珈琲でストレスと上手につきあう
ストレスと付き合う3R
Rest(休憩)、Relaxation(癒し)、Recreation(活性化)の「3R」ってご存知ですか?ストレスに対抗する3種の神器です。
珈琲で得られる3R について、考えてみたいと思います。
Rest!
まず休憩時間。
珈琲豆を挽く、お湯を沸かして器具を温める、お湯が90℃程度まで冷めるのを待つ・・・そんな時、ゆったりとした時間が流れます。あえてここはパソコンやスマホも手放して、テレビも消してみましょうか。お湯のシューシューや、豆のガリガリや・・・。
新鮮な焙煎したての豆は、きれいに膨らみ、華やかな香りで部屋を飾ります。
香りや湯気の存在感も感じてみてください。
Relaxation!
次はリラックスです。
珈琲の香りが脳に与えるリラックス効果は、実は科学的に証明されています。
杏林大学医学部精神神経科の古賀先生がこちらの論文で発表されています。先生の研究は、コーヒーが脳に身体に与えるリラックス効果を測定するために、珈琲豆6種を嗅いだ時のα波(アルファ波)の出方を測定したもので、珈琲の香りが人をリラックスさせるだけでなく、豆によってもその長さや深さが異なることを証明しました。
単に「なんかのんびりした」「すっきりした」ではなく、科学的な根拠があるのはうれしいですね。
Recreation!
そして、活性化、です。
珈琲が抗酸化作用に優れているのは近年のさまざまな論文や記事で発表されています。珈琲にはクロロゲン酸類といわれるコーヒーポリフェノールが豊富です。血糖コントロールや肝機能調整にも効果があると言われています。ネスレさんのこのページによくまとまっていますので、ご覧になってください。
そして活性化、といえばカフェインの覚醒作用です。
カフェインには脂肪の分解を促進する「リパーゼ」という酵素も含まれており、ダイエットにも良いと言われています。昨年、カナダ・トロント大ロットマン経営大学院のSam Maglio准教授は「珈琲を飲むことを想像するだけで脳を活性化することができる」という考察を発表しました。(詳細はこちらでご覧ください。)
3R+???
最後に、とても大切なのは、珈琲の3R にあなたは何を追加するか、ということです。
友だちとのおしゃべり?好きなTVや音楽でしょうか?それぞれの???を組み合わせて、ストレスとつきあってみましょう♪♪