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自作キーボードの沼に足を踏み入れて不安が押し寄せている

怖いところに足を踏み入れてしまったので、自作キーボード作成前にどうしてこの沼に足を踏み入れてしまったのか言語化しておこうとおもいます。


HHKBを購入した理由

以前こちらの記事でもお話したように僕自身HHKBという最高級のキーボードをすでに持っています。この子を購入した理由としては、長く飽きの来ないずっと使い続けられるキーボードを買いたいと思っていたことからでした。
実際、キーボードというハードウェアはトラックポイントがつくことや配列が一部変わることはあれど、全く異なる機能が付与されて使い勝手が変わるということは基本的にはないものだと思っています。そう思うとキーボード沼にハマらない選択としても間違いないものだと今でも思っています。

HHKBといっしょに使っているポインティングデバイスはKensingtonのトラックボールで、個人的には壊れない限りこの組み合わせが1つのゴールだと思っていました。トラックボールだけ廃盤になっているので不安は若干あったんですけどね。


どうして自作キーボードを始めようと思ったのか

まず最近のPC作業の不満として感じていたのが、

  • キーボードとトラックボールの腕の移動が面倒であること

  • キーボードのみ使っていると肩が巻き肩になること

  • WindowsとMacの併用がしんどくなってきたこと

上記3つが特に気になっていました。それこそこういうnoteを書くときなどずっとキーボードだけ触っているときには腕の移動が面倒なんて思わないんですけど、タスク管理のときなんかは強く思ってしまいますね。
WindowsとMacの併用についてはどちらもメインデバイスであるために頭がこんがらがってきます。統一すればいいというのもありますけど、Macのバッテリー持ちとか使い勝手が好きなこと、Windowsは社用PCであるからどうしようもないですね。

そんな不満を抱えながら、とはいえこれを解消することができる製品を知らなかったので、打鍵感への満足感などほかのことで紛らわせていた感があります。こう思うと好きなものを使うっていうことは本当に重要なことなのかもしれません。

さて、直近2年位でガジェット好きの間で特に自作キーボードが流行っていたように思うんですけど、HHKBがあるからその沼には入らないぞということを決めていました(他にも怖いので音響関連の沼には入らないことを決めています)。なんですけど、トラックボール付きのキーボードの存在を知ってしまいました。


Keyball39を購入

Keyballは一言でいうととても不思議なキーボードです。まず、キーボードが左右で2つに分かれています。そしてキー数が39個、44個、61個と、1番多いキー数のものでも通常のキーボードに比べるとかなり少ないです(HHKBのUSで60キー)。そして購入の決め手でもありますが、キーボードにトラックボールの機能がついています。ということはマウス操作がすべてできるんですよね。ちなみに39キーを選んだ理由としてはキーマッピングを自由に行うことができることからキー数が十分であること。常に持ち運びたいので持ち運びを少しでも楽にしたかったこと。値段を少しでも抑えたかったことなどが理由です。

そしてこれまた特殊なことに購入方法などを調べてみると、自作か自作されたものを買うしか無いんですよね。こうなってくるとメンテナンス性と経験をとり、自作で作ったほうがいいんじゃないかということで自作することを決めました。特に通常有線になるので、もし今後無線化したいとなったときなどにも自分でわかるような状態にしておきたかったというのもあります。
ということで購入したのはいいんですけど、他に揃えるものがあまりにも多いんですよね。はんだごてなども買いましたよ。親切設計だったので、部品に関しては何を選ぶべきかはわかるようになっているのは本当にありがたかったです。

とはいえ、揃え始めると恐怖が襲ってきました。キースイッチなど打鍵感を快適にするためにHHKBのキースイッチを買おうなどと選んでいったら外装などを含めずに値段がとんでもないことになっています。


購入したもの

購入したものにはんだごてとはんだが入ってないんですけど、かなり使いにくい製品を購入してしまったので入れてないです。ひとつだけいうとすれば個人的には充電式のはんだごてはおすすめしないです。

キースイッチに関してはロープロファイル用のものを含めかなり高級なものを買ったと思います。Lofreeのものに関しては狙い撃ちするかのように5キーのみで販売されていたのもかなりありがたかったですね。
そしてHHKBのキースイッチに関しては意外と安いじゃんと思いそうなものですけど、これを40キー分買わなきゃいけないというお財布との相談です。自作キーボードって値段を上げようと思えばいくらでも上げれるんだなあと。


購入予定のもの

  • キーキャップ

  • 接続用Type-Cケーブル

  • 持ち運び用ケース

  • テンティング用の諸々

  • 無線化のためのマイコン等

  • 3Dプリンター…?

こうみるとやりたいと思っていることはまだまだありますね。
3Dプリンターに関しては全然買わない可能性のが高いですけど、性格的に外装のケースなど、そのうち自分で作りたくなってきそうだと思っています。

その他グリップ力を上げるものや自作するにあたって購入するものはまだ増えそうだと感じています。割とミニマリスト寄りの考えを持っているんですけど、満足するレベルまで作り終えたらこのあたりの作成にあたって余ったものってどうするのがいいんでしょうね。


最後に

結局今のところどれくらいの金額がかかっているのか計算してみるとざっと 4万円以上かかっています。HHKBと同じくらいで組み立てられないかなと思っていたので計算が甘かったとしか言えないです。
と思うとですよ、作り終わるまでにいくら掛かるんでしょうね。他の方のお話を漁っていると10万とかなんとか聞こえてくるんですけど、恐ろしいですね。

とはいえ、これができるようになるとこれまで持っていなかった知識を得ることができたり、作業しやすくなったりすることは間違いないと思います。また失敗したり、完成したり何らかのタイミングでご報告を上げたいと思っています。

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