の途中に地上波でのパフォーマンスとか、大きな箱でのライブとか、そういうイベントがあるとファンとしてはとっても喜ばしいことよね、っていう。
とは言え、継続するためにはちゃんと採算が取れないと厳しいのが資本主義社会だし、ボーイズグループに限らず、ありとあらゆるコンテンツが溢れる世の中で生き残っていくのはとても難しいことでしょう。だからこそ、OWVがOWVとして歩み続ける中でその結果が目に見える形で現れたら、当然嬉しいよね。続けるためにはいろんな意味での体力が必要になるし。
数字みたいなシビアな話が付き纏うのはどうしても避けられない時もあるけど、でもこうやって今の道を大切にしてくれている(そしてそれをファンにも届けてくれること)が嬉しい!
わたしはOWVのそういうところが好きで応援しているし、願わくば彼らが望む限りこの道が続くといいなあと思っています。
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