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MAD MEDiCiNEライブレポ(R61019)

皆様こんばんは。

本日はMAD MEDiCiNEのライブレポです。
ツアータイトルは『Merry BAD END』。
Digital Mini Album「いちばん幸せな死に方」を引っ提げて東名阪で開催されたツアーの追加公演として10月19日に渋谷WOMB LIVEで開催。

それでは始まり。


1.セットリスト

アリス心中
狂躁シェイプシフター
東京ブラックアウト
愛執迷宮ドールハウス
人肉アントメル
ヒステリックトリック
MAD GAME
らぶぎみ
ときめきオーバードーズ
この身体の傷跡は、来世でも巡り逢うための目印。
MAD MEDiCiNE
完全犯罪※420

2.雑感

いきなりの「アリス心中」での有無を言わさぬ開幕からこの日の公演に対する期待が高まっていきます。WOMBはステージの上部に大型モニターが配置されていてPVやリリックMVが流れます。

この後はアップテンポの曲が続き私は勿論フロア全体のボルテージが徐々に上がっていくのを感じました。

そのボルテージは「愛執迷宮ドールハウス」のこれまでの曲とは違う曲調で一旦良い具合に中和されます。この曲は童話のような世界観でステージ上でのドール的なパフォーマンスは見入ってしまう魅力があります。

後半はひたすら上がるのみな展開。
MAD GAMEのラスサビ前の酸素さん→じゃむさんラインは何度聞いても良くて、ときめきODラストの酸素さんのロングトーンは本当にもうかっこ良すぎて…
MAD GAME→らぶぎみ→ときめきODの流れで腕パンパン声ガラガラです。

後半のMCではアリス心中のPVに出演したはなねん(一色花音さん)がゲストとして登場。ちょっとしたトークタイムだったのですが、酸素さんがさりげなくはなねんにマイクを渡していてやっぱり気遣いの人だなと勝手に感動していました。

アンコール前ラストは「この身体の傷跡は、来世でも巡り逢うための目印。」
この曲はマドメドの中でも特に好きな一曲だったのでいつまでも聞いていたかったです。モニターに映されたリリックMVもすごく良かったのでいつか公開されることを願っています。

この後アンコール待ちの時間が少し続いたのですがフロアのコールが本当に凄かったです。普段よりも若干待ちが長くその理由は後から判明するのですが、その間中ずっとアンコールの声が鳴り止まず、しかもずっと凄い声量。あの雰囲気のフロアに居合わせることができただけで幸せです。

少々の待ちの後再び照明が暗転すると聞き覚えのないイントロ。
新曲「MAD MEDiCiNE」まさにタイトル回収だと言える一曲。
『狂おしいほど、依存して』がそのまま具現化したようなリリックでそろそろ終わるのに抜け出せないなんて残酷だねって笑いたくなるそんな曲。
衣装もメルヘンからチェンジしていてこれまでを踏襲しつつラストビジュアルにふさわしい煌びやかさもあるものでした。

ラストは「完全犯罪※420」
渋谷WOMB LIVEでのラストと言えばこの曲なのでしょう。

『僕が君だけのMEDiCiNE』
『ok』

最高に狂気的で依存的なライブでした。

3.おわりに

マドメドは先日発表がありましたが来年1月7日に現体制終了となります。今の5人だからこそという気持ちがないと言えば嘘になりますけど、いつかはこういった時が来る事は常に頭の片隅にあって、それでもマドメドは…とか思ったりもしましたが、決まった事は何を言っても仕方ないですからその日まで追い続けるだけです。

残された時間を「もう」と思うか「まだ」と思うかは自分次第ですから、せっかくならその日まで「まだまだ」と思い続けて、その日の後のことも勝手に想像して、ずっと「まだまだまだ」と依存していればどこまでも幸せでいられるのかもしれません。

もくたんは「まだまだまだまだ」これからです。

それではまた。

まだ間に合いますよ。是非マドメドの世界へ。

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