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ぐちゃぐちゃのチームを一つにする逆転の発想
一緒に仕事をするチームなのに、世の中にはお互いがいがみ合い、ぶつかり合っているチームがなんと多いことか!ぶつかり合っているチームよりも、一つにまとまったチームの方が、生産性が高いのは言うまでもありませんね。今回は、そんなぐちゃぐちゃのチームを一つにまとめるマインドセットについてお伝えしたいと思います。
結論から言うと、そのマインドセットとは、チームメンバー全員が、「個々の欠点を財産として受け止める」というものです。肝はこの逆転の発想にあります。
どういうことか解説しますね。
チーム内でぶつかり合う原因は、大抵の場合、相手に対して求める「こうあるべき」という期待値を相手が下回るところにあります。
「毎日細かく進捗状況を報告するべき」
「こちらが言っていることの真意を理解すべき」
「一度決めたルールは絶対に守るべき」
「同じことを何度も聞き返さないのが当たり前」
そんな期待値を相手が下回ってしまった時に、「あり得ない!」となり、それが繰り返されると、相手に対して不平・不満・不信感が募っていきます。
「一度みんなで決めたルールをすぐに忘れるなんてあり得ない!あんな人とは一緒に仕事したくない!」
そんな気持ちが膨らむと、最悪の場合は、罵り合ったり、それを超えると、もう口もきかなくなったりします。そうなるとチームとしては最悪の状態、崩壊の危機に陥ってしまいます。
期待値に満たないことに対して不平不満を抱くということは、すなわち、相手の欠点に対してダメ出しをしているということでもあります。
しかし、自分にとっての当たり前が、相手にとっては当たり前ではないことなんていくらでもあります。
例えば、バックオフィス系の仕事をしてきた人にとっては、クラウドでのスケジュール管理や経理処理、書類整理などは、ごくごく当たり前にできてしまいます。しかし、営業や現場系の仕事をしてきた人の中には、事務処理が苦手な人もたくさんいます。そういう人は、ファイルの保存方法すら間違ってしまうことがあるわけです。これはその人の仕事上での欠点とも言えます。
しかし、そもそも欠点のない人間など一人もいません。誰もが不完全な存在です。
ですから、自分の期待値、すなわち、自分にとっての当たり前の基準を他のメンバーが満たしていないからと言って、そのことを指摘し合い批判し合うようになったら、必ず、そのチームは、ぶつかり合うことになってしまいます。
これがぶつかり合いの構造です。ここには「欠点は悪いもの」という前提があります。
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では、どうすれば、そんな不毛なぶつかり合いをなくし、チームを一つにできるかと言うと、それが冒頭で紹介した「個々の欠点を財産として受け止める」という逆転の発想なのです。
シェイクスピアは「神は、我々を人間にするために、何らかの欠点を与える」と言ったそうです。
人は一人では生きていけません。人は助け合って生きています。助け合うからこそ、人に対する感謝の気持ちが湧いてきますし、謙虚な気持ちも育まれます。また、自分の足りないところを埋めようと努力もします。つまり、欠点があるからこそ、人として成長できるというわけです。
「個々の欠点を財産として受け止める」ことをチームの信条とすると、一瞬にして、それぞれの欠点をみんなでどのようにカバーするか、という建設的な思考に切り替わります。そして、お互いが補完し合う存在として尊重し合えるようになり、感謝の気持ちも自然と湧いてきます。
メンバーがそれぞれこのようなマインドセットになれば、チームの雰囲気は大きく好転します。
欠点を悪いものとして裁くか、欠点をチームの補完関係を作るきっかけとするか。
ここがぐちゃぐちゃのチームを作るか、まとまったチームを作るかの分岐点になるのです。
ワンマン経営からチーム経営へ
チーム経営プロデュースカンパニー | 株式会社エンラボ | 港区 (en-lab.co.jp)