お届けした言葉に寄せて 【Mitu Jewelry】
流れる所作のその先を想った。
大切にされることが保証されているみたいな作品群。
上品で知的、時にユーモラスな女性を連想した。
ジュエリーを外して部屋着に着替える。
テーブルにことりと置いて、丁寧に拭いて眺める。
柔らかな微笑み。
見せびらかさず、満たされたことに喜ぼう。
一息つくことが上手であれ。
ひとりの時間も楽しむこと。
大切な人と静かに分かち合う喜び。
静かであたたかで満たされた時間。
装った自分も、装飾から解放された自分も愛する女性であって欲しい。
武装ではなく、心豊かにするために。
足るを知ること。
Mituが形にした幸せのカケラは、あくまでも幸せに気付くきっかけなのだろう。
どかんと大きな幸せではなく、カケラを拾い集めるかのように。
小さな幸せひとつひとつに『満たされて』ほしいというメッセージが込められているように思う。
作品の向こう、ユーザーの幸せを一番に願っていることが伝わってくる。