結局、混沌の大小なんだよね

『急増する銅線盗難 業者を「異例」逮捕、盗品知りながら買い取りか』

https://www.asahi.com/articles/ASSD44D7VSD4UTIL018M.html

金属盗をめぐり、買い取り業者が盗品と認識していたとして逮捕するのは異例という。

警察庁によると、昨年1年間の金属類の盗難は全国で1万6276件あり、3年前の約3倍だった。今年はより深刻で10月までに1万7887件(暫定値)に及ぶ。

エニアグラムのタイプ6な日本は、安心安全安定を求める国民性です。
そして、安心安全安定の外に自ら出るのを嫌がるため判断や決断を嫌います。
それで、判断や決断に関しては、法律やルールや前例に従うことでこれを回避しようとします。これらに依存することで、私の責任では無いということで安心安全でいようとします。

それで前例やいつものルールに従い警察も対応をしていたのでしょう。
前例踏襲であれば、いつもと同じで安定しています。対応に変化無く、混沌ではありません。
ですが、金属類の盗難が3年前の3倍にまで増え、それがさらに増えているという混沌が起きている中で、対応を変えるほかなかったということです。

記事の見出し『「異例」逮捕』から、前例踏襲を前提にしていることが分かります。
本来であれば、今まで同じことをしても逮捕してこなかった理由と、今回逮捕する理由の違いを説明できなくてはなりません。
ですが、理由なんてどうだっていいのです。タイプ6社会としては。
混沌がダメなんです。混沌が大きくなることがダメなんです。

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