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【第10回】世の中の大半の彫師が当然のように知ったかぶってそれっぽい話をしているけど個人的には見解が違うTATTOO・刺青を彫っている人がMRIに入るとどうなるか問題(あとフラッシュワークイベントやるよのはなし)


ENさんです末端冷え性が過ぎて足先もげそうだよ

さっむーー


GWキミが値段を決められるフラッシュワークイベントをやるよ

突然ですが5月のGW1日2日の二日間フラッシュワークイベントをやるよー

これは単純にフラッシュワークイベントをやりたいというわけではなく、恐らくタトゥーアーティストの永遠のテーマであるサイズやかかった時間ではなく、自身のデザインやタトゥーへ対しての正当評価、価値を知りたいって感じで実験的にやってみようかと思い、完全に勢いで考えたイベントです

内容としては僕が予めオリジナルで用意した、スマホサイズ前後でトラディショナルスタイルのTATTOO FLASHからどのような方法かはまだ決めかねているんですが、お客様に選んで頂くのか、くじ引きのような形で当たったものを彫るのかいずれかの形で、両日共に5名ずつで計10名の予約枠、お昼の11~12時前後くらいから深夜まで久々にみっちり彫ってみようかなと思っています

前述した自身のタトゥーやデザインへの価値という点が一番のポイントになるんですが

今回のイベントではなんと施術後にお客様側に値段をつけていただきます

勿論価格の上限下限はありません

お客様が僕の彫ったTATTOOにはこれくらいの価値があると思った額を付けていただければ結構です

例えば極論ですが100円と言われれば勿論100円を頂いて「ありがとうございます」となりますし、仮に100万円を頂いても同様の対応をするつもりです(嘘です、どちらでも冷静ではいられないと思います多分どちらでも爆笑します)

ただ自分のTATTOOがこの方にとっては100円の価値しかないんだなーと思ったら恐らく次は二度とその方からのご依頼は受けないとは思いますけど笑

僕の価格設定は現在一般的な平均のタトゥーの価格相場から1~1.5万円アップ程度です

僕はTATTOOの勉強を始めてから25年?もっとかな?程度になりますがこの程度の価格帯って彫師を初めて4~5年程度でも同様に取っている方は大勢いらっしゃいます

極度なブランディングをするつもりもないのですが、今現在のこれが妥当な金額なのか?これまで必死に勉強を続けてきた自分のTATTOOへの価値や正当評価を感じたいが為に単純に興味本位でノリと勢いで開催するに至りました

FRIDAY the 13thイベントにしか来ない方々のような買いたたきたいだけの方もいれば大きく評価をしてくださる方もいるかもしれません、現在の価格設定前後程度で付けてくださる方もいらっしゃるかと思います

大赤字になるかもしれないですがなんか楽しそうじゃない?

純粋にTATTOOで遊べる素敵な大人たちの為の面白いイベントになればいいなーとおもいますし面白かったら定期開催します

予約開始のスタート日は追って各種SNSにてお知らせします!震えて待っててね!あ、当日はDOTTさんの取材が入るかもしれませんので映っても良いよという方限定でお願いします



タイトルのMRIのヤツの話

話変わるけどよくインターネット上で「刺青・タトゥーを彫っているとMRIに入れないから入れないほうが良い」とかコメントして回る人がいますよね

かと思えばYOUTUBER彫師さん辺りが「刺青入ってても今では問題なく普通にMRIには入れますよ」等とお話していて実際のところはどうなの?っていう疑問に僕の経験からほかの彫師さんの見解とは少し違ったお話を有料記事内でお話していこうかと思っています

この論議に対して僕が一つ常々思っていることはこれだけです

おい、嘘つくなよ確実なソースもなんもないのに適当なことを言うな


です

彫師にしても、ネット上で人の悪口ばっかり言ってる人にしてもそうなんだけどね、経験も浅く全ての可能性を潰せたわけでもないのにパブリックで不特定多数の方の目がある場で、それもたかだか自分の身の回りの人の体験談や経験談程度の症例しか知らない癖に危険だとも安全だとも断言をしちゃいけないんですよ

