「BJ」 好きな歌詞紹介3
手を振りいつもの人と別れ 静かな電車に揺られ
思い描いてた場所を遠く眺め走る
旅だった日から今日までふと振り返ればやけに 眩しいけどいつものことさ
白い息が街灯に溶けた 刹那に消えゆく感情にも似てた 少し可笑しくて
手にした物は少なくない のにいつもなんかが足りない
そうやって同じように一年前にも思っていたっけ
風に吹かれて僕ら どこに向かっているのかな
形のない思いを抱いて眠るよ
時間は絶えず僕らに逆らい でも時に僕らに従い
心だけただ置き去りにして行くようで
君に言えなかった言葉 ふいに胸の奥で眠たそうに絡まって消えた
永久の意味さえ曖昧な僕ら だからこそ今抱きしめていたい こんな気分だって
余計なスピードはいらない 唄うような速度で構わない
確かめていくんだ 僕という未来をこの足で
不似合いなストーリーを語らい 可能性にすがるのも違う
ドアを開けるさ ただ自分の手で
引き裂いた夢から溢れ出たのは そんな嘘だったろう(まだ掴めねど)
その傷のすべてが(Yes,多分) 優しさに変わる 告げよう
(There's nothing to be wrong for you) あの頃の僕に
素晴らしい今日よさよなら 独りそっと呟けば
かすかな光が ほら繰り返す夜の向こうに
風に吹かれて僕ら どこにだって行けるさ
形のない思いを明日に放つよ
(There's nothing to be wrong for me)
タイトル写真は、誰もが思いを馳せたであろう夕方。