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🔰30秒でできるClaude3.5 SonnetとArtifacts機能でプレゼン自動作成
GPT-4oとGemini1.5Proの話題で、しばらく影の薄かったClaudeも最新モデルが出てきました。
Claude3.5 Sonnetです。
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価格はClaude3 Sonnetそのままで、なんと性能はClaude3 Opusを超えてきました。
Claude 3.5 Sonnet は、大学院レベルの推論力 (GPQA)、学部レベルの知識 (MMLU)、コーディング能力 (HumanEval) の新たな業界ベンチマークを設定しました。ニュアンス、ユーモア、複雑な指示を理解する能力が著しく向上し、自然で親しみやすい口調で高品質のコンテンツを書く能力に優れています。
Claude 3.5 Sonnet は、Claude 3 Opus の 2 倍の速度で動作します。このパフォーマンスの向上とコスト効率の高い価格設定により、Claude 3.5 Sonnet は、状況に応じた顧客サポートや複数ステップのワークフローのオーケストレーションなどの複雑なタスクに最適です。
社内のエージェントコーディング評価では、Claude 3.5 Sonnet は問題の 64% を解決し、38% を解決した Claude 3 Opus を上回りました。この評価では、望ましい改善の自然言語による説明を与えられた場合に、バグを修正したりオープンソースのコードベースに機能を追加したりするモデルの能力をテストします。指示を受けて関連ツールが提供されると、Claude 3.5 Sonnet は高度な推論機能とトラブルシューティング機能を使用して、コードを独自に記述、編集、実行できます。コード変換を簡単に処理できるため、レガシーアプリケーションの更新やコードベースの移行に特に効果的です。
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Artifacts
Claude3.5 Sonnetと同時にArtifactsという機能も使えるようになりました。
プレゼンやWebサイトのデザインなどを作ってくれます。
OpenAIでいうところのCodeInterpreterみたいなものでしょうか?
作成過程が右側の専用ウィンドウに表示され、リアルタイムに作業を行っているワークスペースが出てきます。
まさに「チャット」から「共同作業」への進化ですね。
本日、Claude.ai のアーティファクトも導入します。これは、ユーザーが Claude とやり取りする方法を拡張する新機能です。ユーザーが Claude にコード スニペット、テキスト ドキュメント、Web サイト デザインなどのコンテンツを生成するように依頼すると、これらのアーティファクトが会話の横にある専用ウィンドウに表示されます。これにより、Claude の作成物をリアルタイムで表示、編集、構築できる動的なワークスペースが作成され、AI によって生成されたコンテンツがプロジェクトやワークフローにシームレスに統合されます。
このプレビュー機能は、Claude が会話型 AI から共同作業環境へと進化したことを示しています。これは、Claude.ai のより広範なビジョンの始まりに過ぎず、まもなくチームの共同作業をサポートするように拡張されます。近い将来、チーム、そして最終的には組織全体が、知識、ドキュメント、進行中の作業を 1 つの共有スペースに安全に一元管理できるようになり、Claude はオンデマンドのチームメイトとして機能します。
プレゼン作成方法
従来のチャットするレベルのプロンプトでそこそこ見栄えのいいプレゼンを作ってくれます。
GPT-4o、Claude3、Gemini1.5Proの3つの料金比較詳細をプレゼンしてください。
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左側の画面によく見るチャットの回答が表示されていきます。
右側にはリアルタイムでコード作成中の画面が表示されます。
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料金は「2024年6月時点」のものを用意してくれるようです。
最新情報も取得できるようですね。
しばらく待つと右側にプレゼン画面が表示されます。
以下、作成されたプレゼン資料です。
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おそらく、Claude3.5の事前学習のときはGPT-4oの情報が無かったのかもしれませんが、GPT-4の高い料金の情報を取得しているようです。
さすがにClaude3のOpusの情報は事前学習として持っているようです。
以上、単純なプロンプト1つでここまでプレゼンを作ってくれました。
Claude3.5 Sonnet + Artifactsの威力はすごいですね。
もう少しプロンプトを工夫すれば、より詳細でわかりやすいプレゼン資料作ってくれそうです。
何も考えないプロンプト1つでここまでできれば十分ではないでしょうか。
まとめ
Claude3.5 Sonnet、Artifacts機能を早速試してみました。
回数制限はありますが、Claude3.5 Sonnet、Artifacts機能は無料で使えます。
無料なので試しに使って見て役に立ちそうでしたら有償のPro版に移行するのもよいかもしれませんね。