見出し画像

初めての一人旅【フランス】

今日は少し遡って、フランスに行った時のお話をしようと思う🇫🇷

私の初めての一人旅はフランス。でも、よくあるフランスへの“キラキラした憧れ”で行く先を決めたのではない。ただ世界の国の一覧を見てなーんとなく決めた。私の旅はいつも気まぐれで、思い立ったらすぐに行く。だから、今回も決めた2週間後には飛び立っていた。もちろん事前にしっかりと旅行の計画を立てて行くのも楽しいと思うが、私の旅の形は“住むように旅する”ということ。

さっそくフランス行きの飛行機に乗り、まずはパリに行った。パリに着いて最初に思ったことは「人が優しい」ということ。パリでは、パリに住んでいる女の人の家の一部屋を借りて2週間過ごしたのだか、その家に向かうまでに9人に助けられた。地下鉄の階段でキャリーを運んでくれた人が6人、街中にある長い階段でもある男性が荷物を持ってくれたし、バスの切符の買い方だって女高生らしい人が教えてくれる。そのどれもが、私から声をかけたのではなく向こうから声をかけてきてくれた。しかもわずかな時間で9人!よほど困り果てた旅人に見えたのかもしれないが(そんなことはないつもりだが)日本でこのような光景を見たことも体験したこともない私にとってはびっくり。そして嬉しくもなった。
さて、毎日のスケジュールを立てていない分、時間がゆっくりと過ぎて行く。朝は同居人に見習って、近くのパン屋にバケットを買いに行き、その後はテキトーに散歩をして行き着いた場所を観光した。観光地に辿り着けばしっかり観光するし、公園にたどり着けば、地元の人に混ざって昼寝をしたりパンを食べたりした。

フランスに来て時間の使い方が変わった気がする。というのも日本にいる時は、家と学校とアルバイトの行き来で毎日が終わっていた。特に何かを考えることもなく、自分のために時間を使うわけでもない。しかしパリにいると、そうはしていられない。ベランダで音楽を聴く人や公園で読書をする人のように休日は各々のやり方でしっかりと休み、自分と向き合っている。そんな姿を見ていたら私もそうせざるを得なくなってきた。働き者が多い日本。それによって、私たちは快適な毎日を過ごすことができる(土日だってスーパーやっているのが当たり前だし)。しかし、それ故に自分を削り命を削る人もいる。バランスを取るのは難しいことなのかもしれないが、私は自分を大切に、自分の時間を大切に生活していきたいと強く思った。

公園のベンチでボーッと物思いに耽る
たどり着いたら観光✨

日本にいる時と変わらない穏やかな2週間を過ごし次の目的地に向かう。次は【リヨン】だ。最終目的地はビロムなのだが、少し距離があるのでリヨンにも寄っていくことにした。でも、旅はいつもハプニングと隣り合わせ。隣り合わせどころか私の場合は重なっているかもしれない。その話は次の回でしようと思う。次回、「フランス、リヨン編」

部屋の窓から🌇

いいなと思ったら応援しよう!

ふっとん
読んでいただきありがとうございます!! ♡だけでも押していただけると励みになります!