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スマホとも一眼とも他のコンデジとも違うGRIIIの魅力【作例有り】

いろいろと悩んだ末にKodakを購入したというのに、GRまで購入してしまいました。久しぶりにGRを使ってみての感想と今後のカメラ編成についてもお話していけたらと思います。過去の記事は下記からどうぞ。
※今回の作例はすべて撮って出しです


RICHO GRIII はどんなカメラか

GRIII

GRIIIxを使っていたときにも思っていたことではありますが、「日常」を「思い出」として切り取ることが本当に上手なカメラだと思います。
感覚的な話にはなりますが、スマホは「記録」を、Kodak fz55は「記憶」を写すようなカメラだと感じていたので、またどちらとも違った印象を受けるものでした。言葉のニュアンスの違いとして「記憶」という言葉には、うっすら靄がかかったようなイメージを持っていただけたらなんとなくでも納得してもらえるかもしれません。

GRIII

夜など暗所のフォーカスに関してはIIIxと変わらず遅いですが、合わなくはないレベルでしょうか。

Nikon Zfと共生はできるのか

Nikon Zf / Nikkor Z 40mm f2

以前の記事でも何度か触れていますが、メイン機として現在はNikonのZfを使用しています。初めにGRではなくKodakを選んだ理由として、より使い分けがしやすいということも理由の一つとして挙げていたように思います。
実際にどちらも使用した身としてはKodakのほうがそのあたり明確に使い分けできると感じたものの、ZfとGRの写りの性格もかなり異なるので共生はできるんじゃないかと考えています。Zfの撮影体験の良さも異常で本当に気持ちよく撮影ができます。

GRIII

ただGRの写りはその軽量さからは考えられないほど綺麗なので、日常的に持ち歩き続けることでメインとサブの逆転が起きてしまうのではないかという気すらしてしまうのはネックかも知れません。

GRIIIxとどちらがおすすめか

GRIIIとGRIIIxの違いはおよそ画角だけで、それぞれ換算28mmと40mmというように異なっています。両方使った身だからこそ感じたこともあると思うので一応触れておきたいと思います。まず前提として僕が一番好きな画角が換算40mmです。いやもうそれ答えじゃんと思われてしまうかもしれないですけど、少し話を聞いて下さい。いまはGRIIIを使っています。

GRIIIx

まず、メイン機として写真を撮っていくんだという人にはGRIIIxのほうがおすすめです。理由として、28mmはスマホのメインカメラとほぼ同じ画角で眠たい画になりやすいというデメリットがあります。40mmは余計なものも映らず撮影しやすいです。

GRIII

一方でサブ機としてメインが別にある状態で使う場合はGRIIIのほうがおすすめです。メインと一緒に持っていったとしてもメイン機で広角レンズを使う必要があまりなくなります。具体的にはメインカメラに標準域の単焦点をつけていてもズームレンズかのように使い分けることができます。

スマホと同じような画角とはいえ、スマホとは全く異なる写りをしてくれることや、クロップしても破綻しないことを思うと、GRIIIのほうが使い勝手がいい瞬間というのが絶対あるので、そのあたりを考慮したうえで購入していただければと。

GRIII(50mm)

ただこれは用途の話なので、作例を見て気に入る方を購入してしまって良いと思います。

Kodakと最終的にどちらを選んだのか

あまりにもGRのデメリットを話していないのでそれが答えと言っているような気もしますが、両方とも使ってみて最終的に選ぶことにしたのはGRIIIでした。無論どちらもいいカメラだと思っています。

Kodak PIXPRO FZ55

理由として1番大きかったのが写真の失敗が少なかったことです。Kodakのfz55は手ブレも味として楽しむカメラだと思いますが、撮れていてほしかった瞬間に満足する写りで撮れていなかったりなど、難しく感じる瞬間が何度かありました。

GRIII

「気軽に持ち運ぶ」というニーズと、「スマホでは撮れないような写真を気軽に撮りたい」という両方のニーズはどちらのカメラも叶えてくれますが、それに加えて「気軽に失敗の少ない写真が撮れる」のはGRの魅力ですね。
一方で今回の記事用の写真を選んでいて、ファイルサイズが小さいKodakの作例がとにかく扱いやすくて、これはこれで大きなメリットだと感じました。人によって求めるものはやっぱり変わってくるものだなと。

最後に

最初のコンデジが欲しいという記事では10万円以上も安く購入することができるKodak最高というようなことを書いていましたが、逆に10万円以上も高いものを選んでしまったということで貯金が大変なことになってしまいました。物欲って怖いですね。
ひとまず、コンデジ探しの旅は一旦これにて終了です。想像より多くの方から反応をいただけて嬉しい限りでした。今後も定期的にカメラのお話や作例も挙げていきたいと思っていますので、また読みに来ていただけるとありがたいです。ではでは。


vlogの話も以前しました

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