障害があるからこそ活躍できる道。自分の得意を見つけ活かすには?

皆さんこんにちは!

エンカレッジの福井です😊

さて、本日はこちらのテーマ

『障害があるからこそ活躍できる道。自分の得意を見つけ活かすには』

についてお伝えします😊

このnoteは、障害があって自分のキャリアを考える人や、強みを活かす方法を探している人に向けて書きました✍

1)障害があるからこそ活躍できる

障害があると、弱みや苦手さばかりが目についてしまい、自分は社会で活躍できないんじゃないか…と思ってしまいますよね。

実はそんなことはありません。

障害があっても、活躍できる道はあります。

逆を言えば、障害があるからこそ活躍できる道があるのです。

障害を持っていない人(健常者)にはない強みが、私たちにはあります。

それは、健常者の視点では気づけないところに気づくことができるということ。

障害がある人で、そうでない健常の人と全く同じような生活を送ってきたという人はいないはずです。

私たち障害のある人が持つ感性、視点、経験、価値観 etc.があるからこそ、できることがあります。

人と違うからこそ、それを生かせるチャンスがあるのです。

2)できないことが多い=『弱み』とは限らない

障害があると、そうでない人と比較して「できないこと」や「苦手なこと」が多いかもしれません。

ただ、それが必ずしも『弱み』になるとは限りません。

ある環境では確かに、あなたの特性は弱みになるかもしれません。

けれど、それは環境によって変わってきます。どんな環境においても弱みになるわけではないのです。

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例えば、陸上では、足のない魚は全くと言っていいほどに動けない。

足がある私たち人間や動物の方が圧倒的に有利。

しかしながら、水の中ではどうでしょうか?

一転して、ヒレや鱗、エラ呼吸のできる魚の方が有利になります。

極端かもしれませんが、それと同じこと。

大切なのは、自分が置かれる『環境』なのです。

精神障害や発達障害を抱えていても、ある分野では他の人よりも圧倒的な知識や技術を持ち、それを生かして活躍している人もいます。

例えば、聴覚過敏でなかなか仕事に集中できなかった人が、ヘッドホンをつけることによって本来持っていた集中力を発揮できるようになり、仕事のスピードが驚異的に上がった。

大企業では『落ち着きがない』とダメ社員の烙印を押されていた人が、ベンチャー企業に転職したところ『発想力がある!』と高評価を受けた。

そんな風に、環境次第で大きく変わってくるんです。

つまり、自分の特性が生きる環境に身を置くことが大事ということです。

3)弱みを強みに変えていく思考法

それでは、特性によって弱みと思われることを強みに変えていく思考法についてお伝えしたいと思います😊

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弱みを強みに変えていく方法は3つあります。

①短所の裏返しを考える
②同じ立場の人の役に立つことを考える
③”ちょっと”上手く出来ることを活かす

-①短所の裏返しを考える

障害があって苦労した経験が多いと、どうしても弱みばかりに目が行ってしまい、なかなか強みを考えられないこともあると思います。

そんな時は、『視点』を変えてみて、弱みだと思っていることを強みとして生かせないかを考えてみて欲しい。

短所の裏返しの例を挙げるとすると、

✅気が弱い→優しい
✅騒がしい→明るい
✅騙されやすい→正直者
✅人の話を聞かない→自分の考えがしっかりしている

という感じです。

もちろん、弱みだと認識している部分は人それぞれ異なります。

だから、一つの特性や性格に対して多面的な見方をすることが大切です。

多面的な見方をするには、とにかく色んな人と関わってみて欲しい。

自分の視点だけでは、凝り固まってしまうから。

自分一人で悶々と考えるより、色んな人の色んな意見を聞いてみる方が早いです。

『自分ではここが弱みだと思っているんだけど、活かす方法ないかな?』
と周りの人にストレートに聞いてみるのも良いと思います。

ここで、障害からくる弱みを強みに変える例について見てみましょう。

<ADHDで多動性がある人の例>
ADHDのある人の中には、多動性が弱点だと言われる人も多いです。

仕事をする上で、職場で落ち着いていられないことは、一見弱みに見えます。

特に事務職など定型業務をこなす仕事をやっている方は本当に大変な思いをされていると思います。
同じ場所でじっと座って仕事しなければいけない環境で、ミスが許されない業務だからです。

