えん桜の個人的『耳心地いい-1グランプリ2023』感想まとめ
2023年8月23日(水)放送の「耳心地いい-1グランプリ2023」について、私個人の目線で感想をまとめてみました。
※以下、ネタバレ注意
〇評価対象
・出演者(MC、審査員、スペシャルサポーター)
・ファイナリスト
・放送内容
〇評価ポイント
・面白度
スタジオで笑いを取れていたか
・目立ち度
生放送中にどれだけ目立っていたか
・スムーズ度
番組の進行を妨げることがなかったか
〇採点方法
・10点満点で「0.5」刻みで評価
・「5」を及第点とする
・出番が少なかった出演者は原則「5」とする
※評価は私の個人的感想です
※私個人の好みが評価に反映されることがあります
出演者
※敬称略
MC
川島明(麒麟)
田村真子(TBSアナウンサー)
審査員
おいでやす小田
くっきー!(野性爆弾)
坂本冬美
指原莉乃
柴田英嗣(アンタッチャブル)
伊達みきお(サンドウィッチマン)
錦鯉(長谷川雅紀・渡辺隆)
バカリズム
ヒャダイン
宮舘涼太&佐久間大介(Snow Man)
スペシャルサポーター
見取り図(盛山晋太郎・リリー)
ファイナリスト
※敬称略
①いちばんかわいい
②ザニーフランク
ZAZYとトニーフランクによるユニット
③ザ・マミィ
④三拍子
⑤シオマリアッチ
⑥BPM128
⑦メンバー
⑧ゆんぼだんぷ
⑨ラブレターズ
⑩連合稽古
あかつ、めっちゃ、カシューナッツ(ゆんぼだんぷ)、キンボシ(西田淳裕・有宗高志)によるユニット
グランプリ概要
応募資格
所属事務所の有無は問わず
芸歴の制限なし
即席ユニットでの出場可能
1人以上、舞台での生パフォーマンスに限る
ボーカロイドなどは不可
1組 何ネタでもエントリーOK
ネタ時間は3分以内
応募総数
815ネタ
優勝賞金
335万円
※耳心地(みみごこち)にかかっている
審査方法
審査基準は『とにかく耳心地の良いネタであること』
審査員はヘッドフォンを着用してネタを審査
審査員は1ネタずつ100点満点で採点
全組のネタ披露が終了した後、ランキング形式で順位を発表
披露されたネタ
1組目
メンバー
『スキャット』
2組目
シオマリアッチ
『No Woman No Cry』
3組目
ゆんぼだんぷ
『癒しの音色』
4組目
BPM128
『しゃべる仕事』
5組目
ザ・マミィ
『贈る言葉』
6組目
ラブレターズ
『バーコード決済』
7組目
ザニーフランク
『運命の人』
8組目
連合稽古
『SUMO音』
9組目
いちばんかわいい
『わんわんぱんぱんポメラニアン』
10組目
三拍子
『Truth』
結果
順位
ゆんぼだんぷ(978点)
賞金335万円 + 8月24日(木)のラヴィット!出演権を獲得
ラブレターズ(968点)
連合稽古(959点)
メンバー(952点)
BPM128(949点)
ザ・マミィ(948点)
三拍子(936点)
シオマリアッチ(931点)
ザニーフランク(913点)
いちばんかわいい(910点)
各審査員の採点
放送内容への感想
7.0
想像を遥かに超えるクオリティに仕上がっていて驚き。「ラヴィット!のOPで何気なく行われた企画を『ゴールデンの特番』として放送する」という初の試みだったこともあり、1組目の出番となるまで「一体どういう番組になるのか」とドキドキしたが、時間の経過を忘れるほど高レベルなネタが多く飛び出してよかった。特にトップバッターとして登場したメンバーが完璧なネタを披露してくれたのは最高だった。ラヴィット!ファンですら理解できない謎のネタが9組目あたりで飛び出していたが、気にしてはいけない。
「序盤に何度かノイズが紛れた点」や「結果発表で2位から先に発表した点」など、気になる部分はいくつかあったものの、全体的にはこれといって不満に思うシーンはなかった。しばしば「OPで盛り上がりすぎて本編が途中で終わる」という大失態を演じていることを考えれば時間内に終えただけでも素晴らしかったと思う。今回大会で得た反省を活かし、第2回は更にクオリティの高い大会にしていただきたいところ。
出演者への感想
MC
麒麟 川島明さん 6.0
ゴールデンでも相変わらずのMCっぷり。誰かがスベるたびにいじったりフォローしたりして盛り下げないようにしていたのはよかったと思う。
田村真子アナ 5.0
残念ながら目立つ機会はあまりなかったが、髪型や衣装が決まっていて可愛かった。
審査員
おいでやす小田さん 4.5
他の審査員が軒並み高評価をつけたファイナリストになぜか低い点数をつける逆張りっぷり。特にあいみょんの「裸の心」をネタにした連合稽古を89点としたのは理解できなかった。一体どういう評価基準で採点したのか疑問。おだみょん的に気に入らなかったということだろうか?
