フジテレビ問題、現場が上層部に「NO」で思ったこと

『局長陣が港社長に直談判…フジテレビ現役社員が語る“内部混乱”現場が上層部に「NO」を突きつけた!』

(略)そんな中、局内では前代未聞の動きも出てきた。

「1月20日、参加できるすべての局長が集まり、港さんに直談判したそうです。その内容は『臨時取締役会の開催』や『臨時株主総会の開催』といった経営方針にかかわることから、『会見のやり直し』や『社内向け説明会の実施』まで、幅広いものでした。さらにそこでは『社長の退任』についても話が及んだといいます。

さらに労働組合からも『会見のやり直し』『社内向けの説明会』を求める決議が出されました。そういった現場からの強い要望を受け、上層部は23日に臨時取締役会の開催と、社内向けの説明会を開く状況になりました。社長会見の時は現場の声を無視した港さんも、さすがにまずいと気づいたんでしょう。後手後手の対応に、現場からは怒りの声しか上がっていません」

混沌が大きくなり過ぎて、自分たちの安心安全も崩れて騒いでいる可能性があります。
こうなる前に、十分な時間があったはずです。
でも火中の栗を拾わずここまで来たのは、社員も同じでは?

上に「なんとかしろ」と言うだけでなく(他人に依存するだけでなく)、例えば報道部門が「当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません」の真相を暴いてもいいわけです。でもできていないようです。共犯とまでは言いたくはないけど、罪を隠すのに加担していないか? 結果的にそうなってはいないか? 責任を取るのは上層部だけか? 報道の責任はないか? も気になるところです。

直談判は、しないより したほうが評価はできます。フジテレビという会社の中に復元力はまだあるようです。
ですが、全体的に動きが遅い気はします。CMが無くなって、ロケも断られて、ほかにも影響が出て、お尻に火がついて、そこから動き出しているように見えてしまうのですよね。
逆に言えば、CMはいつもどうりで、ロケもなにかもかも順調であれば、直談判はしなかったようにも見えてしまうのです。

そして一般社員のかたがたがプロデューサーAに対してどういう動きを取っているのかまったく分かりません。
今回の問題のきっかけを作ったのは身内みたいなのですが、プロデューサーAに対して、今まではどう扱ってきたか? 今、どういう扱いなのか? の話も知りたいです。


ところでフジテレビばかり言っていますが、他の局も疑われています。横を見て動くのでは無く、内発的に動けている局がどれほどあるのか気になっています。
それとどこまで過去にさかのぼるかも重要になってくると思います。

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当時の人もまだ在職中でしょう。こういった方々に対して聞き取り調査をするのでしょうか?

また、社内調査だけではなく、週刊誌各誌の協力も得た方が、より詳しく分かると思いますが、フジテレビはたぶんしないでしょうし、他の局もその態度に続くように思えてしまいます。

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