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ものぐさ在宅フリーランスの1日のルーチン

努力も根性も大嫌い。ついでに「頑張る」って言葉も無理してる感があって好きになれない。

そんな根のぐうたらなライターが、会社員を辞めて在宅フリーランスになったら、1年半で収入が2倍になりました。しかもパソコンに向かう時間は1日4~5時間くらい。会社員のころの半分です。

今回は、そんな在宅フリーランスの1日のルーチンをご紹介します。さらに後半では、ルーチンをこなす上でこだわっているポイントも解説します。

私と同じように、努力も根性も「頑張る」って言葉も好きになれない方は、参考になる部分があるかもしれません。

<このnoteがおすすめな人>

・在宅ワークがはかどらない
・在宅ワークは働き過ぎてしまう
・ちょっとした工夫で効率を高めたい
・在宅フリーランスに興味がある

はじめに

1日のルーチンを紹介する前に、私自身について少し説明させてください。

私は、妻と猫1匹と暮らす、フリーランスのWebライター兼編集者です。

2年ほどWebメディアを運営する会社に在籍していたことがあり、その経験をもとに独立しました。

専門はSEO記事の執筆と編集ですが、新規Webメディアの立ち上げやSEOコンサルなど、できる範囲の業務であれば基本的になんでもお引き受けしています。

一方、対面での取材や打ち合わせなどは、報酬が良くてもお受けしていません。理由は、スケジュールが読みづらくなるからです。

そんな日々の心がけなども含めて、1日のルーチンをご説明します。

1日のルーチン

それでは早速、私の1日のタイムスケジュールをご紹介します。

8時       起床
9時       朝食
10時     作業 ー午前の部ー
13時     昼食
14時     フリータイム①
16時     作業 ー午後の部ー
17時30分  夕食
18時30分  トレーニング
19時30分  風呂
20時30分  ストレッチ
21時    作業 ー夜の部ー
22時    フリータイム②
23時    ベッドに入る

ひとつずつ見ていきましょう。

8時:起床

朝は8時起床が目標です。

しかし私は早起きが苦手で、がんばってもなかなか起きられないし、そもそも朝からがんばりたくないので、ちょっとくらい寝坊しても問題のないスケジュールを組むようにしています。

取材などを受けない理由のひとつがこれです。

9時:朝食

9時ごろ、妻が作ってくれた朝ごはんを2人で食べます。

朝ごはんもなるべくがんばりたくないというか、頭を使いたくないので、献立は基本的に固定です。

朝食の献立はこちら。

・十八穀米
・納豆 1パック
・ウインナー 2本
・卵 2個(目玉焼きにしたりオムレツにしたり玉子焼きにしたり)
・トマト 中サイズ1/2個
・緑を補う何か 1品(最近はもっぱらアボカド)

献立が決まってると、食料品の買い出しもあまり頭を使わずに済みます。

10時:作業 ー午前の部ー

10時になったらいよいよ作業開始です。

しかし作業といっても、基本的に前日決めたノルマを消化するだけなので、あまり頭は使いません。事前にプログラムした内容を淡々と消化するイメージです(詳しくは「21時:作業 ー夜の部ー」の項で説明します)

ちなみに私は、長年の姿勢の悪さがたたって背骨がばっきばきに曲がっているので、作業の途中で何度かストレッチポールに乗って症状の悪化を防ぎます。それでも背中やら肩やらが頻繁に痛くなります。悪あがきです。

13時:昼食

13時になったらお昼ご飯を食べます。お昼ご飯もほぼ固定です。

昼食の献立はこちら。

・オートミール
・高タンパクヨーグルト
・ミックスナッツ
・ハチミツ
・ときどきバナナ

牛乳を入れて電子レンジで2分チンしたオートミールに、他の具材をぶちこんでかき混ぜたら完成です。

この昼食+乳酸菌サプリを飲むようにしてから、お通じが絶好調になりました。オートミールもいい仕事しています。

14時:フリータイム①

14時から16時はフリータイムです。

買い物、髪を切る、整体への通院などなど、何かしら用事がある場合はここで消化します。特に予定がない日は、とりあえず散歩しています。

16時:作業 ー午後の部ー

用事が済んだら、夕飯までの時間でもうひと仕事です。

ただし、フリータイムの予定次第では作業時間を確保できないこともあります。

ここでの作業は、「やれたらラッキー」くらいの心構えでいると、いざ時間が確保できたときに得した気分になれます。

17時30分:夕食

17時30分から、早めの夕食です。

朝や昼ほど固定していませんが、カレー、餃子、麺類、丼物、鍋……といった具合に、夕食も大まかなローテーションがあります。

最近は、たっぷりの大根おろしを添えた焼き魚定食がお気に入りです。

18時30分:トレーニング

夕食を食べ終えてひと休みしたら、ニンテンドースイッチの「フィットボクシング」でトレーニングします。

ランニングしたり、ローイングマシンを買ったり、水泳はじめたり、ジムに通ったり、いろいろとやったのですが、フィットボクシングが一番続いています。

リングフィットアドベンチャー(↓)とどちらにしようか迷ったのですが、声優さんに惹かれてフィットボクシングを選びました。

19時30分:風呂

フィットボクシングでひとしきり汗をかいたら、そのままお風呂に入ります。

トレーニングの間にお湯をためておいた風呂に、がっつり1時間入浴。

入浴中は、スマホで本を読んだりYouTubeを見たり。特にこれといってやることを決めず、まったりします。

20時30分:ストレッチ

風呂から出たら、ふたたび悪あがきのストレッチです。

こういう全身のストレッチに加えて、腰、股関節、背中、首などなど、「ちょっと固くなってるかも」と感じるポイントに絞ったストレッチを5~10分ほどやると、良い感じで整った気分になれます。

