たまに言われることがある。
「素っ気ない」
と。
自分の中で万遍なく人と接するようにしてきてはいるので、極端に優しさや愛情というものが偏ることをしたくは無い。
バランスというものが崩れてしまう。
誰にでも優しくはありたいけれど、気が付いたら優しくしたい!そう思われたい!!
という人がいる。
それは極端に異性や恋人では無い存在でも。
その偏りを上手い具合にちょっとずつ偏らせて偏らせて巡り巡る人生が自分なのかと思う。
「素っ気ない」
という人の片隅に「優しくして欲しい・昔は優しかった」という過去の経験からの未来の期待がある。
未来なんてわからないけれど、過去と同じような愛情や優しさは振る舞えない。
それはその時一所懸命だったから。
今がそうじゃ無いかといえば違う。
その万遍なくができないので巡り巡ると思う。
優しさを欲しがると、そこに溺れて前が見えなくなる。
優しさを期待するのではなくて、自分から優しくなれるようにして欲しい。
この一年、この半年で考えはちょっと変わり、距離感を大事にしてきた。
その距離が縮まっても離れても相手に対しての気持ちというのは変わりはしない。
冷めていると言われるけれど、違う。
今はそこへ優しさを落とすことが出来ない。
それだけなのに、不満を言われる。
そこまで器用では無いということを理解して欲しい。
最近は誘いを断る。
けれど自分から誘いはする。
自分が興味あることに対してどこまで出来るのか、興味ないことに対してどこまで無関心でいられるか。
そんなところ。
嫌いになったり、面倒になったりではなく、あくまで自分の気持ちを注ぐお皿を変えただけ。
理解してとは言わないが、努力くらいはしてほしい。