野性爆弾 くっきー!さん 5.0
序盤にメンバーのネタの感想を求められて以降、ほとんど話しかけられてなかった。
坂本冬美さん 5.5
ところどころ天然っぷりが垣間見える場面が見受けられていて面白かった。BPM128の大村ジーニアスさんが「おでこを擦りながら口でスクラッチ音を出す」というボケを披露した際に「おでこからスクラッチ音が出ている」と勘違いして驚愕するシーンは個人的にツボ。
指原莉乃さん 4.0
「耳心地いい-1グランプリ」の主旨を理解しないまま審査員として出演。トップバッターのメンバーに89点という低い採点をつけたのは謎だった。
アンタッチャブル 柴田英嗣さん 5.0
朝のラヴィット!出演が響いたのか、時折おスベりに。なんとも言えない。
サンドウィッチマン 伊達みきおさん 5.5
理解できないネタを披露したファイナリストに対してしっかり「分からない」と言い切るシーンは清々しくて面白かった。
錦鯉 長谷川雅紀さん 4.5
頑張ってかっこいいコメントを言おうとしてグダグダになっていたのが素人目戦でも明らか。
錦鯉 渡辺隆さん 5.0
当たり障りのないコメントに終始していた印象。
バカリズムさん 5.5
ネタの感想を求められた際に「耳心地いいかどうか」だけでなく「構成」や「滑舌」にも触れたり、時折ちょっとしたボケをかましたりするなど、審査員としてもお笑い芸人としても面白かったと思う。
ヒャダインさん 5.5口では散々に褒めておきながら容赦なく80点台をつける様子はとにかく怖かったが、豊富な知識に基づく採点やコメントは面白かった。
Snow Man 宮舘涼太さん 5.5
川島さんがサンドウィッチマンの伊達さんに感想を伺おうと「伊達さん」と呼びかけた際に「舘様」と言われたと勘違いして「はい」と返事するシーンは秀逸だった。
Snow Man 佐久間大介さん 5.0
宮舘さんと比べてコメントを求められる機会は少なかった気がする。ワイプの中で爆笑する姿が映っていたのは見ていて少し面白かった。
スペシャルサポーター
見取り図 盛山晋太郎さん 5.0
6組目が始まる直前を境に映らなくなっていた。そもそとなんのためのスペシャルサポーターなのか謎。
見取り図 リリーさん 5.0
6組目が始まる直前を境に映らなくなっていた。そもそとなんのためのスペシャルサポーターなのか謎。
ファイナリストへの感想
いちばんかわいい 5.0.
ラヴィット!視聴者しか理解できない内輪ネタを披露。約2ヵ月ぶりにテレビを終わらせていて面白かった。ネタはともかく、控え室で誰よりも盛り上がったり他のファイナリストのネタで笑ったりする姿は「日本でいちばん明るい賞レース」にふさわしかったと思う。
ザニーフランク 5.0
ほぼZAZYさんのネタだった。「耳心地がいいかどうか」という以前に理解が困難。
ザ・マミィ 6.0
個人的にはファイナリストの中で最も意外性のあるコンビだと思ったが、結果は6位入賞。どういう評価基準で採点されたのか分からない。もっと上位に食い込んでもよかったと思う。ネタ以外ではゴリゴリにスベっていて悲しかった。
三拍子 5.0
漫才はそこそこ面白かったが、「耳心地がよかったかどうか」についてはなんとも言えない。歌とツッコミが被るシーンが多く、イマイチ聞き取れなかった。
シオマリアッチ 5.0
平場でスベった時のいじられっぷりは面白かったが、音ネタがイマイチ盛り上がらなかったのが残念。
BPM128 6.0
個人的に最もツボだった。残念ながら5位ではあったが、上位陣のレベルが高かったので致し方ない気もする。
メンバー 6.5
特番の方向性や雰囲気が全く定まっていない中、トップバッターで登場して会場を盛り上げる姿に感無量。ネタ順が後半あたりであれば結果は変わっていたかもしれない。次回の登場に期待。ラヴィット!のロケ出演権はいつ行使されるのだろうか。
ゆんぼだんぷ 6.5
他のファイナリストがコントや漫才を繰り広げル中、シンプルに「耳心地のいい音」を響かせるだけで勝負。文句の付け所のない最高のパフォーマンスだった。ネタを説明する時の声も耳心地がよかった。
ラブレターズ 5.0
ワンダーペイの決済音が「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」でお馴染みのあの呼び声そっくりだった。面白かったといえば面白かったが、オリジナリティのあるネタかどうかは疑問。
連合稽古 5.5
あいみょんの「裸の心」を相撲風にアレンジするネタが秀逸でよかった。素晴らしい内容だっただけにオチが中途半端に終わってしまったのが残念。
その他
大塚明夫さん 6.0
耳心地のいい声でナレーションで最高だった。大自然のロジャーさんと一緒に耳心地いい-1グランプリにエントリーしてもよかったのでは。
おわりに
素晴らしい生演奏に感無量
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