21時:作業 ー夜の部ー

ストレッチを終えたら、22時ごろまでもうちょっと作業します。

ここでやることは、明日のタスクの設定です。前日の夜にこれをやっておくと、翌日の作業効率がぜんぜん違います。

前日のうちに行動内容を決めておくことで、翌日の自分が余計なことを考えず作業に集中できるんです。

メモは、こんな具合にざっくりとしたもので大丈夫。

・○○さんの構成チェック
・△△さんの原稿チェック
・××の構成案作成
・整体15時~

メモする場所はどこでも構いません。

私は普段Slackを使っているので、自分のワークスペースに「やること」というそのまんまな名前のチャンネルを作って管理しています。

22時:フリータイム②

2度目のフリータイムです。

この時間までに、その日のうちにやることをすべて消化できているのが理想です。

でも、もし消化できていなかったとしても、おとなしく諦めてゲームをしたり漫画を読んだりします。

経験上、この時間に作業してもろくなことにならないからです。

23時:ベッドに入る

なるべく日付が変わるまでには寝たいので、23時ごろにベッドに入ります。

でも寝つきが悪く、だいたい眠りにつくのは日付が変わったころです。それでも起きる時間が早くないので、特に支障はありません。

―――

というわけで、以上が私の1日のルーチンでした。これを、土日祝日問わず、365日休みなく繰り返しています。

続いて、ルーチンを作るうえでこだわっているポイントについて解説します。

5つのこだわりポイント

個人的には、細かいスケジュールよりもこちらの方が大事です。

1.予定を詰め込まない
2.習慣化したいことは毎日やる
3.予定通りできなくても責めない
4.一つひとつの予定をゆったり設定する
5.お金で解決できることはお金で解決する

1.予定を詰め込まない

翌日の作業内容を決めるときは、仕事を詰め込まないことを意識しています。

イメージとしては、6~7割のリソースで処理できそうな量を設定する感じ。

人は、調子が良いときを基準に予定を立てがちなので、日ごろから意識的にその基準を下げることで、無理なく消化できる量に調節するのが狙いです。

2.習慣化したいことは毎日やる

「今日はやる」「明日はやらない」といった判断はかなりの負担になるので、習慣化したいことは毎日やるように設定し、判断する余地をなくします。

そして、頑張ってやろうとするのではなく、その分のスケジュールを事前に確保しておくことも大切。

たとえば、運動不足解消のために1時間のジョギングを予定に入れるなら、仕事を1時間早めに切り上げる、といった塩梅です。

3.予定通りできなくても責めない

日ごろから意識してゆるめの予定を組んだとしても、それでも予定通り行かない日は絶対に来ます。

そんなときに、「なんでこんなこともできないんだ」と自分を責めても仕方ありません。自分の頑張りが足りなかったのではなく、予定が適切ではなかったのです。

だから、予定通り行かなかったときは「もっとがんばらなきゃ……」と予定を詰め込むのではなく、翌日の予定をさらにゆるくします。

それでもだめなら、もっとゆるく。

この量なら絶対にこなせる、という作業量が見極められるようになってから、徐々に作業を増やしていきます。

このあたりの裁量があるのも、フリーランスならではです。

4.一つひとつの予定をゆったり設定する

予定通り行かない日が来ることを覚悟していても、いざ予定通り行かない日が続くとやっぱりへこみます。

それを少しでも防ぐため、一つひとつの予定をゆったり設定して、上手く進まない作業があっても前後の予定で吸収できるようにします。

たとえば私の場合は、食事の時間をすべて1時間ずつ確保することで、寝坊したり前後の予定が押したりしたときに、食事をパパっと済ませて次の予定にあてる、といった形でカバーできるようにしています。

5.お金で解決できることはお金で解決する

お金で解決できることは、とことんお金で解決する精神が重要です。これはフリーランスになってから特に感じます。

たとえば、料理を作る手間を減らしたいなら、インスタント食品やミールキットを利用する。買い物に行く頻度を減らしたいなら、宅配サービスを利用する。作業に集中したいなら、作業環境を整える。――といった具合です。

おわりに

以上、在宅フリーランスの1日のルーチンと、こだわりポイントでした。ここまで読んでくださってありがとうございます。

フリーランスに興味のある方や、在宅ワークに勤しむ方の参考になれば何よりです。

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