今日の有料記事内ではほかの彫師さんとは違うしっかりとソースのある僕なりの見解を書かせて頂こうと思っています、今回の記事は彫師さんだけではなくTATTOOや刺青を入れている人、自分は入れていないけど身の周りにそういった方がいるという人、これからTATTOOを入れようと思っている人皆に読んで頂きたいですね


そしていつもの如く有料記事に行く前になんかお話しようかなーと思ってなに書くか考えたんだけどね

やっぱりあれだね今は猫も杓子もclubhouseじゃない?

clubhouseの話

僕も少し前から始めていて主に仕事の合間の時間や夜帰宅後に絵を描きながら、他の彫師さんと交流をするために使っているんですが、シンプルで必要なものしかない本当に良いツールだと思っています

まだclubhouseをやっていない方々に一言でどんなアプリなの?と聞かれればやっぱり一番はラジオに近いのかな?

芸能人や有名人、各界の著名人ともあわよくば関わるチャンスのある極めて匿名性の薄いラジオ型SNS?といった感じでしょうか

?を付けたのはあまりSNS感を感じないところにあります、チャットもなくメッセージのやり取りも無し、写真や動画の投稿も無し、あくまでもトークをするか聞くかのみというアプリです

トーク内容をいいなと思ってもリアクションすらするところもありません

SNS感を感じるところといえばフォロー、フォロワーというくくりがあるというだけで基本的なトークルーム自体は誰もフォローせずとも見れますしフォロワーが多ければいいというわけでもない気がします

誰がどこのルームで誰と何を話しているかも丸わかりなのでプライベートで遊ぼうって人はフォロワーなんて多ければ多いほど身動きが取れなくなって面白くなくなっちゃうかもですね。あとはアホみたいにフォロワーの数稼ぎに必死って人も多くみられますがclubhouseに関しては数より質が大切なのかなーと思います、これまでのSNSのようなオンライン上のお付き合いがメインのSNSよりもっとずっとリアルな繋がっていくことに近しい感覚を覚えるSNSです

仕事に生かしていこうという僕達みたいな感じの人たちは多くの方に知ってもらうのが最優先なので多いに越したことはないのかもしれません

現状マネタイズもされていないのでいやらしい感じがしないのも好感が持てますし、これからマネタイズされてくるとしても、とても上品な感じで確実にその日のその場で聞いていないと得られない情報に対する正統対価を得られる貴重なツールになるかもしれません

もしかしたら僕の今やっているnoteもそういった方向にシフトしていくかもね

現在はclubhouseで初めてお話する方も含めて色々な彫師さんが集まってみんなでTATTOO談義をしたり技術やスタイル、絵の理解などの情報交換をする場としてトークルームを作ることが多いです

視聴してくださっている方の質問も随時受けつけたりしているので是非見に?聴きにきてくださーい!

とにかく「ながら」でできるのが最大のメリット

お仕事をしながら、絵を描きながら、メシ食いながら、運転をしながら、洗い物をしながら等々何をしながらでも参加できるので時間を取られることなく有意義に過ごせます

電話番号のみでの招待制で招待した方の素性も常に出ていますし、発信は本人の声でしなければならない為、匿名の文字だけでの誹謗中傷コメントやストーカー行為をするようなこともしづらくマナーの良い方が多いような印象も受けます

うちのお客さんにもどんどん参加してもらってお話聞きに来てほしいですね



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前述した通り刺青、TATTOOが入っている人はMRIに入れるのかどうか問題についての僕なりの見解になりますが他の彫師の方やネットの情報等とはちょっと違った角度からの意見になるので参考にして頂ければと思います


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今後有料記事内で技術的な記事を書くにあたって動画コンテンツも作っていこうと考えております。ですが手元のマクロ撮影をしつつスローで安定した画質を確保できる機材を揃えるにはかなりコストがかかってしまいます。お気持ちずつで構わないので余裕のある方はサポートの方よろしくお願いします!