しかし、逆にこれを活かせる環境があります。

例えば、『営業職』

営業職はコミュニケーション能力が大事と言われますが、実はそれと同じくらい大事な素質として『様々なことに挑戦できる』ことが挙げられます。

営業職の場合、自分から積極的にアクションを起こし、色んなところに出向く方が成果が出やすいです。

失敗を恐れずに、色んなことを試していく必要があります。じっとしているより、どんどん動いた方がいいのです。

ADHDの多動性を生かせば、営業職として活躍する道が開けるはずです。

<ASDで空気が読めない人の場合>
組織で働く上で『空気が読めない』ことは明らかに弱点に見えますね。

特に日本の組織においては、周りの空気を読めない=協調性がないという風にマイナスの評価をされやすいこともあるでしょう。

チームで連携して行うプロジェクトなどは、『空気が読めない』という特性に向かないと思います。

ですが、これも環境次第で異なってきます。

『自分のペースで進めていく』ことができる環境では強みを発揮できるということです。

自分のペースで何かを進めていく仕事というのは、エンジニアやライター、デザイナーなどの専門職、または起業家などが考えられます。

このように、周りの空気を読むことよりも実際の成果の方が求められる仕事や環境を選ぶことが大事なポイントになります。

-②同じ立場の人の役に立つことを考える

次の方法はこちら。

同じ立場の人の役に立つことを考える、です。

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あなたが何か困りごとを感じた時に、それをどうにか解決できないか考えると思います。

もし解決策が見つかったら、それを積極的に誰かに伝える(シェアする)ことを考えてみて欲しいと思います。

同じ困りごとを抱える人はあなた一人ではないのです。

日本の人口は約1億2,500万人。

もし0.1%でも共感してくれる人がいたら、10万人近くが共感してくれることになります。

1,000人から1人を探し出せ、と言われたら難しく感じるかもしれないけれど、日本の人口で考えたらできる気がしませんか?

そして、その共感してもらえる0.1%の人に、色んな情報を届けましょう。

情報だけではなくて、何かを作って商品やサービスとして提供するのも良いと思います。

障害のある人の気持ちは、同じ障害のある人が一番分かるはずです。

例えば、車椅子を使っていて『こんな困りごとがある』というのは、使ったことのある人にしか分からないことだと思います。

そして、もしその困りごとを解決できるなら、きっと新しいサービスになります。

実際に、障害のある人が、障害者の困りごとを解決する事業を行っている企業もあります。

その一つが、株式会社ミライロです。

この会社では、車椅子に乗っている方が代表取締役をされています。

ミライロが行っている事業は、高齢者、障害者などの多様な方を対象としたユニバーサルデザインのコンサルティング。

車椅子ユーザーだからこそわかる当事者の目線から、企業や教育機関、自治体などに、ユニバーサルデザインの企画、設計、クリエイティブ制作、研修などを提供しています。(▷詳細はこちら

こんな風に、同じ立場の誰かの役に立つことで、あなたの『弱み』を『強み』に変えられる可能性があるのです。

-③”ちょっと”上手く出来ることを活かす

障害のある人の中には、こんな経験をお持ちの人もいるのではないでしょうか?

『なんか、健常の人よりも少し上手くできることがある』

と思ったことが。

それこそがあなたの強みを活かせるポイント、ダイヤモンドの原石です。

ただ、この『少し』というのがやっかいで、少しだけ上手くできる、少しだけ飲み込みが早い、といったことになるので、見逃しやすいんです。

これくらい他の人にもできるんじゃないか…なんて思ってしまうかもしれません。

でも、そこにこそあなたの強みが隠されている

もし、人より少しだけ上手くいくことを見つけたら、それをどんどん極めていきましょう。

本当に小さなことでいいのです。

・文章を書く
・絵を描く

・釣りをする
・ゲームをする
・パソコンの操作
・機械の分解

など、そのことなら没頭できる、人に習ってないのに周りより『少し』上手くできた、『少し』上達が早かった、ということはありませんか?

努力でスキルや力を伸ばしていくことは大事ですが、やはりある程度の向き・不向きはあります。

その「自分に向いていること」を鍛えていくことで、あなたの強みにすることができるのです😊

4)まとめ:障害があるからこそ、活躍できる道を探そう

いかがでしたでしょうか?

障害があるからダメだ。。。と諦めるのではなく、障害があるからこそ、輝ける道を探してみることが大切です。

その道は、前述の3つの方法で見つけてみてくださいね😊

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それではまた!最後までお読みいただき、ありがとうございました👋✨

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